四季折々の優美をかまぼこで表現。国家資格をもつかまぼこ職人が新たな製造技術に挑戦。「歳時記梅まつり」リニューアル発売

2024年1月15日

●上生菓子の技術をヒントに考案した繊細な職人技

●古今和歌集や万葉集の世界観を表現

●天然素材を使用した和の伝統色鈴廣かまぼこ株式会社（神奈川県小田原市社長：鈴木博晶

以下「鈴廣」）は、歳時記シリーズ（全9種類）を全てリニューアルいたします。第1弾として2024年1月22日より「歳時記梅まつり」をリニューアル発売いたします。

* リニューアル背景

四季折々の行事や風景をかまぼこで表現して詰合せにした商品「歳時記」。セット内容の「細工蒲鉾」は国家資格を持つかまぼこ職人がひとつひとつ手づくりしています。日々進化する職人技を細工蒲鉾の開発に活かそうと、2023年よりリニューアルプロジェクトが始動しました。

新しい細工蒲鉾は、かまぼこが誕生したと言われる平安時代の古今和歌集や万葉集などの世界観を取り入れております。見た目だけではなく、季節を連想させる食材を使用することで、見ても食べても楽しい商品に仕立てました。歳時記は年間を通じて全9種類販売いたします。ぜひ季節ごとの新作をお楽しみ下さいませ。

梅にうぐいす

紅梅

春かほる丘

梅暦

* リニューアルポイント

●上生菓子の技術をヒントに考案した繊細な職人技

細工蒲鉾は和菓子の芸術品とも言われる「上生菓子」の製造方法を参考にして開発しました。成形した形がそのまま製品になる和菓子と違い、かまぼこは成形後に加熱工程があるため理想の完成形に近づけるのは至難の業。配合と成形の微調整を幾度も重ね、ついに納得のいく完成形へとたどり着きました。

●古今和歌集や万葉集の世界観を表現

古くから親しまれる日本の歌の情景を思い浮かべていただこうと、和歌に登場する四季を表現いたしました。梅の穂先で春の訪れを告げるうぐいすを表した「梅にうぐいす」。冬の寒さに負けずに凛と咲き誇る雪中の「紅梅」。「春かほる丘」はうっすらと雪が残る若草色の丘に咲く緋色の梅を模しています。ぜひ、それぞれの細工蒲鉾の花鳥風月を感じながらお楽しみください。

●天然素材を使用した和の伝統色

歳時記梅まつりでは「緋色」と「若草色」の2つの色を基調としています。梅の花の色を表現している緋色は、古来より富を象徴する色として親しまれ、着物や和装に用いられてきました。「若草色」は早春に芽吹いた若草を思わせる柔らかな伝統色です。新しい年のはじまりにふさわしい日本の伝統色が、歳時記を通じて次世代へ受け継がれますようにと想いを込めました。

* 商品紹介