感染症専用の隔離室「簡易陰圧装置ブース(組立て式)」を 開発いたしました。ウイルスや細菌を99.97%以上捕集して 同時に陰圧状態にする事で 感染源を外部に漏洩させません。
開発いたしました。ウイルスや細菌を99.97%以上捕集して 同時に陰圧状態にする事で 感染源を外部に漏洩させません。
新型コロナウイルスの感染拡大時、災害の避難所内の発熱者発生時、感染源を閉じ込める陰圧室として使用できます。 クリーンルーム資材メーカー 株式会社吉澤は
感染症専用の隔離病室である「陰圧室」を開発いたしました。 その機能は米国疾病管理予防センター(CDC)の基準を満たしています。 組み立て式でもあり、 病院
介護施設 公共機関 災害時の避難所向けに 「簡易陰圧室ブース(組み立て式)」の販売を開始いたします。
● 世界的な感染拡大のパンデミック
緊急事態宣言が発令されて、 終息の目処がたたない 新型コロナウイルスは、 新たな生活スタイルを強要しています。 変異種も発見されて、
医療機関の負担は多大なものになっています。
● 感染症治療に必要な ウイルスや細菌を閉じ込める陰圧室
本来指定感染症などの対応は 専用の隔離施設(陰圧室)で行われます。
しかし、 この専用の隔離施設は大規模な大学病院など一部に限られていて、 その数は僅かで このような大流行には対応していません。
この隔離施設は陰圧室と言われ、 病室の内部と外部の気圧差を陰圧にして 感染源を閉じ込める構造になっています。
ですが、 多大な設備投資がかかり 大規模な病院などに数床設置されているレベルです。
このような感染症の大流行には 陰圧室が絶対的に足りません。
そのため行政機関は 感染源を捕集して感染力を軽減させる簡易陰圧装置を推奨して、 設置した医療機関や老人施設などに助成金を出しています。
ただ、 簡易陰圧装置を単体で部屋に設置しただけでは 隔離するための陰圧度を満たしません。
簡易陰圧装置単体の機能は 感染力を軽減させる事に限られていました。
そこで当社は この簡易陰圧装置と密閉型ブース(組立て式)をジョイントした『簡易陰圧装置ブース』を開発して、
CDC陰圧室ガイドラインを満たした陰圧室を作る事に成功いたしました。
● CDCの陰圧室ガイドラインを満たしています
簡易陰圧装置ブースは 陰圧度3.1Pa(パスカル)以上、1時間の空気の換気回数14回以上、ウイルスや細菌の捕集率HEPAフィルターで99.97%以上
で米国疾病予防管理センター(CDC)の陰圧室基準を準拠しています。
陰圧室ガイドラインの主な項目は 陰圧度、 1時間の空気の換気回数、 HEPAフィルターでウイルスや細菌を99.97%以上捕集する機能になっています。
この項目のうち 基準を満たす事が もっとも難しい事が、 部屋の陰圧度を高めることです。
その基準は 2.5Pa(パスカル)以上とされています。
株式会社 吉澤が開発した 「簡易陰圧装置ブース」の陰圧度3.1Pa(弱)~9.5Pa(強)、 1時間の換気回数14回(弱)~27回(強)、
HEPAフィルターで換気(JIS 規格)
一般的なドアやサッシの部屋に 簡易陰圧装置を設置しても 陰圧度が0.5Pa程度と基準を満たす事ができません。
対処するための 部屋の密閉度を高める設備投資は多大になります。
ですから、 今回のようなコロナ禍でも 簡単に陰圧室を増やす事はできませんでした。
● 感染拡大の抑止をサポートする 『簡易陰圧装置ブース』の使用場面
例えば、 ホールや体育館などの 大きなスペースに簡易陰圧装置ブースを設置して 感染者に入っていただければ、 その外部にいる方々が
感染源に直接接触する事はありません。
避難所内や不特定多数の方々が集まる宿泊施設の、 発熱者のための一時的な待機室として使用できます。
医療機関では 陰圧病室はもちろんのこと、 発熱外来の陰圧診療室、 PCR検査室、 ウイルスや細菌などが蔓延しやすい場所とのゾーニングなど、
感染源を閉じ込める空間として使用できます。
老人施設や 一番初めにクラスターが発生してしまったクルーズ船などの 共同生活をしている場面で発熱者が出た場合は、 直ちに簡易陰圧装置ブースに入っていただければ
感染拡大を防げます。
いずれにしても、集団の中で感染の疑いのある方に 簡易陰圧装置ブースに入っていただくことで 感染拡大を抑制する事ができます。
● 組立て式、 移動式の「簡易陰圧装置ブース」
簡易陰圧装置ブースの 組立てにかかる時間は約20分です。
部材は組み立て式スチールメッキパイプ(運動会などで使用)と 工場で使われる 透明フィルム(防炎認定品)を組み合わせて製作しています。
乗用車などで持ち運びができて、必要な時に必要な場合に設置できます。
小雨程度なら屋外でも使用可能です。
●簡易陰圧室ブース 部材一式
* セット内容
A:透明フィルムブース本体 (防炎認定品)
B:長尺シート付床板 (防炎認定品)
C:簡易陰圧装置(HEPAフィルター・カバー付き)
D:組立て式スチールパイプ一式
D1 (柱) D2 (1.8m桁) D3 (2.7m桁)
D4 (1.8m中間・下桁) D5 (2.7m中間桁・下桁)
D6 (屋根ステー)
E:気流用送風機
F:注水式ウエイト (屋外設置用)
G:円形ウエイト H:人工芝 (屋外設置用)
* サイズ:間口1.8m × 奥行き2.7m × 高さ2m
* 価格:580,000円(税別・送料別)
●簡易陰圧室ブース仕様
詳しい詳細は、 下記 URLをご確認ください。
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