FRONTEOとテクノプロ・R&D社、創薬における研究開発ソリューションに関する業務提携契約を締結
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株式会社FRONTEO プレスリリース:2025年02月20日 報道関係者各位
FRONTEOとテクノプロ・R&D社、創薬における研究開発ソリューションに関する業務提携契約を締結 FRONTEOのDrug Discovery AI
Factoryとテクノプロ・R&Dの化合物最適化技術を連携させ、標的探索から候補化合物の提案まで医薬品開発の成功確率とスピード向上に貢献
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下
FRONTEO)と株式会社テクノプロの社内カンパニーであるテクノプロ・R&D社(本社:東京都港区、代表取締役:早船 征実、以下
テクノプロ・R&D社)は、創薬における研究開発ソリューションに関する戦略的業務提携契約を締結したことをお知らせします。両社は、標的分子の特定や仮説生成、ウェット実験、創薬候補化合物のVirtual
Screeningの分野で提携を通じて、製薬企業をはじめとする顧客の医薬品開発における成功確率とスピードの向上に貢献します。
医薬品開発において、研究者の経験や知見・ひらめきに大きく頼る従来の研究手法では、新規性の高い標的を探し出すことが困難となっており、その状況が成功確率の低さや、コストの急騰につながっています。
これらの課題を解決するために、本提携において、FRONTEOは仮説生成に特化したAI創薬支援サービス「FRONTEO Drug Discovery AI
Factory」(以下
DDAIF)*により、成功確率の高い標的やバイオマーカーを科学的・体系的な手法での抽出および、その作用を裏付ける仮説生成を行い、テクノプロ・R&D社はFRONTEOのドライ研究(データ解析)のアウトプットに基づき、標的に対するウェット研究(細胞、動物などを用いた生物学的試験)での検証や3次元構造の予測、創薬候補化合物のVirtual
Screeningなどを行います。
これにより、両社はドライ・ウェット研究領域におけるそれぞれの強みを発揮し、顧客に対して、新規性と成功確率の高い創薬候補化合物などの短期間での提供を実現します。
FRONTEOとテクノプロ・R&D社は、これまで蓄積してきた創薬に係る知識と独自技術を組み合わせ、顧客の医薬品研究開発の成功確率向上と人々の健康に貢献してまいります。
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AIと創薬に精通したFRONTEOの創薬エキスパートが、既知の文献情報から未知の関連性を発見するFRONTEOの自社開発した特化型自然言語処理AI「KIBIT(キビット)」と独自の解析手法を駆使し、標的分子・適応症探索やその裏付けとなる仮説を提供するAI創薬支援サービス
■既知の文献情報から未知の関連性を発見する独自技術について
FRONTEOは、DDAIFにおいて、自社開発の特化型AI「KIBIT」の、既知の文献情報から記載のない未知の関連性を発見する独自技術を用いて、疾患関連性の高い未報告の標的分子を抽出し、その根拠となる疾患メカニズムなどの仮説とともに提示するソリューションを提供しています。近年、膨大な文献情報から、研究者が求める情報に効率的にアクセスするための技術や方法論に関する研究は進んでいる一方、既知の文献情報からの新しい発見は、未だ研究者自身の発想力や偶然に依存しています。
当社のDDAIFにおける革新的アプローチは、こうした非連続的な発見を科学的・体系的に実現することを可能とするものです。
【参考】2024年9月9日付プレスリリース:既知の文献情報から記載のない「未知の関連性を体系的かつ効率的に発見する自然言語処理技術」を特許出願
文献検索の常識を覆し広く科学に革新をもたらす新技術,
https://www.fronteo.com/pr/20240909■テクノプロ・R&D社についてURL:
テクノプロ・グループは、日本および中国、東南アジア、インド、米国などの拠点に28,621人(国内26,054人、海外2,567人)の技術者・研究者を擁する日本最大規模の技術系人材サービスグループです。機械、電気・電子、ITアプリケーション、ITインフラ、AI・データ解析、化学、バイオ、医薬、建設など産業界が必要とするすべての技術領域をカバーする専門領域の広さと高度な技術力が評価され、国内外で常時約2,500以上の企業・研究機関・公共団体・大学に対し、技術を軸とした各種サービスを提供しています。
テクノプロ・グループの中核会社である株式会社テクノプロにおいて化学・バイオの研究開発や受託試験に特化して事業を行っているテクノプロ・R&D社は、1,500名超の研究者を正社員として擁し、大手製薬企業や化学企業を中心に大学研究室・官民の研究機関など、常時約400のお客さまにサービスを提供しています。研究者派遣、受託サービス、技術コンサルティングなど、お客さまの抱える技術的な課題解決に向け最適なソリューションをご提案しています。(数値はすべて2024年6月末時点)
■FRONTEOについてURL:https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自社開発の特化型AI「KIBIT(キビット)」の提供を通じて、日夜、社会課題と向き合う各分野の専門家の判断を支援し、イノベーションの起点を創造しています。当社独自の自然言語処理技術(日米特許取得)は、汎用型AIとは異なり、教師データの量およびコンピューティングパワーに依存することなく、高速かつ高精度での解析を可能にします。加えて、解析した情報をマップ化(構造を可視化)する特許技術を活用することで、「KIBIT」が専門家のインサイトにダイレクトに働きかけることができ、近年、KIBITの技術が創薬の仮説生成や標的探索にも生かされています。
KIBITの独自技術およびアプローチを通じて、「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」理念の実現に向けて、ライフサイエンスAI、ビジネスインテリジェンス、経済安全保障、リーガルテックAIの各分野で社会実装を推進しています。
2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金898,618千円(2024年8月31日時点)。
※FRONTEO、KIBIT、Drug Discovery AI FactoryはFRONTEOの日本における登録商標です。 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000613.000006776.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000613.000006776.html
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