仏観光PRイベントにて、フランスを代表するコンテチーズをアピール
コンテチーズ生産者協会(CIGC:フランス、ポリニー市)は、去る5月31日、フランス観光開発機構が開催した記者発表会およびPRイベントにて、フランスを代表する熟成ハードチーズ、「コンテ」をアピールしました。
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これは「ヴァレ・ド・ラ・ガストロノミー(美食の渓谷)」と題された新たな広域観光ルートをPRするための会で、コンテチーズも指定域内で体験できる食の観光素材のひとつとして登録されています。
コンテは、作られた季節や熟成期間などによって、ナッツのような香ばしさや深い旨味、柑橘系のフルーティーさなど、複雑で限りなく豊かな風味を持つのが特長です。その多様性を来場者に体感していただくため、8か月以上、12か月以上、18か月以上熟成の3種類の異なる風味を持つコンテのテイスティングを提供しました。
若いコンテはミルキー感が感じられますが、熟成するにつれ凝縮され、ナッツや茸など複雑なアロマが出てきます。さらにタンパク質がアミノ酸に分解され、深い旨味やアミノ酸の結晶を感じるようになります。また牛が放牧されフレッシュな草花を食べている夏に作られたコンテはカロテンの影響で黄色みがかり、華やかな風味で餌が干草の冬の間に作られたコンテは、白っぽく穏やかな風味になる傾向があります。このようなコンテの特徴でもある色や風味の多様性を、実際に多くの来場者に紹介し、その違いを楽しんでもらう良い機会となりました。
コンテチーズ生産者協会は、より多くの日本の皆さんにコンテの美味しさを知っていただくため、今後も様々な活動を行っていきます。
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「コンテ」は、フランス東部のジュラ山脈一帯で、1,000年の伝統を守りながら職人が丹精をこめて作っている熟成ハードチーズ。添加物を一切使わないナチュラルな味わいと豊かな風味が魅力で、フランス産AOP(原産地呼称保護)チーズの中で最大の生産量を誇ります。2022年の生産量は約72,477トン。フランスでは朝食からおやつ、料理やワインのおつまみにと、子供から大人まで広く親しまれており、日本でもチーズ愛好家の間で大変人気があります。
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