一般社団法人くるむ【小さく生まれた赤ちゃんの肌着】自治体への寄付をスタート
2023年6月5日、青森県三戸郡五戸町へのくるむの肌着と内野株式会社様のおくるみをセットにしてお届けしました。くるむとして自治体への寄付は初の試みとなります。 []
一般社団法人くるむ(本社:宮城県仙台市青葉区、代表理事:佐藤里麻、以下「くるむ」)は、「すべての赤ちゃんが祝福と応援に”くるまれる”社会」の実現を目指し、現在は低出生体重児(2,500グラム未満で生まれた赤ちゃん)を取り巻く社会課題の解決に取り組んでいます。
今まで「くるむの小さな応援団」として、全国の新生児集中治療室(NICU)へ低出生体重児向けの肌着を400枚ほど寄付してきましたが、2023年6月5日に青森県三戸郡五戸町への寄付をお届けしました。くるむとして自治体への寄付は初の試みとなります。
* 低出生体重児向けの肌着の寄付の背景
低出生体重児が虐待を受けるリスクは、通常児の4~6倍
赤ちゃんが低出生体重児として生まれると、被虐待児となるリスク、つまり赤ちゃんが退院後に虐待を受けてしまうリスクが通常児の4~6倍になるという研究結果があります。また、低出生体重児の母親が産後鬱を発症する確率も通常より高くなるとも言われています。
私たちはその原因の一つに、入院中の赤ちゃんと母親との愛情を育む機会が極端に少ないことがあるのではないかと考えました。
そこで低出生体重児の肌着をギフトとしてお母さんに届け、赤ちゃんにその肌着を着せることで愛着形成のきっかけをつくりたいと考えました。
見ているだけの「面会」を「子育て」に変え、赤ちゃんへの愛情を自然に育んでもらいたいのです。
* 自治体窓口からお母さんへ、くるむの肌着を届ける仕組み
今までは全国のNICUへくるむの肌着の寄付することで、NICUの看護師さんからお母さんへ肌着をお渡ししていましたが、病院によってはNICUへの肌着の持ち込みができないなど、すべてのNICUへ寄付を届けるには課題がありました。
そこでお母さんが低体重児出生届(*1)を自治体窓口へ提出するタイミングで、くるむの肌着を自治体からお母さんへ渡してほしいと考えました。
全ての低出生体重児のお母さんへ、くるむの肌着を届けるための新たな取り組みとなります。
[]
*1:出生体重が2,500g未満の場合には、母子保健法により、「低体重児出生届」の提出が義務付けられています。
* くるむの小さな応援団とは
くるむの小さな応援団は、月額500円から参加できる月額課金型のクラウドファンディングです。
くるむの小さな応援団からの支援金をもとに、全国のNICUへ低出生体重児向けの肌着の寄付を行っています。
[]
▶くるむの小さな応援団【社会問題と向き合う人のクラウドファンでイングGoodMorning】
https://community.camp-fire.jp/projects/view/369777
* 一般社団法人くるむについて
一般社団法人くるむは、仙台市起業家支援プログラム「Social Impact
Acceleratorプログラム」の継続的な支援のもと、2019年に設立いたしました。
詳細やご不明な点は、以下のコーポレートサイト「Contact」よりお気軽にお問合せください。
コーポレートサイトURL:
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません