添加のスキンケア製品による長期間使用が目の周りのシワや毛穴の目立ちに関与することを確認
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株式会社ファンケルは、独自の安全性基準(FSS)に基づき、防腐剤や殺菌剤など肌に負担をかける可能性がある成分を使用せず、さまざまな安全性評価により厳選された成分のみを使用した無添加のスキンケア製品を開発しています。また、肌が不調な時にも使えることを配慮した各種の使用試験も行っています。
これまでに、無添加のスキンケア製品を1年以上使用すると、シワが目立ち始める40代では、シワが目立たないことを目尻のレプリカ測定において実証してきました(*)。
今回、無添加のスキンケア製品と、一般的なスキンケア製品をそれぞれ同期間で使用した人の「目の周りのシワ状態」と「頬部の毛穴の目立ち」について、レプリカではなく実際の肌で測定を行いました。その結果、無添加のスキンケア製品を長期間使用していた人は、使用していない人に比べて「目の周りのシワ」や「毛穴が目立たなく、肌状態が良い」ことが分かりましたのでお知らせします。
この結果より、無添加のスキンケア製品を継続的に使用することで、若々しい肌を保つことにつながることが期待できます。
*2022年6月10日配信「スキンケア製品の長期使用における肌の影響を検証」
https://www.fancl.jp/news/pdf/20220610_sukinkeaseihinnochoukishiyouniokeruhadanoeikyou.pdf
<研究方法・結果>
今回の測定では、30歳から59歳の女性を対象として、肌の負担となる成分が配合されていない無添加のスキンケア製品を5年以上使用している 55 人(以下、「無配合
製品使用群」と表記)と、一般的なスキンケア製品を使用している 35人(以下、「配合製品使用群」
と表記)について測定をしました。測定は洗顔後、恒温恒湿室(23℃、湿度50%環境下)で10分間安静にしたのち、全顔撮影装置※1により顔面撮影を行い、「頬部の毛穴の目立ち(毛穴スコア※2)」と「目の周りのシワ(シワスコア※3)」について画像解析し、評価を行いました。
その結果、「無配合製品使用群」は「配合製品使用群」
と比較し、毛穴スコアとシワスコアの両スコアとも有意に低く、毛穴の目立ちや目の周りのシワが少ないことが確認されました(図1、図2参照)。
さらに、対象者の全顔撮影による結果と前回(*)および今回の測定結果から、無添加のスキンケア製品を早期から継続的に使用すると、シワやキメ、毛穴の目立ちを低減していつまでも若々しい肌を保つことにつながることへの期待が考えられます(図3参照)。[]
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<今後の展開>
肌に負担の可能性がある成分を配合しない無添加のスキンケア製品を長く使うことで、毛穴目立ちの抑制や、シワなど肌の老化を防ぐ可能性を見いだすことができました。これは、防腐剤など肌に負担となる可能性のある成分は、微細なストレスとなり将来の肌状態に違いを生み出すと考えられます。
当社では、これからも引き続き、肌への負担を少しでも減らすことで、肌の状態を向上させるスキンケア製品の開発研究を進めてまいります。
【用語説明】
※1 全顔撮影装置
左右、正面の顔面を撮影し、「シミ」「シワ」「毛穴」「色ムラ」「ポルフィリン」「隠れジミ」「メラニン」「ヘモグロビン」などのさまざまな要素を解析することが可能な装置。
※2 毛穴スコア
全顔撮影画像より毛穴を抽出してスコア化した数値。
※3 シワスコア
全顔撮影画像より目周囲のシワを抽出してスコア化した数値。
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