中田食品、紀州産「完熟」南高梅の自社漬け込みが最盛期を迎えました！
中田食品株式会社(本社：和歌山県田辺市、代表取締役社長：中田吉昭、以下
中田食品)は、6月12日から始められた梅の優良品種「南高梅(なんこううめ)」の完熟梅の漬け込み作業が最盛期を迎えています。 []
* 産地でしか取り扱えない完熟梅の収穫方法
この地方の収穫方法としては“拾い梅”といって樹の下に青いネットを敷き、完熟して自然落下した梅を受け止めそれを拾い集めるのが一般的。
収穫が天候に左右され手間暇がかかる収穫方法ですが、黄色く色づき柔らかい果肉がたっぷり詰まった完熟梅の香りと、梅干しに仕上がる際の品質はこの収穫方法ならでは。
またよく熟れた梅は柔らかく潰れやすいため輸送が困難なので、産地の中心でしか取り扱えない原料で、たっぷりの塩とともにその日のうちに梅干しに漬け込まれる作業はこの地方の風物詩です。
* 一次加工へ進出する中田食品
これまで梅干しの漬け込みは各生産農家で行われていましたが、近年、産地の生産者の高齢化や後継者不足により農業従事者の負担が重くなりつつありました。
その負担を軽減するために当社も15年前から自社工場にて原料梅を調達し、漬け込み作業の一端を担う取り組みも行っています。
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* 漬け込み作業における中田食品の新しい取り組み
従来の漬け込み作業においては、収穫が最盛期を迎えると人手が足りず、作業が長時間に及ぶことに加え、体力が必要とされてきました。
中田食品では生産効率と労働環境改善の為、施設の新設、漬け込み管理アプリの独自開発やIoT機器を利用した漬け込み作業の省力化を行い、効率化・DXの推進を図っています。
さらに今年はワーケーションの人材の活用といった取り組みにもチャレンジし、働きやすい環境と地域の魅力も発信し、人材確保に努めています。
自社での漬け込み作業は7月初旬までを予定しており、現地取材のアテンドや生産農家様の紹介、取材の受け入れも随時行っています。
* 会社概要
商号 ： 中田食品株式会社 (英文名)NAKATA FOODS CO.,LTD.
代表者名 ： 代表取締役社長 中田吉昭
所在地 ： 〒646-0292 和歌山県田辺市下三栖1475
創業 ： 明治30年（1897年）
資本金 ： 9,000万円（昭和37年設立）
事業内容 ： 梅干し・梅酒・梅加工食品の製造・販売
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* 商品に関するお問い合わせ先
中田食品株式会社 TEL: 0120-38-4830（お客様相談室）