「Tokyoを食べられる森にしよう!」都市の暮らしと文化の再生を目指し、クラウドファンディングを開始
都市のリジェネラティブ(再生型)なライフスタイルを書籍とイベントを通じて全国の都市に広めたい! 株式会社トゥーヴァージンズは、 「Tokyo Urban
Farming(TUF)」とアーバンファーミングを通じたたくさんの仲間たちと共に、 都市のリジェネラティブ(再生型)なライフスタイルを書籍『Urban
Farming Life』とイベントを通じて全国に広めるためのクラウドファンディングをスタートしました!
「Tokyoを食べられる森にしよう!」持続可能な未来に向けて、都市の暮らしと文化を粋に再生する
* このプロジェクトについて
持続可能性が喫緊の課題である今、都市のリジェネラティブ(再生型)なライフスタイル「アーバンファーミング」を書籍『Urban Farming
Life』とイベント開催を通じて全国の都市に広めることを目指すプロジェクトです。
プロジェクト詳細:
https://motion-gallery.net/projects/urbanfarming
* なぜ今、アーバンファーミングか?
では今、世界中の都市で農の豊かさをシェアする文化として広がるアーバンファーミングは人や都市にどんな役割を果たしているのでしょうか?
1.人と自然をつなぎ、共創するコモンズ
“結局のところ人間は超社会的な学習機械であり、学び、結びつき、遊ぶように生まれているのだ。”
ルトガー・ブレグマン『希望の歴史』
日本でも現在、消費社会の陰で「孤独死」や「ひきこもり」が社会問題となる今、自然に触れることや居場所・コミュニティーの存在はウェルビーイングと深い関係をもつと言われています。そんな中でアーバンファーミングは、都市において人と自然をつなぎ、共創するためのコモンズ(共有地)として注目を集めています。社会活動家サティシュ・クマールが提唱する「3S」のように、アスファルトに覆われた都市で「土(Soil)」に触れることが、一人一人の「魂(Soul)」と「社会(Society)」を再生していくのです。
様々交流や実践教育の場として設立された「たもんじ交流農園」<墨田区>
様々交流や実践教育の場として設立された「たもんじ交流農園」<墨田区>
2.都市と環境を再生する粋なライフスタイル
年間の温室効果ガスの70%は、都市から排出されていると言われています。世界人口の約半分が都市に暮らす今、都市のライフスタイルを変えていくことが地球にとっても大きな意味をもっているのです。遊休地・屋上緑化による炭素吸収やヒートアイランド現象の軽減や自分で食べ物を育てる人が増え、地産地消が広がることによるCO2排出量の削減。そして意識変革の入口として、フードロス削減や菜食中心の生活へのシフト、ローカル文化の再生にもつながります。
市民農園に隣接した家族向けの賃貸シェアハウス「青豆ハウス」<練馬区>
市民農園に隣接した家族向けの賃貸シェアハウス「青豆ハウス」<練馬区>
* 書籍の詳細
『Urban Farming
Life』はアーバンファーミングを楽しむ6つのキーワードをもとに美しいビジュアルで東京23国内の12のケーススタディーと6人のキーパーソン、その底流にある本質的な思想や知恵などの寄稿、HOW
TO、アートをまとめて収録予定です。※書籍のタイトルは変更になる可能性があります。
【仕様】 B5変/オールカラー/240ページ
【予価】 3300円(税込)
【監修】 近藤ヒデノリ+Tokyo Urban Farming
【発売】 2023年5月予定
【出版社】 株式会社トゥーヴァージンズ
* 書籍の主な内容
【CASE】
東京23区の市民、行政、企業、教育機関など多様な協働による12のコミュニティファームを多数のビジュアルとデータとともに掲載予定です。
(掲載予定のファーム)388 farm ・The Edible Park OTEMACHI by grow ・シモキタ園藝部 ・たもんじ交流農園
・eLab・AGRIKO FARM・Edible kayabaen・武蔵野大学有明キャンパス・青豆ハウス・KYODO HOUSE・タマリバタケ・Shinjuku
Farm ・<都市と郊外の循環>クルックフィールズ ・小さな地球 など
【PEOPLE】
6人のキーパーソンへの取材からアーバンファーミングの魅力やその背景、可能性を紹介します。
・芹澤孝悦(PLANTIO CEO)
・小倉崇(Urban Farmers Club代表理事)
・野村友里(eatrip)
・フィル・キャッシュマン(パーマカルチャーデザイナー)
・たいら由以子(ローカルフードサイクリング株式会社 代表取締役)
・服部暁文(東日本旅客鉄道株式会社)
アーバンファーミングの思想やハウツー、アートまで
多数の寄稿者によるエッセイやハウツー、アートも交え、アーバンファーミングの背景にある思想、文化を紹介し、誰もが真似しやすいモデルになることを目指しています。
【ESSAY】
・「生命を再生するリジェネレーションとアーバンファーミング」鮎川詢裕子(一般社団法人ワンジェネレーション共同代表)
・「繋がり、ゆけ!古来種野菜!」高橋一也(warmer warmer)
・「土と微生物」宮沢佳恵(東京大学大学院 准教授)
・「フォレストガーデンー様々ないきものたちと共に作るガーデン」大村淳(Permaculture Design Lab)
・「江戸東京野菜の現状と未来について」大竹道茂
・「アーバンファーミングとウェルビーイング(仮)」明石修(武蔵野大学准教授)など
【HOW TO】
・「アーバンツールの選び方」「野菜生育カレンダー」久我愛
・「コミュニティファームのつくりかた」
・「乾燥野菜のつくりかた」谷山恭子
・「コンポストから始まる循環」
・「Micro Farmレシピ」こえさしくるみ など
【ART】
・「野菜和紙」川原隆邦(TODO)
・「野菜いけばな」小杉祐美子
・「あわいの旗」山本愛子
・「Shinjuku Farm Art」岩切章悟 など
* イベントの主な内容
目標金額を大きく上回った場合は、書籍『Urban Farming
Life』をきっかけに、アーバンファーミングを全国の都市の多くの人に広めていくために、各地のコミュニティファームや書店でトークやFarm to
Tableイベントを開催予定です。
都内では、書籍にも収録するEdible Kayabaen<茅場町>、Edible Park<大手町>、Agriko
Farm<桜新町>等で開催予定の他、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡、札幌等、日本各地の都市で実践者をゲストに迎えてアーバンファーミングにまつわるトークやFarm
to
Table、アート、映画上映イベント等、みなさまの応援によって、各地の資源やニーズに合わせて全国の都市に粋な農的ライフスタイルを広めていきたいと思っています。
※都内での出版記念イベントは実施が確定しているほか、秋には国際芸術祭「東京ビエンナーレ2023 リンケージ
つながりをつくる」にて書籍制作で出会った仲間たちや生産者、料理人、アーティスト等と共に農xアート体験「TOKYO ART FARM(仮)」も開催予定です。
* チーム「Tokyo Urban Farming」
・監修: 近藤ヒデノリ(Tokyo Urban Farming主宰)
・編集:浅見英治(トゥーヴァージンズ)
・アートディレクター : 宮崎 絵美子(Seisakujo)
・写真: 高田洋三(Sheep Photo)
・ライター:ミゲル「 soil.mag」、張江浩司
・プロデューサー:小野勝彦、小杉祐美子
・リサーチ:企画: Tokyo Urban Farming アンバサダー
藤井麗美、ミヤムラレイコ、富樫恵子、山口有里、久我愛、干場晃、阿部真生、小関昭彦他
【Tokyo Urban Farming】
【プロジェクト詳細はこちら】
https://motion-gallery.net/projects/urbanfarming
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