EU第2位の有機食品大国エストニアがFOODEXに出展環境に配慮した先進的な最新商品を紹介
ブース番号:E1-L06 エストニア政府機関であるエンタープライズ・エストニアは、アジア最大級の食品飲料の展示会『FOODEX JAPAN
2024』(会期:3月5日~8日、会場:東京ビッグサイト)に出展いたします。今回で3回目の出展となるエストニア・パビリオンでは、エストニア企業9社の環境にやさしい革新的な製品をご紹介します。また、3月7日11:00から開催されるセミナー「taste
estonia – 北欧の伝統料理のメルティングポット」では、日本ではあまり知られていないエストニアの料理や食文化の魅力を紹介します。 FOODEX JAPAN 2023の様子(参考)
FOODEX JAPAN 2023の様子(参考)
・FOODEX JAPAN 2023:
・EASサイト:
https://tradewithestonia.com/events/foodex-japan-2024/
ヨーロッパ・バルト三国の北端に位置し、世界で最も空気がきれいな国のひとつであり、農地の5分の1近くが有機農産地のエストニアは、ヨーロッパで2番目に有機農業が盛んな国で、世界中の100以上の市場に輸出しています。北欧の風土を持ちながらも、手つかずの自然と生物の多様性に恵まれ、1平方メートルに76種以上の植物が生育しています。1人当たりの国土が3.51ヘクタールと人口密度が低く、国土の約半分は森林です。また、エストニアは四季がはっきりしているため、旬の食材や調理法も多様です。
エストニア人は古くからファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)の考え方を実践しており、上質な食品を食卓に届けるには、厳選された食材を使うことが重要と考えています。生産と物流を可能な限り効率的に自動化することで、環境への影響を最小限に抑える近代的な技術を使用しているのもエストニアの特徴です。また、エストニアの食品加工業界の衛生基準は非常に高く、保存料を使わなくても食品の鮮度が長持ちするようになっています。
エストニアの消費者は健康志向が強く、高い栄養価やバランスの取れた食生活に特に敏感です。そのため、食品加工工場は人工的な添加物や塩分、甘味料の過剰な使用を避け、主成分の含有量を最大限に高めています。
世界中の食習慣の進化が目覚ましい中、より健康的で持続可能な食品を目指す世界のトレンドに遅れをとらないためには、絶えず革新を続ける必要があります。なかでもエストニアは、先進的なアプローチをしてきたことで、これらの変化にいち早く対応しています。
■セミナー開催 taste estonia – 北欧の伝統料理のメルティングポット
日本ではあまり知られていないエストニア料理。エストニアは北欧に位置する人口133万人の小さな国です。国土は九州程の大きさですが、北欧と東欧が交わる場所にあります。デンマーク、スウェーデン、ドイツやロシアにより支配されてきた過去があるため、エストニアでは様々な国の料理と文化が組み合わさり、独自の食文化が形成されています。今日、エストニア食品の多くが有機農法を取り入れており、新しいスタイルや最先端のバイオテクノロジーなどの技術も積極的に採用しています。そんなエキゾチックなエストニアの食文化をセミナーでご紹介いたします。
* 日時:3月7日(木) 11:00-11:40
* セミナー参加方法:Foodex Japanの来場者マイページから登録
* URL:
https://www.jma-tradeshow.com/foodex/jp
■出展企業一覧と特徴(順不同)
FOODEX JAPAN
2024では、エストニアを代表する食品ブランドや注目のメーカーなど9社が出展をします。エストニアの気候や特徴を活かした栄養価の高いオーガニック商品やスマートフードを多数展示します。また、サステナブルな製法を取り入れている企業も多く、SDGs思考の消費者への積極的な提案が可能です。是非エストニア・パビリオンにご来場ください。
出展ブース番号:E1-L06
* A. Le Coq
出展製品:ビール、ジュース、飲料水、清涼飲料、サイダー、低アルコール飲料、アクティブジュース飲料、スポーツドリンク・エナジードリンク、シロップ、クワスなど
A. Le Coq
は、エストニアで最も古い最大の飲料メーカーで、未来をより良くするためにサスティナビリティに力を入れている企業です。ソーラーパネルを使って再生可能な資源から得られる100%グリーン電力でエネルギーを生産しています。代替太陽エネルギーの使用により、毎年75トンものCO2が大気中に排出されるのを抑えています。また、ビール製造工程で発生する副産物は、飼料として再利用し、自社で排水を処理することで、下水道への有機物汚染の負荷を最大80%削減する予定です。
* Saku Brewery
出展製品:ビール、アルコール飲料、サイダー、エナジードリンクなど
1820年に設立したエストニアで最も古い最大の醸造所です。ビールだけでなく、さまざまな低アルコール飲料やノンアルコール飲料を製造しています。年間売上高は7,000万ユーロ超。平均従業員数は350人。Carlsberg
Group の一員であり、世界20市場の輸出パートナーでもあります。飲酒文化と責任あるアルコール消費の分野で人々を教育することを重要視しています。
* Balsnack
出展製品:ポテトチップス、ポップコーン、ポークラインズ、スナック菓子
1992年に設立された家族経営の会社で、エストニア最大のポテトチップスメーカーです。100以上のSKUを持つさまざまな種類のスナックを製造しています。主な輸出品目はGrand
Potato Chips とTEXAS Popcorn。過去4年間で輸出売上高は
500%増加し、総売上高の53%を占めています。50以上の市場に参入し、最大の市場はアジア、スカンジナビア、英国、中東。7Eleven、Costco、Carrefour、Auchanを含む大手小売業者・流通業者と協力関係にあります。
* Artisan Honey
出展製品:生はちみつ(ブルーベリー、クランベリー、ワイルドベリー、ストロベリー、抹茶、ロイアルゼリー、プロポリスなど)
アーティサンハニーは、世界で最も空気がきれいな国の一つと言われているエストニア国内で作られています。国土の半分以上が森に囲まれているエストニアは、はちみつを作るのに最適な環境です。豊かな自然にはぐくまれた花々から丁寧に、そして自然に優しい方法ではちみつを手作りしています。一般に流通している多くの加工はちみつとは一線を画す、濃厚でまろやかな生はちみつは、一度食べれば病みつきになるおいしさです。
https://www.artisanhoney.ee/welcome
* Oilio
出展製品:菜種油、ひまわり油、大豆油、コーン油、ポマースオリーブ油
Oilioは製品の品質と安全性を第一に考えており、植物油の業界において、バルト諸国では最も近代的な企業の1つです。最新の技術と設備を使用し、オリーブオイルをはじめとして、ひまわり油や大豆油などのあらゆる種類の植物油を扱っています。
* Dago Seaberry
出展製品:冷凍シーバックソーン
1994年からシーバックソーンの栽培をする家族経営の企業です。エストニアとヨーロッパで最大のサイズを誇る900ヘクタールの農地でオーガニックかつ栄養価が高く、サイズが大きい高品質のベリーを生産しています。革新的なレイトハーベスト方式を採用し、油分が多く、味はマイルドで酸味が少なく、口当たりがいい天然ベリーができます。主な農園は、大都市や道路から離れた、環境汚染のないヒウマー島で栽培されています。ベリーは収穫当日に冷蔵工場に運ばれ加工されます。
* MULL° drinks
出展製品:ノンアルコール飲料、ノンアルコールスパークリングフルーツワイン、スパークリングワイン
プレミアムドリンクの製造には、厳選された原料、熱い情熱、そして強運が必要です。MULL°DRINKSは、エストニアのスパークリングワインとノンアルコールのスパークリングワインを製造しています。使用する原料の品質を落とさずに、砂糖やあらゆる科学物質の量を極力少なくしています。商品はすべて自然由来、低糖質で、人工的な保存料、香料、添加物は一切使用していません。エストニアで愛情を込めて作られています。
原料はヨーロッパの北方で手摘みされたものを使用しています。オーガニックのルバーブ果汁は、ドリンクのベースに最適です。エストニアのルバーブは、フランスにとってのブドウと同じくらい重要な食材です。
* Tohi Distillery
出展製品:クラフトジン
真心を込めて、型にはまらない個性的なジンを製造しています。受賞歴もあるTOHI蒸留所は、エストニアのコヒラにあり、見学や試飲もできます。伝統的な蒸溜方法と現代的な技術を融合させた少量生産のクラフトジンを製造しています。赤みがかったアロニアベリーから、勢いのあるクラウドベリーのジンまで、オーガニックのスピリッツをベースとした北ヨーロッパの風味豊かなジンをお楽しみください!
www.tohigin.com
* Vegetein
出展製品:植物性プロテイン・食物繊維
環境や身体にやさしい植物由来の食品は、近年世界的にも需要が拡大しており、今後も目が離せない食品分野です。保存期間が長い(最長2年)植物性タンパク質や食物繊維が特徴のVegeteinは、タンパク質および食物繊維中の油含有量を1%まで下げることができる抽出技術を開発し、特許を取得しました。これにより、健康的で賞味期限の長い植物性食品を生み出すことに成功しました。低油分食物繊維・タンパク質濃縮物は、食物繊維バー、朝食用シリアル、パスタ、パン、クッキー、チョコレート、乳製品デザートから代替肉まで、幅広い用途があります。お客様のお好みのデザートにヘルシーな要素を加えるのに役立ちます。
エストニアは欧州連合の資金援助により、FOODEX JAPAN 2024に参加しています。
エストニア企業9社の環境にやさしい革新的な製品の紹介と、エストニアの食文化を紹介するセミナーにご興味がある方はぜひご来場ください。
■エンタープライズ・エストニアについて
エンタープライズ・エストニアは、2000年に設立され、エストニアのビジネスと地域開発を推進しています。起業家、研究機関、公共・第三セクターに対し、資金援助、助言、協力機会、トレーニングなどを提供する政府機関であり、国の経済支援機関の中で最も大きな機関の一つです。また、Trade
Development Agency は、エストニアへの海外投資を促進し、国際企業がエストニアでビジネスチャンスを見つけるのを支援する政府機関である
エンタープライズ・エストニアの一部です。
所在地 :Sepise 7, 11415 Tallinn, Estonia
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