プラットフォーム構築の知識と育むべき人材を解説! 京都大学発「プラットフォーム学」発売

株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:加瀬典子)は、書籍「プラットフォーム学」を、2024年6月27日(木)に発売します。

■京都大学発の新しい学問体系「プラットフォーム学」をまとめた一冊

本書は、京都大学のプラットフォーム学卓越大学院プログラムで進められている新しい学問体系「プラットフォーム学」のカリキュラムとともに、プラットフォームに求められる基盤技術、応用技術を紹介。国内企業のプラットフォーム利活用事例や340社以上の取材、同プログラム修了生・履修生の取り組み例を通して、プラットフォームの構築に必要な知識が得られるだけでなく、日本におけるプラットフォームの課題と展望がわかる一冊となっています。

■国内・主要プラットフォームを図解。プラットフォーム構築に必要な知識、人材がわかる!

「プラットフォーム学」を扱う世界初の大学院、京都大学プラットフォーム学卓越大学院ではどのように授業をつくり、プラットフォーム構築者を育てているのか。プラットフォームに必要な要素は何か。京都大学総長や教授、プラットフォーム提供企業を取材。

■約9割の企業がプラットフォームに関心

独自のアンケートを実施した結果、約9割の企業がプラットフォームに関心があった。デジタル技術が日常生活や仕事の現場で不可欠になっている今、プラットフォームの共存・協調、意識の広がりなどについて考察しています。

■目次

湊長博 京都大学総長インタビュー

「世の中を良くする」という高い志で切り拓く 京都大学ならではの「プラットフォーム学」

第1章 プラットフォーム学とは何か

1-1 私たちが研究に取り組むプラットフォームとは?

1-2 プラットフォーム学のツールとアプリケーション

1-3 プラットフォーム学のフィロソフィー

1-4 プラットフォームの進化

1-5 プラットフォーム学の取り組むべき課題

第2章 プラットフォームの要素技術

2-1 サイバーフィジカルなプラットフォームの構成要素とは?

2-2 プラットフォームを構築する基盤技術

1.機械学習とプラットフォーム

2.数理工学とプラットフォーム

3.情報通信システムとプラットフォーム

2-3 プラットフォームの応用に役立つ技術

1.AIで視る

2.音声対話とプラットフォーム

第3章 プラットフォーム利活用の現状

3-1 プラットフォーム領域図(全体)

3-2 基盤領域(情報通信分野)のプラットフォーム地図

情報通信分野におけるプラットフォーム利活用事例1.KDDI株式会社

情報通信分野におけるプラットフォーム利活用事例2.クラスター株式会社

3-3 農・林・水産分野のプラットフォーム地図

農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例1.ヤンマーアグリ株式会社

農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例2.株式会社クボタ

農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例3.オプティム株式会社

農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例4.株式会社東京チェンソーズ

農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例5.古野電気株式会社

3-4 厚生・労働分野のプラットフォーム地図

厚生・労働分野におけるプラットフォーム利活用事例1.メロディ・インターナショナル株式会社

厚生・労働分野におけるプラットフォーム利活用事例2.株式会社Zene

3-5 経済・産業分野のプラットフォーム地図

経済・産業分野におけるプラットフォーム利活用事例1.日本アイ・ビー・エム株式会社

経済・産業分野におけるプラットフォーム利活用事例2.株式会社エイアイキューブ

3-6 プラットフォーム領域図の構造

多彩なサービス領域におけるプラットフォーム利活用事例1.株式会社ウェザーニューズ

多彩なサービス領域におけるプラットフォーム利活用事例2.株式会社JTB

多彩なサービス領域におけるプラットフォーム利活用事例3.東映株式会社

プラットフォーム学の講義から:ゼットラボに学ぶプラットフォームのつくり方

第4章 プラットフォームに求められていること

4-1 約340社取材から見えたプラットフォーム化への課題

4-2 企業が次世代プラットフォーム普及に感じている課題

1.株式会社ABEJA

2.楽天グループ株式会社

3.東芝デジタルソリューションズ株式会社

4.コニカミノルタ株式会社

5.株式会社リコー

6.サイボウズ株式会社

7.MODE,inc.

8.株式会社紀伊國屋書店

9.デロイト トーマツ グループ

10.株式会社クラッセキャピタルパートナーズ

11.株式会社アクセストレードセンター

現在から未来へ:有識者と履修生の対話を通じて、プラットフォームを考える

第5章 プラットフォーム学の展望

5-1 プラットフォーム学卓越大学院の概要

プラットフォーム学修了生に聞く:プラットフォーム学で得たもの、プラットフォーム学を通じて考えたこと

5-2 日本発プラットフォームの可能性

プラットフォーム学対談:日本におけるプラットフォームの未来/原田博司(京都大学プラットフォーム学卓越大学院プログラムコーディネーター、京都大学大学院情報学研究科情報学専攻教授)、福田

正(株式会社角川アスキー総合研究所取締役ファウンダー、一般財団法人UPDATE EARTH理事長)

Appendix

・プラットフォーム学履修生の研究紹介(未来をつくる人たち)

・プラットフォーム学講義/連続セミナー

・プラットフォーム学関連年表

プラットフォーム学

編:原田博司(京都大学プラットフォーム学卓越大学院プログラムコーディネーター、京都大学大学院情報学研究科情報学専攻教授)

発行:株式会社角川アスキー総合研究

発売:株式会社KADOKAWA

発売日:2024年6月27日

ISBN:978-4-04-911141-5

定価:3,500円(税込3,850円)

サイズ:A4、192ページ

株式会社角川アスキー総合研究所について

角川アスキー総合研究所は、メディア運営やコンテンツ制作で培った知見を活かし、調査、コンサルティング、マーケティング、ビジネスソリューション、出版、教育支援など幅広く事業を展開しています。コンテンツ力、メディア力、リサーチ力を総合的に活用し、お客様の課題解決に取り組みます。

公式サイト:

https://www.lab-kadokawa.com/

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