森の風土と歴史、地域の食材が奏でる料理を渓流の景色とともに愉しむ、フレンチレストラン「Sonore」秋限定メニュー提供｜期間：2024年10月2日～11月26日

2024年10月4日

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星野リゾートプレスリリース：2024年10月04日報道関係者各位【星野リゾート

奥入瀬渓流ホテル】青森の風土と歴史、地域の食材が奏でる料理を渓流の景色とともに愉しむ、フレンチレストラン「Sonore」秋限定メニュー提供｜期間：2024年10月2日～11月26日

～旬を迎えるサケや三五八漬けの技法を用いた南瓜など、地域で受け継がれる郷土食と秋の味覚を現代に再解釈したディナーコース～

温前菜「サケ南瓜」奥入瀬（おいらせ）渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート

奥入瀬渓流ホテル」では、2024年10月2日～11月26日の期間、フレンチレストラン「Sonore（ソノール）」にて、秋限定メニューを提供します。今秋のコースでは、旬を迎えるサケや三五八漬けの技法を用いた南瓜など、地域で受け継がれる郷土食と秋の味覚をフランス料理の調理技法を用いて昇華した料理を提供します。青森の風土と歴史、地域の食材が奏でる９品の料理を渓流の景色とともに味わう、この場所ならではの特別なコース料理です。

＜秋限定メニューの一例＞■温前菜「サケ南瓜」

自然豊かな青森の環境が育むサケを、総料理長、簑原諒（以下、簑原）が、地域で親しまれている食材と調理法を用いて、新たな秋の一皿へとアレンジしました。皮目をパリッと焼き上げたサケに、山椒のスパイスを振りかけて風味豊かに仕上げています。サケの下には、東北地方で受け継がれる「三五八漬け（＊１）」の技法を用いた南瓜のピュレと、青森県内で食用としても親しまれる菊のピュレを敷いています。発酵とスパイスの調和が織りなす、奥深い味わいを感じながら、色鮮やかな見た目も楽しめる前菜です。

＊１麹を使用した漬物の一種■温前菜「けの汁」

「けの汁」とは、青森県津軽地方に古くから伝わる郷土料理で、米に見立てて細かく刻んだ野菜や山菜を、味噌や醤油、昆布出汁で味付けした汁物です。この一品は、秋に旬を迎える根菜類を、軍鶏や干し貝柱、ヴァンジョーヌ（＊２）をベースにした繊細でコクのあるスープで丁寧に炊き上げた、野菜と玄米のスープ仕立てです。仕上げに添えた削りたての秋トリュフが、芳醇に香り立ち、野菜の豊かな旨みを一層引き立てます。地域で受け継がれる伝統を感じながらも、新しさを感じさせる、温かみのある一皿です。

＊２フランス・ジュラ地方で造られる黄色いワイン■デセール「タルトタタン」

青森で世代を問わず愛されるりんごを、フランスの伝統菓子「タルトタタン」にします。伝統的な製法ではキャラメリゼしたりんごと生地を一緒に焼き上げますが、本メニューでは、りんごとパイを別々に焼き上げてから重ね、口に運んだ際のサクサクと軽やかな食感や味わいを存分に楽しめるデザートに仕上げました。芳しいカルバドスが薫るアイスクリームとともに味わうことで、りんごのふくよかな甘みが口中に広がります。一口ごとに変化するりんごの味わいを楽しめるデザートです。

料理を引き立たせる空間設計

渓流の瀬音が響くテラス

奥入瀬渓流の自然をイメージしたダイニング

当レストランでは、渓流沿いのテラス席と奥入瀬渓流の自然をイメージしたダイニングで、渓流の自然に癒されながらゆっくりと食事を味わえます。渓流沿いに設けられたアペリティフを楽しむテラス席は、奥入瀬渓流を一望でき、瀬音を全身で感じられる、広々とした開放的なつくりです。春の爽やかな新緑、夏の鮮やかな深緑、秋の錦絵のような紅葉、冬の幻想的な銀世界など、四季折々の美しさをゆったりと楽しめます。渓流の瀬音に耳を傾けながら、アミューズとシャンパーニュの奥深いマリアージュを味わう時間は、この上ない贅沢です。

ダイニングにも、大きな窓を設え、新緑や紅葉、雪などの四季折々の景色が、時間が経つにつれてゆっくりと夜の暗さに溶け込んでいきます。奥入瀬渓流の美しい景色を眺めながらゆっくりと食事を味わい、特別なひとときを過ごせる空間です。

フレンチレストラン「Sonore」秋限定メニュー概要期間：2024年10月2日～11月26日料金：1名 21,780円（税・サービス料込、宿泊料別）予約：

公式サイト []

にて3日前までに要予約場所：星野リゾート奥入瀬渓流ホテル西館1階時間：17:30～21:00対象：宿泊者（小学生以上）フレンチレストラン「Sonore」とは

Sonoreとは、フランス語で「朗々と響かせて」という意味の音楽用語です。渓流の瀬音と青森の食文化を現代に再解釈したフランス料理、料理に合わせたペアリングワインが心身に朗々と響き渡るという意味が込められています。当レストランのコースは、渓流の瀬音が響くテラスから始まり、青森で育まれた地域の食材や郷土食文化、フランス料理が融合したメニューが続きます。簑原は、青森で過ごす中で地元の食材だけでなく、その背景にある風土や歴史に着目しました。地元の若手生産者との交流を深めながら、食材や郷土文化への知見を広げ、培ってきたフランス料理の技法を用いて青森の食文化に更なる価値を生み出しています。

総料理長簑原諒（みのはら・りょう）

1993年生まれ、千葉県出身。2013年に辻調理師専門学校卒業後、東京都内レストランで修業し、2018年より星のや竹富島を経て、2019年3月より星野リゾート

奥入瀬

渓流ホテルのフレンチレストラン「Sonore」の開業に携わる。⻘森県内の生産者を訪れ、地元の魅力的な食材の開拓に力を入れてきた。2023年7月よりSonoreの総料理長に就任。⻘森県内の若手生産者や作り手との交流を積極的に行い、多くの方に⻘森の食文化を伝えられるよう、コミュニティを拡げながら、研鑽を続けている。