ジェラート発祥の地・フィレンツェが誇る伝統の味ジェラートショップ「Badiani（バディアーニ）」日本初上陸

2023年6月9日

ユーハイム神戸元町本店内に2023年7月1日オープン株式会社ユーハイム（本社：神戸市中央区港島中町7-7-4 代表取締役社長河本英雄

以下、ユーハイム）は、イタリア・フィレンツェの老舗ジェラートショップ「Badiani（バディアーニ）」とライセンス契約を結び、Badiani日本第1号店を2023年7月1日にユーハイム神戸元町本店へショップインショップとしてオープンします。

Badianiは、現在フィレンツェの店舗に加え、イギリスに12店舗、スペインに2店舗を展開しており、これからさらに拡大していく予定です。ジェラート発祥の地であるフィレンツェには数多くのジェラテリアがありますが、その中でもBadianiは数々の受賞歴を持ち、1932年からの伝統と新しさを兼ね備えたブランドです。

更なる発展を遂げるBadianiがアジアで最初の出店先として選んだ日本で、本場で愛される本物のジェラートを提供します。 []

* 16世紀から続くメディチ家も愛したフィレンツェ発祥冷菓“ジェラート”

【芸術が発展したルネサンス期にメディチ家が目をかけた芸術家”ベルナルド・ブオンタレンティ“】

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レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとした多彩な才能をもった人々が活躍し、芸術が広く発展を遂げたのがルネサンス期（14世紀-16世紀）です。

16世紀にメディチ家が目をかけ支援をしていたのがベルナルド・ブオンタレンティであり、彼の本名は別にあるとされていますが、建築や彫刻、美術品など多岐にわたる才能をもっていたことから、敬意を表して「ブオンタレンティ」と呼ばれました。

スペルはBuontalentiであり、「Buon」とても・非常に「talenti」才能のある人・才能といった意味が込められています。

彼が発明したものの一つにジェラート製造機があります。

ベルナルド・ブオンタレンティの発明以前にも、現在のシャーベットのような、氷とはちみつといった材料から作られる氷菓は存在しました。

ミルクや砂糖を含んでしまうと、氷によって下げられる温度よりもさらに低い温度でしか固められず、当時は作ることができませんでした。

しかし彼が発明した木桶に氷と塩を使用して氷点下に下げるというアイデアによって、はじめてクリーミーでなめらかなデザートが実現したとされています。

【フィレンツェで生まれた最古のジェラート】

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イタリアで栄えたメディチ家はスペイン国王代表団への歓迎パーティーを主催し、その中でこれまでにない贅沢な催しを計画するよう、ベルナルド・ブオンタレンティへ依頼しました。

彼は当時とても貴重とされていた砂糖を使用し、クリーミーで冷たいデザートを振舞いました。

このデザートはスペインの代表団を感動させ、スペイン国王が常に食べられるように多くのシェフを雇おうとしたほどに熱狂しました。

この冷たいデザートこそがジェラートの原型とされています。

ジェラートはのちにフランスへ嫁ぎ、王妃となったカトリーヌ・ド・メディチからも、王族や外交官といったゲストに必ず振舞われました。

ゲストには自国へレシピを持って帰らせたため、瞬く間にヨーロッパ中へ広がることとなりました。

【時代をさかのぼって復活した伝統の味“Buontalenti（ブォンタレンティ）”】

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ジェラートを生み出した約400年後の1960年代、フィレンツェで開催されたコンテスト※1にて、Badianiは“16世紀のイタリアで初めて作られたジェラートのレシピ”に基づくシンプルなミルクジェラートを出品しました。

数ある作品の中でもBadianiが作ったミルクジェラートは、芸術と美食の都フィレンツェの人々を魅了し、とても高い評価を受けました。

Badianiが作った作品は彼にちなんで「Buontalenti（ブォンタレンティ）」と名づけられ、歴史と伝統を重んじるフィレンツェで人々から愛されるジェラートになりました。

材料は当時に近づけるため、クリーム・牛乳・砂糖・卵といったとてもシンプルな材料で構成されており、一度食べると虜になる濃厚でクリーミーな味は、今なおフィレンツェをはじめとする多くの人々から愛され、どのショップでも1番の人気を誇っています。

※1

ジェラートの生みの親としても知られる芸術家、ベルナルド・ブオンタレンティの偉大な功績に敬意を表したコンテスト。フィレンツェ市内のすべての職人が招待されました。ベルナルド・ブオンタレンティから影響を受けた製品であることが出品の条件だったとされています。

* ジェラート界のレジェンドフレーバー「Buontalenti」

その伝統を受け継ぐ現代の巨匠Paolo Pomposi（パオロ・ポムポシ）氏

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ベルナルド・ブオンタレンティの伝統を引き継ぎ、Badiani

のマエストロとして現在活躍しています。16世紀につくられたジェラートの原型に最も近いとされるBuontalentiの製造へも専門的に携わり、Badianiで扱うすべてのレシピを監修しています。世界中の人々にルネサンス時代からのレシピに基づいた、まるでタイムトラベルのような体験を提供するべく、日々研究を続けています。どんな場所でも同じクオリティのジェラートを提供するべくして考えられたレシピは、彼のこだわりが詰まった特別なジェラートを作りあげます。

彼はBadianiにおいて、常に「高品質」と「サステナビリティ」の理念をもち、歴史あるブランドの職人によって守られてきたジェラートのおいしさを通じて、すべての世代のお客様に喜びを届けることを目指しています。

【Badianiを代表するBuontalentiシリーズ】

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Buontalenti

(ブォンタレンティ)

1度食べると口いっぱいに広がる、濃厚でクリーミーな味が特徴。

限られた材料を使用した、シンプルでごまかしのきかない伝統の味は、ジェラートを食べなれたフィレンツェの人々さえも必ず頼むフレーバーであるほど人気です。

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BuontalentiDolceVita

(ブォンタレンティドルチェヴィータ)

伝統の味Buontalentiに、ココアとヘーゼルナッツを使用したPaolo Pomposiオリジナルソースを3層加えたフレーバー。

2015年に開催されたジェラートフェスティバルにおいて、最優秀賞を受賞しています。歴史あるBuontalentiを使用し、コンテストのためにアレンジしたオーナーシェフ考案の逸品です。

* 人々を虜にするフィレンツェの老舗ジェラートショップ Badiani（バディアーニ）

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【フィレンツェの地元民が足繁く通う名店】

イタリア・フィレンツェの中心地に、1932年の夏、Badiani第1号店はオープンしました。ジェラート発祥の地であるフィレンツェには数多くのジェラートショップがあり、Badianiもその中のひとつです。

そんな中Badianiを一躍有名にさせたのは、Buontalentiの存在でした。余計なものを使用しないシンプルなジェラートは、歴史ある味を再現したことでフィレンツェをはじめとした多くの人々を虜にしています。フィレンツェの中心地からわずかに離れているものの、Buontalentiを求めて多くの方が来店します。1993年にPomposi家がビジネスを引き継ぎ、以降規模を拡大させながらグローバルブランドを目指して更なる躍進を遂げ続けています。

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【ロンドナーにも大人気！初出店から10年未満で瞬く間に拡大】

2015年には伝統のイタリアンジェラートを携えて、イギリス・ロンドンへ初出店を果たしました。伝統と新しさを兼ね備えたBadianiのイタリアンジェラートはイギリスでも認められ、瞬く間にロンドンだけで9店舗、イギリス全土で12店舗と広がりを見せています。今後も更なる出店を予定しており、人気は衰えることがありません。

イギリスにもジェラートショップは数多く存在しますが、16世紀の味を再現するジェラートショップはBadianiだけです。

【イタリア伝統のジェラートがついに日本へ！第1号店は神戸・ユーハイム元町本店内】

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日本第1号店はユーハイム神戸元町本店内に登場します。Badianiが誇るこだわりのジェラートの中から、厳選した16フレーバーを用意し、おすすめフレーバーのBuontalentiシリーズ2種と、シーズンごとに変わる14フレーバーをお楽しみいただけます。Badiani

に訪れる人は必ずBuontalentiをいれた組み合わせで注文しており、Buontalentiだけで全体の50%以上の注文数を占めています。

おすすめフレーバー2種は、古くから愛されるシンプルな「Buontalenti」とBuontalentiにアレンジを加えた「BuontalentiDolceVita（ブォンタレンティドルチェヴィータ）」の2種です。

中でもおすすめしたいのは、やはりフィレンツェの伝統を表現したBuontalentiです。

濃厚かつなめらかなミルクジェラートは、食べたとたんに口いっぱいに幸せが広がるため、必ず1度は食べてもらいたい逸品です。

●ジェラートとは●

ジェラートはイタリア・フィレンツェ発祥のアイスクリームの一種で、その中でも乳脂肪分が少ないです。

イタリアのジェラートは一般的に乳脂肪5％前後、ソルベは乳脂肪及びその他油脂を含まないものを指し、総称してジェラートと呼びます。

ジェラートは一般的なアイスクリームよりも空気の含有量が多く、よりなめらかで口の中でとろけるような舌ざわりが特徴です。