鳥取県の徳吉薬局、株式会社ブーリアンと動物病院の調剤業務受託の事業アライアンスを締結

獣医師、動物病院の業務負担を軽減し、動物医薬品の適正使用の更なる向上と迅速な配送を実現。 鳥取県内で調剤薬局を展開する徳吉薬局(鳥取市秋里、 代表取締役社長

徳吉 淳一)は動物病院専門のオンライン薬局である株式会社ブーリアン(東京都世田谷区南烏山、 代表取締役 細木

喜弘)と動物病院の調剤業務受託における事業アライアンスを締結しました。 このアライアンスにより、

中四国地方以西の動物たちへ医薬品をより早く届けることが可能となり、 より良い動物医療サービスの構築に貢献することができます。

現在、薬剤師法により、動物病院における薬の調剤業務は「獣医師」か「薬剤師」が行うことと定められていますが、実際には動物病院に「薬剤師」が在籍しているケースは非常に少なく、「獣医師」が動物病院で診察の合間に調剤を行っているのが現状です。

2020年4月、動物病院向け調剤薬局「12薬局(わんにゃんやっきょく)」では、動物病院より調剤業務の受託を開始し、飼い主のご自宅(日本全国対応)までお薬をお届けしています。

動物病院にとっては「獣医師」の業務負担の軽減に繋がるほか、医薬品の仕入れコスト・在庫ロスの削減、「薬剤師」雇用コストの削減、処方薬の選択の幅が広がることなどのメリットがあり、飼い主にとっては「薬剤師」が処方箋のチェックを行い、専門業務として適切な調剤・調合をするため、安心・安全な投薬治療、診察後にすぐ会計をして帰宅できる待ち時間の削減などのメリットを提供しています。

【 サービス内容 】

「12薬局」は動物病院の医薬分業モデルとして、自社開発した調剤業務委託システム「Vets Medicine Operation

(VMO)」により、獣医師からの「オンラインによる調剤指示(電子処方箋)」を受け、医薬品の分割・粉砕加工などの動物調剤から飼い主へのお薬の発送(日本全国対応)まで動物病院の調剤業務を一括受託しています。サービスの流れ

サービスの流れ

【 サービスの特徴 】

安心・安全な調剤サービス

12薬局は調剤薬局許可を受けており、「薬剤師」が調剤薬局品質で「動物用調剤」を行っています。飼い主に“安心・安全”をお届けするため「抗がん剤・免疫抑制剤」などの取扱い危険薬はとくに慎重に取扱い、薬剤師が「安全キャビネット内」で「防護服着用」のうえ調剤をおこなっています。

12薬局では個人情報管理についても、Pマークを所得しており、プライバシーマーク認定事業者として法律・条令および各種ガイドラインを遵守、個人情報保護に取り組んでいます。

徳吉薬局は現在、鳥取県内で保険薬局を9店舗展開しています。40 年以上にわたり地域密着の薬局として社会に貢献。「More Than A

Pharmacy(薬局以上の存在)」を企業理念に掲げ、病児保育室の運営やドローンによる医薬品配送の実証実験など地域社会の問題解決に繋がる事業や活動を展開しています。写真左から調剤・監査の様子、ドローンによる医薬品配送実験、病児保育室

写真左から調剤・監査の様子、ドローンによる医薬品配送実験、病児保育室

徳吉薬局では最新の調剤・監査機器を導入し、医薬品の適正管理を実施。

動物に投与する医薬品には動物専用のみならず、ヒトに用いる医薬品も使用されており、今回のアライアンスにより、徳吉薬局の豊富な調剤実績で動物に用いる医薬品の適正使用の更なる向上に貢献します。また地域密着のネットワークを生かし、鳥取エリアでの当日配送の実現やこれまで最短でも中1日を要していた中国・四国・九州地方への配送期間を短縮し、迅速に動物医薬品を提供することが可能となります。動物用医薬品の管理にも最適な全自動錠剤払出機を徳吉薬局2店舗に導入済み

動物用医薬品の管理にも最適な全自動錠剤払出機を徳吉薬局2店舗に導入済み

会社概要

【有限会社徳吉薬局】

代表者:代表取締役 徳吉 淳一

資本金:400万円

設立:1979年3月

所在地:鳥取県鳥取市秋里738-1

事業内容:調剤薬局事業、病児保育事業、居宅介護支援事業、健康サポート事業

URL:

https://www.tokuyoshi-pharmacy.jp/

【株式会社ブーリアン】

代表者:代表取締役 細木 喜弘

資本金:2億3400万円

設立:2019年1月

所在地(薬局):

・関東本局:東京都世田谷区南烏山6-33-36

・関西支局:大阪府大阪市北区菅原町2-14

事業内容:動物用調剤薬局の運営、ペットフード企画・製造・販売

資格:Pマーク 第22000385号

URL:

https://boolean.co.jp/