護職員処遇改善評価料の届出状況速報値

2023年2月25日

全国の届出医療機関2,534件ミーカンパニー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：前田健太郎以下「当社」）は、保険医療機関の様々な情報を収集し、

高いクレンジング技術でデータベース化しています。 2022年10月より新設された「看護職員処遇改善評価料」について、

届出状況を調査しました（2023年1月調査時点石濱）ホワイトペーパーDLサイト

◆SCUEL DATA REPORT Vol.28 ～「看護職員処遇改善評価料の届出状況」

■看護職員処遇改善評価料（看処遇）の届出

* 2022年10月より新設された「看護職員処遇改善評価料」（看処遇）は、地域でコロナ医療等を担う医療機関を対象に、看護職員の処遇改善のため2022年10月に新設された評価料です。2023年1月時点の届出状況を調査したところ、全国の届出医療機関は2,534件でした。

* 救急医療を担うDPC（DPC/PDPS）医療機関でみると、届出のあった医療機関は1,597件で、大学病院群が77件、DPC特定病院群が172件、DPC標準病院群が1,348件でした。

* 大学病院群で1月時点で届出のなかったのは、札幌医科大学附属病院、防衛医科大学校病院、昭和大学病院、日本大学医学部附属板橋病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院の5件でした。

■看処遇：エリア別届出医療機関数 0～44件と地域差

DPC/PDPS医療機関の届出状況を地域別にみると、届出数が多い二次医療圏は大阪市44件、少ない二次医療圏は北空知（北海道）、萩（山口）、西諸（宮崎）等の地域で0件でした。

◆より詳しく

DPC以外の病院も含めた二次医療圏ごとの届出件数や詳細は

ホワイトペーパーでご確認いただけます。

■ホワイトペーパーDLサイト

SCUEL DATA REPORT Vol.28 ～「看護職員処遇改善評価料の届出状況」

SCUEL DATA REPORT　Vol.28　看護職員処遇改善評価料

■看処遇：今後への期待

看処遇の評価料の新設は、確実に看護職員の賃上げにつなげることが基本命題であるため、今後は実際にどれほどの賃金引き上げにつながったかの検証が求められるほか（2022年7月27日

中央社会保険医療協議会総会

第525回議事録より引用）、日本看護協会は、救急医療を担う医療機関以外も含めた全ての看護職員の処遇改善への要望を出すなど、より公平性が実現できる形での継続・拡大が期待されます。

■看処遇とは

看処遇の届出対象となる医療機関は、救急搬送件数が年間200件以上、救命救急センター等を設置する医療機関です。看護職員数や延べ入院患者数等で算出した値に基づき、1点～340点の区分で算定できます。

■ データで捉える

弊社は、看護職員等の処遇改善の今後の届出状況の他、厚生局等の公開情報を収集し精緻にデータ化し、様々な企業様の「知りたい」のご希望にお応えしていきます。

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【調査概要】

調査時点：2023年1月13日

調査対象：看護職員処遇改善評価料の届出医療機関

調査方法：各地方厚生局へ 47都道府県ごとの開示請求

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