ピクシーダストテクノロジーズ、塩野義製薬と共同開発した「ガンマ波サウンド」を用いた「ガンマ波サウンド天気予報」が文化放送にて日本初のラジオ番組でのレギュラー放送を開始
ダイバーシティ&ヘルスケア領域での研究開発と事業化に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:落合 陽一、村上
泰一郎、以下「PxDT」)は、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長CEO:手代木
功、以下「塩野義製薬」)と共同開発した、日常生活を送りながら認知機能ケアできる可能性のある音、「ガンマ波サウンド」を用いて、文化放送にて「ガンマ波サウンド天気予報」として2024年1月22日(月)よりレギュラー放送が開始されますのでお知らせいたします。ガンマ波サウンドを用いたラジオ番組でのレギュラー放送は本取り組みが日本初となります。
* ガンマ波サウンドについて
PxDTと塩野義製薬は2021年より、感覚刺激による脳のリズム活動の変化に着目した新しいサービスの開発に向けた共同研究に取り組んでいます※1。PxDTと塩野義製薬が共同開発した「ガンマ波サウンド」は、テレビやラジオなど、日常のあらゆる音をリアルタイムに40Hz変調を施すことで、日常生活を送りながら認知機能ケアできる可能性のある音です。
40Hzの周波数は、ヒトが記憶や推論などの問題解決型の思考をしているときに現れる脳波「ガンマ波」と同じ帯域であり、認知機能障害時には、脳内で認知機能を発揮するのに必要とされる脳の特定のリズム活動(ガンマ波)が低下していることが特徴の一つとして報告されています※2。40Hz周期の音の呈示によって、マウスの認知機能が改善した研究結果や、ヒトを対象とした臨床試験においても認知機能悪化の抑制や脳萎縮の抑制を示唆する研究結果が得られており、40Hz周期の音は世界的に注目をされています※3,4
。
一方、これまでの研究で用いられた40Hz音は音声情報などを含めることの出来ない単調なパルス音であり、毎日聞き続けるのは難しく、日常生活の中に取り込みづらい可能性がありました。この課題を解決するため、PxDTと塩野義製薬は、テレビやラジオなどの音をリアルタイムに40Hz変調を施すことができる特殊な技術、ガンマ波変調技術を用いた「ガンマ波サウンド」を開発しました。
* 文化放送 「ガンマ波サウンド天気予報」について
文化放送「ガンマ波サウンド天気予報」は、ガンマ波サウンドに変調したBGMを使用した天気予報で文化放送にて放送中のワイド番組「おはよう寺ちゃん」内で平日午前5時05分より放送されます。ガンマ波サウンドを活用したラジオ番組でのレギュラー放送は日本で初めての試みとなります。シニア層のリスナーが多い早朝の時間帯で、且つ平日毎日放送をさせていただくことで、「ガンマ波サウンド」を日常的に取り込む習慣づくりのきっかけになればと考えております。
【企画概要】
■番組名 :『文化放送 ガンマ波サウンド天気予報』
■放送時間:毎週月~金曜日 午前5時05分~(ワイド番組『おはよう寺ちゃん』内)
■放送開始:2024年1月22日(月)
PxDTは塩野義製薬と、今後も「音刺激による脳活性化および認知機能改善」に向けたエビデンス構築と共同研究をさらに推進していくことで、患者さまや社会の抱える困りごとの解決に向けた新たなソリューションの提供に向けて引き続き取り組んでまいります。
* 参考
1. 2022年9月21日プレスリリース(
https://pixiedusttech.com/news/news_20220921/)
ピクシーダストテクノロジーズ、シオノギヘルスケア、塩野義製薬の3社による音刺激を通じた脳活性化の事業開始に向けた業務提携契約の締結について
2. Herrmann, C. S., & Demiralp, T. (2005). Human EEG gamma oscillations in
neuropsychiatric disorders. Clinical neurophysiology, 116(12), 2719-2733.
3. Business WireCognito, Therapeutics Announces Proprietary Gamma Sensory
Stimulation for 6-Months Reduces White Matter Atrophy in Alzheimer’s Disease
Patients.
4. Da, X. et al. (2024). Noninvasive Gamma Sensory Stimulation May Reduce White
Matter and Myelin Loss in Alzheimer’s Disease. Journal of Alzheimer’s Disease
97, 359-372.
– 記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。
* ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。
私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「パーソナルケア&ダイバーシティ」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。
急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。
商号 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
ティッカーシンボル PXDT(NASDAQ市場)
会社設立 2017年5月
代表取締役 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番1号
URLhttps://pixiedusttech.com/
* 本件に関するお問い合わせ
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当
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