[全国初]東京都板橋区とファストドクター、自宅療養中の新型コロナウイルス感染症患者へ夜間・休日の電話相談・救急往診体制を整備
ファストドクター株式会社(本社:東京都新宿区、 代表取締役医師:菊池 亮、 代表
取締役:水野 敬志)との連携により、 自宅で療養あるいは入院待機をする新型コロナ患者の状態悪化
時に、 速やかに往診での初期対応や必要に応じて酸素投与・救急搬送が行える体制を整えることを目的
とした「新型コロナウイルス感染症患者に対する夜間・休日の電話相談・救急往診体制整備事業」を、
2021年2月9日から開始することをご報告します。
これまで、 自宅での健康観察中に状態が悪化した場合は、 区保健所は入院調整をすることで対応してきまし
た。 しかし、 病床のひっ迫が進み、 入院すべき患者が自宅療養を余儀なくされるケースが増加する中で、 夜
間・休日は対応できる医療機関が特に少ないことから、 発熱や呼吸苦などの症状を抱えながら受診先が見つ
からず、 救急車を要請するケースもあり、 24時間の健康観察や在宅で酸素投与などの治療が開始できる体制
が求められてきました。
東京都板橋区はこうした状況の解決に向けて、 コロナ禍において16,000人以上の発熱患者に対して救急往診を提供し、
自宅療養する患者の健康観察の経験を豊富に有するファストドクターの参画医療機関の医療提供体制を活用し、
板橋区で自宅療養あるいは入院待機する新型コロナ感染症患者が安心して自宅で療養生活を送れるための体制整備を行いました。
本事業の実現により、 日中は区保健所、 夜間・休日はファストドクターによる24時間を通した健康観察が受けられるようになり、
必要時に速やかに往診が受けられるようになります。 また、 医師が患者宅へ往診することは、
区民が公共交通機関等を利用して医療機関を受診する事での他者への感染拡大を防止するだけでなく、 医師の判断による真に必要な救急要請を可能にすることで、
入院調整を担う区保健所や救急医療機関の負担軽減に寄与すると考えます。
■ 本事業による区民のメリット * 夜間・休日においても板橋区専用の電話相談窓口から医師・看護師による救急相談を受けることができる。
* 医師が必要と判断した場合には、 最短30分での往診・検査・処方・酸素投与から、
入院調整まで一貫したサポートを受けることができる。
上記の医療相談から入院調整にかかる費用は公費が適用され、 患者の自⼰負担は発生しません。
■ファストドクターによる相談・往診の提供時間 * 平日:19時から翌朝6時
* 土曜:18時から翌朝6時
* 日祝:朝6時から翌朝6時(24時間)
【板橋区保健所】
所在地:〒173-0014 東京都板橋区大山東町32−15
所長:鈴木 眞美
【ファストドクター株式会社】
ファストドクター株式会社は、 患者と医療機関をつなぐ時間外救急プラットフォーム「ファストドクター」を提供している。
2040年に向けて高齢者人口が増加する都市部(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良)を中心に、 救急相談・救急オンライン診療・救急往診といった、
自宅に居ながら診療が受けられる環境を実現し、 通院が難しい患者の救急受診を支援している。 さらに、 地域の医療機関との連携で、
時間外のかかりつけ医機能の強化と、 患者のかかり方の適正化を推進する。
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ファストドクターについては、 下記をご参考ください。
「ファストドクターが目指す未来」
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所在地:〒160-0014 東京都新宿区内藤町1-110 ガーデンクロス新宿御苑3F
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
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