(公社)岐阜県歯科医師会、ロッテ「県民の歯と口の健康づくりの推進に関する連携協定」を締結
公益社団法人岐阜県歯科医師会(以下岐阜県歯科医師会)と株式会社ロッテ(以下ロッテ)は2024年6月6日(木)に「県民の歯と口の健康づくりの推進に関する連携協定」を締結いたしました。すべての条例・法規を遵守し、県民の健康の保持増進及び健康寿命の延伸を図ることを目的に、相互に連携・協働し、県民の健康づくりの推進に取り組んでまいります。
2024年6月6日(木)岐阜県歯科医師会会館で実施された協定締結式の様子
(右から)岐阜県歯科医師会 阿部義和会長、ロッテ 見目昌生
●本協定の主な内容
(1) 歯と口の健康を通じた、岐阜県歯科医師会の健康推進事業に関すること
(2) 歯と口を通じた県民の心と体の健康づくりの推進に関すること
(3) 口腔機能の衰え(オーラルフレイル)から繋がる全身の衰え(フレイル)を予防するための知識普及・啓発活動に関すること
(4) 心と体の健康づくりの研究の推進に関すること
(5) 災害発生時に製品提供を中心とした復興支援に関すること
(6) その他目的を達成するのに必要な事項に関すること
(7) その他、岐阜県民の歯と口腔の健康づくり条例などの推進に関すること
*ロッテは、1948年の創業以来培ってきた「噛むこと」や「キシリトール」「咀嚼チェックガム」などを活用した、歯と口の健康に資する様々なツールを活用し、岐阜県における活動に貢献していきます。
●協定締結式
1. 実施日:2024年6月6日(木)
2. 実施場所:岐阜県歯科医師会会館
3. 出席者:
岐阜県歯科医師会 会長 阿部 義和 (あべ よしかず)
ロッテ 中部統括支店 統括支店長 見目 昌生(けんもく まさお)
●ロッテ 中部統括支店 統括支店長 見目 昌生コメント
このたび、ロッテでこれまで蓄積した経験を活かして、岐阜県歯科医師会様が掲げる「岐阜県民の歯と口腔の健康づくり条例」の推進にも貢献致したく、連携協定を締結しました。オーラルフレイル対策や、成人の方々を対象とした歯と口の健康啓発活動、幼児期の口腔機能の発達やむし歯予防など、全年齢的な取り組みについて、ロッテ独自の強みや技術を活かし、皆様の健康づくりの推進に貢献したいと考えております。
ロッテは「噛むこと」の健康に対する効用を長年研究し、啓発活動を行っております。また、キシリトールを用いた幼児期のむし歯予防などの活動にも取り組んでおります。近年では、ESGの中期目標として「噛むこと」を意識して実践している方の割合、および、歯と口の健康維持、むし歯予防のために「キシリトール」を生活に取り入れている人の割合を、2028年までに50%(国内)にすることを掲げて活動を展開してまいりました。
更には、岐阜県歯科医師会様と、災害発生時の二次災害による健康被害軽減対策のため、口腔の健康を守るツールとしてキシリトールガムをご提供させていただくなど、製品提供を中心とした復興支援に関しても、連携協定のもと、実施致したく存じます。
岐阜県歯科医師会とロッテでは、左記のような啓発ポスターを制作し、歯科医院やスーパーなどに掲出することにより、県民のみなさまにむけた歯と口の健康に関する啓発活動を今後も継続して行ってまいります。
ご参考
岐阜県民の歯・口腔の健康づくり条例
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/94880.pdf
参考資料 オーラルフレイルとは?
オーラルフレイルとは「お口のささいな衰え」のことを意味します。口腔機能のささいな衰えを放置したり、適切な対応を行わないままにしたりすると、栄養のバランスが崩れ、全身の衰えにつながると考えられており、“老化のはじまりを示す重要なサイン”として注目されております。
実際に、高齢者を対象に口腔機能をチェックし、継続的に調査をしたところ、オーラルフレイルの人は2年後の「身体的フレイル」、「サルコペニア」などの身体機能低下、そして4年後の「要介護認定」・「死亡」のリスクが約2倍に高まるという結果が報告されております。
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