おにぎり”に関する調査
購入単価は3年前より上昇! 8割の人が「専門店で購入してみたい」
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎)は、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として定期的に情報を発信しています。今回は「おにぎり」について調査しました。詳細は以下の通りです。
【調査結果ポイント】
・おにぎりが好きな人は約9割。好きな具は「鮭」「明太子」「ツナマヨ」がTOP3。
・食べる頻度は「週1~2回」が24%で、次いで「月2~3回」が20%。
・食べるシーンは「昼食」が7割、「朝食」が3割。
・購入場所は全体では「コンビニ」が6割でトップ、女性は「自作」がトップとなる。
・おにぎり専門店で購入してみたい人(「購入してみたい」+「やや購入してみたい」)は8割。
・専門店で購入してみたい理由は「米が美味しい」「具材が美味しい」「具材の豊富さ」がTOP3。
・購入単価は、3年前は「~120円」が最多だったのに対し現在は「~150円」が最多。また「~200円」も9%→24%へと伸長。
・購入理由は「価格が手頃、安価」がトップで、次いで「ワンハンドで食べやすい」。
【調査概要】
■調査期間:2023年6月9日(金)~11日(日)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~60代のぐるなび会員1,000名
「おにぎり」の価値に変化あり?専門店への興味も高めの傾向(株)ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子 []
(株)ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子
外出時の外出時の軽食として便利な「おにぎり」。最近では「専門店」としてこだわりの「おにぎり」を提供する飲食店も話題となっています。今回の調査では
約9割がおにぎり好きという結果に。また食べる頻度も週1回以上が約4割。
現時点では、よく食べるおにぎりはコンビニ・手作り(自分または家族)・スーパーが主流のようですが、「おにぎり専門店」での購入意向を尋ねると8割
もの人が興味を持つ結果に。 今後、お米や具材の美味しさ、バリエーションの豊かさなど、新たな魅力を求めて専門店を訪れる人も増えるのかもしれません。
おにぎりの購入理由を見ると「価格が手頃、安価」との回答が5割強で最多でしたが、購入金額を3年前と比べると価格の上昇が見られました。総務省統計局
小売物価統計調査によると鮭おにぎりの小売価格は3年前の2020年4月で118円、2023年4月で128円。(「おにぎり(鮭入り・並)」の都市別小売価格から平均値を算出)その値上げ幅が10円であることを考えると、今回の調査に見られるおにぎり購入価格の上昇は
物価高による値上げの影響だけでなく、高級具材や特別なお米を使った高級おにぎりの登場、専門店の登場などの選択肢の広がりも理由として考えられます。
質を高めることで新たな魅力を増している「おにぎり」、外出機会が増えていくことで、さらに人気も高まっていきそうです。
[]
[]
[]
[]
[]
[]
[]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません