ぐるなび:通期業績予想を上方修正 2024年度黒字化は確実

・上期の各利益は8月発表予想を上回る。通期の利益予想を上方修正。

・生成AIの本格活用に向けた新たなプロジェクトを始動。

・11月より、楽天会員向け “ロイヤリティプログラム” を本格スタート。 株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎

以下、ぐるなび)は、2024年11月1日(金)に2025年3月期 第2四半期(中間期)決算と併せ、通期業績予想の上方修正を発表しました。

■上期(2Q累計)業績

売上高については、主力の飲食店向けストック型サービスにおいて、順調なARPU(1店舗当たり契約高)の上昇に加え、店舗数が僅かながらも増加したことなどにより、飲食店支援事業が前年同期より11.3%増加しました。こうした中核事業の順調な拡大を背景に、売上全体では59億7千万円と概ね計画どおりの進捗となりました。

そして、費用については、業務の効率化や人員配置の最適化などに努めたことにより計画より縮小し、この結果、各利益は前回発表予想を上回りました。

(参考:2024年8月2日発表予想)売上高/60億円、営業利益/1千万円、中間純利益/△5千万円

■通期利益予想を上方修正

こうした上期の実績を踏まえ、飲食店支援事業の成長力引き上げに向けた「楽天ぐるなびの強化」のための広宣・販促費や、営業体制およびサービス運用体制の強化費用を、下期において機動的に投下できるよう備えつつも、通期の各利益を上方修正しました。

なお、広宣・販促費については、その効果や効率性に留意し投下することが大切であり、また体制強化に係る人材募集については採用時期が前後することがあることから、追加投資の額は変動する可能性がありますが、当社としましては、いざという時に柔軟かつ迅速に投下できるよう備えることが重要であるとの考えです。

■生成AI活用による“ぐるなび全体”の技術革新を目指す

この度、当社は「次世代食体験の実現」および「圧倒的な業務効率化」をビジョンとし、AI技術の徹底活用により、提供サービスはもとより当社事業運営体制を含めた“ぐるなび全体”の技術革新を目指す「ぐるなびNextプロジェクト」を始動しました。

昨年9月にAI活用を目的とした部署横断組織を発足し、アプリケーション開発とデータに関連する組織を統合の上、様々なトライアルを実施してきたところ、加盟飲食店における成功事例、営業ナレッジや提案ノウハウなどの共有・活用が進展し、営業活動の効率化などにポジティブな効果が現れています。

こうした活動を通じて得た知見や成果を活かし、具体的なサービス開発や社内での本格活用のフェーズへ移行すべく、本年8月に本格プロジェクト化し、現在消費者向けサービスの企画を進めています。

生成AIを当社事業の成長ドライバーとして活かし、持続可能な外食産業の発展に貢献してまいります。

■宴会需要の活性化に向けた「幹事ガンバレプロジェクト」本格スタート

当社では “多くの笑顔を生み出す力”

を持ちつつも、コロナ禍により影をひそめてしまった「宴会」を盛り上げたいという想いから、幹事さんがより楽しくお得に宴会を企画できるよう支援する仕組みづくりを推進しています。

その一環として、最大でコース金額の7%分の「楽天ポイント」が進呈される「幹事ランク制度」を、2024年11月1日(金)よりスタートしました。

具体的には3つの幹事ランクを設け、過去3か月間のネット予約・来店の累計人数によりランクを判定し、ランクが上がるほど「楽天ポイント」の進呈率が高まるロイヤリティプログラムです。

初回のランク判定期間は、一年の労をねぎらい来年への活力を養う忘年会、そして新年の始まりを祝いつつ、益々の健勝と発展を祈願する新年会のシーズンである2024年11月~2025年1月となっています。ぜひこの機会に「楽天ぐるなびサイト」をご利用いただき、ご家族やご友人、仕事仲間の皆さまなどと年末年始の外食をお楽しみいただければ幸いです。

本プロジェクトを通じて、消費者の皆さまに「宴会」が持つ魅力・楽しさを再発見いただくことで、持続可能な外食市場の発展を支えるとともに、当社事業の中長期にわたる成長へとつなげてまいります。

■「幹事ランク制度」公式ページ

https://member.gnavi.co.jp/kanjirank/

■ 最新のIR資料

https://corporate.gnavi.co.jp/ir/library/