元東北楽天ゴールデンイーグルス球団社長・立花陽三氏、初の著書!チームを日本一と収益拡大に導いたリーダー論を凝縮した1冊

ゴールドマン・サックス証券やメリルリンチ証券から東北楽天ゴールデンイーグルス、楽天ヴィッセル神戸の社長を経て、現在は廻鮮寿司「塩釜港」の社長、地域創生ファンド「PROSPER」の代表を務める立花陽三氏が、初の著書となる『リーダーは偉くない。』を上梓しました。

『リーダーは偉くない。』 立花陽三:著 ダイヤモンド社:刊

『リーダーは偉くない。』 立花陽三:著 ダイヤモンド社:刊

■「偉そうにしてしまった」ことでの痛恨の失敗

ゴールドマン・サックスで実績を出し、メリルリンチにヘッドハンティングされた立花氏。

「債券営業統括本部長」という輝かしい肩書と専用の豪華な個室をあてがわれるなど、

まさに「VIP待遇」でメリルリンチに迎えられました。そこで勘違いをして部下に「偉そう」に振る舞い、

実績の上がらないメンバーを問い詰めて自らのアドバイスを押し付けてしまったことで、「組織が機能不全になる」という失敗を経験します。

■失敗から学んだチーム論。球団初の日本一&収益拡大に導いた、「立花流リーダーシップ」

「立花くん、今度、楽天野球団の社長をやらない?」楽天創業者の三木谷浩史氏から突如告げられたこの一言。

オファーを受けるにあたり、三木谷氏からは「優勝」と「黒字化」の2つの使命を課せられたといいます。

プロ野球運営の素人である立花氏がこの目標を達成するために改めて心に刻んだのが、

メリルリンチでの失敗で学んだ「リーダーは偉くない」という言葉でした。

自分の弱点を補ってもらうために、部下の力を借りる。

社員にやる気を出してもらうために、組織内に様々な仕掛けを考える。

信頼してもらうために、一貫性を持ってチームを導く。

自らの欠点を受け入れメンバーの強みを活かすチームを作り、「優勝」と「収益拡大」という2つの快挙を無事達成した立花氏。星野仙一元監督・ダルビッシュ有投手とのエピソードや、メジャーリーグのスーパースターであるアンドリュー・ジョーンズ選手獲得時の裏話なども含め、立花氏ならではのリーダーシップ論を余すことなく解説しています。

メンバーのやる気に火をつけ、「強いチーム」を作りたいと考えているリーダー、上司必読の1冊です。

■目次

はじめに

プロローグ 「むちゃくちゃ」なリーダーシップ

第1章 リーダーは「格好」つけなくていい

第2章 部下に「頑張れ」と言ってはならない

第3章 「雑巾掛け」こそがリーダーの仕事

第4章 リーダーは“お利口”になるな

第5章 自分の「弱点」を受け入れる

あとがき

■『リーダーは偉くない。』

著者:立花陽三

定価:1,760円(税込)

発売日:2024年2月28日

発行:ダイヤモンド社

判型:四六判並製・352頁

https://www.amazon.co.jp/dp/4478116318

■著者プロフィール:立花陽三(たちばな・ようぞう)

1971年東京都生まれ。小学生時代からラグビーをはじめ、成蹊高校在学中に高等学校日本代表候補選手に選ばれる。慶應義塾大学入学後、慶應ラグビー部で“猛練習”の洗礼を浴びる。

大学卒業後、約18年間にわたりアメリカの投資銀行業界に身を置く。新卒でソロモン・ブラザーズ証券(現シティグループ証券)に入社。1999年に転職したゴールドマン・サックス証券で実績を上げ、マネージング・ディレクターになる。金融業界のみならず実業界にも人脈を広げる。特に、元ラグビー日本代表監督の故・宿澤広朗氏(三井住友銀行取締役専務執行役員)との親交を深める。その後、メリルリンチ日本証券(現BofA証券)に引き抜かれ、数十人の営業マンを統括するも、リーダーシップの難しさを痛感する。

2012年、東北楽天ゴールデンイーグルス社長に就任。託された使命は「優勝」と「黒字化」。星野仙一監督をサポートして、2013年に球団初のリーグ優勝、日本シリーズ制覇を達成。また、球団創設時に98万人、就任時に117万人だった観客動員数を182万人に、売上も93億円から146億円に伸ばした。2017年には楽天ヴィッセル神戸社長も兼務することとなり、2020年に天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会で優勝した。

2021年に楽天グループの全役職を退任したのち、宮城県塩釜市の廻鮮寿司「塩釜港」の創業者・鎌田秀也氏から相談を受け、同社社長に就任。すでに、仙台店、東京銀座店などをオープンし、今後さらに、世界に挑戦すべく準備を進めている。また、Plan・Do・Seeの野田豊加代表取締役と日本企業成長支援ファンド「PROSPER」を創設して、地方から日本を熱くすることにチャレンジしている。

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