ウミトロン、東急ストア及び有名シェフらと協働し、よりサステナブルな養殖魚の販売実証を店舗で開始。
企業・団体の枠組みを超え、未来に海の豊さを繋ぐ活動「うみとさち」でのパートナーシップを推進。 ウミトロン株式会社(所在地:東京都品川区、 代表取締役:藤原謙、
以下ウミトロン)は、 株式会社東急ストア(所在地:東京都目黒区、 代表取締役社長:須田清、 以下東急ストア)、 一般社団法人Chefs for the
Blue(シェフスフォーザブルー、 所在地:東京都渋谷区、 代表理事:佐々木ひろこ、 以下Chefs for the Blue)」らと連携し、
ウミトロンが技術提供している生産者が育てた、 環境面及び労働面において持続可能性により配慮された養殖魚の販売実証を、
2021年2月8日より東急ストア5店舗にて開始しました。 「うみとさち」実証販売の売り場(プレッセプレミアム東京ミッドタウン店)
「うみとさち」実証販売の売り場(プレッセプレミアム東京ミッドタウン店)
本実証では、 商品に添付するQRコードを用いて、 魚の美味しい食べ方がわかる和洋中様々な簡単レシピ、 および生産者や養殖魚に関する情報等を提供します。
レシピは、 本企画にご賛同いただいた海の未来を考える料理人集団“Chefs for the
Blue”に所属するミシュランシェフをはじめとした都内のトップシェフに作成いただきました。
本取り組みは、 2020年11月25日より始動した、 豊かな海と美味しい魚を未来へ繋ぐシーフードアクション「うみとさち」の第二弾企画として、
「100年先もおいしい海へ」という想いに共感いただいたパートナー企業・団体と連携し実施していきます。 企業・団体の枠組みを超え、
より持続可能性に配慮した養殖魚及び魚食文化を普及する機会を創出し、 未来の海や魚の持続可能性に関する認知拡大を目指します。
■実証販売予定
期間:
2021年2月8日(月)~10日(水)、 2月19日(金)~21日(日)
実証販売店舗:
東急ストア中央林間店
神奈川県大和市中央林間4-12-1 中央林間東急スクエア内1F
東急ストア金町店
東京都葛飾区東金町1-36-1
三軒茶屋とうきゅう
東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー内
東急ストア都立大学店
東京都目黒区中根1-4-3
プレッセプレミアム東京ミッドタウン
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリアB1
■販売予定商品
ウミトロンのテクノロジーを活用している生産者が、 餌のやり過ぎや現場労働の削減に配慮して育てたクエ、 及びASC(Aquaculture Stewardship
Council:水産養殖管理協議会)認証等のGSSI(FAO(国際連合食糧農業機関)のガイドライン)を満たす認証を取得した真鯛の切り身、 及び刺身。
※クエはプレッセプレミアム東京ミッドタウンのみで販売予定。
※真鯛(上段2枚)とクエ(下段2枚)の商品イメージ写真
■販売方法
感染症にも配慮し、 イルカをモデルとしたバーチャル販売員による、 持続可能性や生産者、 産地に関する対話を消費者と行うリモート接客販売。
※一部店舗のみ。
イルカのV-tuber ”うみ” と ”さち” イメージ写真
イルカのV-tuber ”うみ” と ”さち” イメージ写真
本取り組みの背景
ウミトロンは、 これまでAIやIoT、 衛星リモートセンシング技術を活用したサービスを養殖魚の生産現場に提供し、 生産性向上に加え、
環境負荷及び生産者の労働負担の軽減に取り組んできました。 その中で、 生産現場の課題解決だけではなく、
消費者に海の持続可能性について知ってもらうことの重要性を感じました。 そのため、
新鮮な海の幸を一方的に享受するだけではなく「海とその幸せも考える」シーフードアクション「うみとさち」を開始し、
水産に関わるサプライチェーン全体や消費者と協働して、 未来の海の豊かさを考え、 行動する輪を広げる活動に取り組んでいます。
うみとさちのシーフードアクション第一弾として、 2020年11月25日より、 本取り組みに最初にご賛同いただいた“Chefs for the
Blue”との共催企画として、 クラウドファンディングを実施し、 今回量販店向けに提供する養殖魚とレシピの先行販売を実施しました。 結果、
30代~40代を中心に219名、 計1,406,000円の支援が集まるなど大きな反響がありました。 また、
クラウドファンディング支援者アンケートの「環境や人に優しい新鮮な魚がスーパーで売っていれば購入したいですか?」という質問に対して、
約98%の支援者が「はい」と回答するなど、 持続可能性に配慮した魚への購入意向が高いことがわかりました。
そのため、 より多くの人に商品を届け、 海の豊かさを考えるきっかけを提供したいと考え、 活動に協力いただける量販店を募る中で、
いち早く手を挙げていただいたのが東急ストアでした。
今回取り組みを実施する東急ストアは、 持続可能な社会の実現を目指すため、 社会的責任を自覚するとともに、
地球環境の保全と負荷低減に配慮した事業活動を行うことを環境基本方針としています。 持続可能性に配慮した水産物を中長期的に取り扱っていきたいという意向が、
「うみとさち」シーフードアクションのビジョンと合致したことから、 今回の店舗における販売実証実現に至りました。 現在、
東急ストア以外にも既に販売が決まっている量販店も出てきており、 うみとさちの活動は、
生産者・水産加工会社・認証期間・料理人・配送業社・量販店・テクノロジー企業、 そしてクラウドファンディングを通してすでに購入いただいた消費者を含めて、
パートナーシップの輪が広がっています。
今後の販売方針
今回の店頭販売実証を皮切りに、 ウミトロンは今後更に「うみとさち」シーフードアクションに協調いただける小売店や百貨店、
通販サービスなどのパートナー企業・団体を開拓し、 より持続可能性に配慮した魚が消費者の普段の購入の選択肢になるよう販売拡大を進めていく方針です。 また、
こだわりを持って魚を育てている生産者や、 その魚を届けるために関わる多くの企業にも活動に参加してもらうことで、 消費者に”美味しい”だけではなく”美味しくて、
環境にも、 人にも優しい魚”の選択肢を多く届けるための行動の輪を拡大していきます。
豊かな海を守りながら、 美味しい魚を食卓に届け続けるためには、 ウミトロンのような技術提供者だけでなく、 日々大切に魚を育てる養殖事業者の方々をはじめ、
魚食文化に関わる流通、 小売、 外食業、 消費者など様々なステークホルダーとの協働が欠かせないと、 私たちは考えています。
「うみとさち」シーフードアクションにご賛同いただける方、
環境や労働環境に配慮したこだわりの養殖魚やSDGs・サスティナビリティに関する取り組みにご関心のある企業・団体・個人の皆様の活動へのご参加を今後も広く募集していきます。
。 お気軽にプレスリリース記載のお問い合わせ先、 もしくはウミトロンお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
■関連プレスリリース
ウミトロン、 豊かな海と美味しい魚を未来へ繋ぐシーフードアクション「うみとさち」を開始。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000034537.html
東急ストアについて
株式会社東急ストアは、 お客様の日々の暮らしに役立つスーパーマーケットとして、
東急線沿線を中心に「東急ストア」「東急ストアフードステーション」「プレッセ」「フレル」を展開しています。 ショッピングの便利さを提供するだけではなく、
いつも安心で気持ちのよいお買物と、 お客様の暮らしに美味しさと楽しさをお届けします。
Webサイト:
https://www.tokyu-store.co.jp/
Chefs for the Blueについて
Chefs for the Blueは、 東京を代表する若手トップシェフ30人とフードジャーナリストからなるグループです。
減少を続ける日本の水産資源の現状を多くの人に伝え、 さまざまな企画や事業を通じて対話、 啓発、 教育を行っています。 日本の水産資源を保全し、
魚食文化を次世代に引き継ぐべく、 それぞれの店の営業と並行して、 日々水産資源の現在とサステナブル・シーフードの学びを重ね、
イベントなどさまざまな活動を通じて世の中に発信しています。
Webサイト:
ウミトロンについて
ウミトロンは、 成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、 将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業です。
シンガポールと日本に拠点を持ち、 IoT、 衛星リモートセンシング、 機械学習をはじめとした技術を用い、
持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発しています。 私たちは世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、
生産者にも海洋環境にも優しく、 消費者に美味しく安心安全な養殖魚を安定供給し、 「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指しています。
Webサイト:
https://umitron.com/ja/index.html
お問い合わせ先
広報/取材について:UMITRON 広報担当窓口 Email:[email protected]
「うみとさち」シーフードアクションについて:Email:[email protected]
事業連携について:UMITRON サービス担当窓口 Email:[email protected]
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