茨城工場に粉末型透析剤製造設備を増設 竣工式を開催

扶桑薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:戸田幹雄)は、茨城工場(茨城県北茨城市)第2製剤棟に粉末型透析剤の新規ラインを増設し、竣工式を開催いたしました。

■設備の概要

所在地:茨城県北茨城市中郷町日棚 1471-25(茨城工場第2製剤棟内)内 容:粉末型透析剤製造設備稼 働:2024年1月22日より

茨城工場

■竣工式の様子

■新規ライン増設の目的

透析剤や輸液・注射剤など基礎的な医薬品を多く製造・販売する当社は、かねてより安定供給体制の強化に努めてまいりました。特に、継続的な治療が必要となる透析治療に不可欠な透析剤については、2016年に粉末型透析剤専用製造施設として茨城工場内に第2製剤棟を竣工し、同年より粉末型透析剤1号ラインを稼働しております。

この度の新規ライン増設により、当社の主力製品である粉末型透析剤の安定供給体制がさらに拡充され、医療上必要不可欠な医薬品を安定的に患者さんのもとに届けるという当社の使命の達成に寄与するものと考えております。

■透析剤の安定供給体制への取り組み

全国に3ヶ所の工場(協力会社含む)と12ヶ所の物流拠点を分散配置して製造・備蓄することでリスクの軽減を図り、いかなる状況・場面においても供給が滞らない体制づくりに取り組んでいます。

当社はBCP(事業継続計画)の一環として製造拠点や配送センターを全国各地に分散設置するなどしておりますが、BCPの見直しやサプライチェーンマネジメントを強化していくことなどを通じて、今後もより一層の安定供給に努めてまいります。

■環境への配慮

この度増設した新ラインの設備は、これまで培ってきた製造経験をもとに、安定的かつ効率的な製造と省エネルギーを実現させ、サステナビリティの観点に配慮した設計となっており、厚生労働省より「カーボンニュートラルに向けた投資促進税制」の適応認定を受けております。

<お問い合わせ先>扶桑薬品工業株式会社 経営企画部広報室TEL:06-6969-1131E-mail:kouhou@fuso-pharm.co.jp

当リリースの詳細について

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