「Capixyl(R)」を含む洗い流し製剤で育毛効果を確認 頭皮マイクロバイオームを整え健やかな地肌に寄与

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株式会社TriBeaute プレスリリース:2024年07月08日 報道関係者各位 「Capixyl(R)」を含む洗い流し製剤で育毛効果を確認

頭皮マイクロバイオームを整え健やかな地肌に寄与 幅広い製剤に利用が可能に

株式会社TriBeaute(トライボーテ、本社:東京都中央区、代表取締役:菅原京平、以下「TriBeaute」)の取り扱い原料であるLucas Meyer by

Clariant(ルーカスメイヤー・バイ・クラリアント、本社:カナダ、以下「Lucas

Meyer」)製造の「Capixyl(R)(キャピキシル)」について、洗い流し製剤に添加した場合においても、養毛・脱毛抑制効果が確認されました(図1)。

図 1.洗い流し製剤に配合した際の育毛効果背景

TriBeauteでは従来より、養毛・育毛分野での機能性成分を数多くラインナップしておりました。中でも一番の売れ行きである「Capixyl(R)」はこれまで、男性型の脱毛症や毛包の老化に伴う髪の痩せ細り対策向けに応用され、洗い流さない製剤への配合を前提としたデータの提示やマーケティングを行っておりました。

一方で、多くの消費者のニーズを調査していく中で、Well-being(ウェルビーイング)*1を背景とした自分らしく自分の望む姿に近づきたいという意識の向上や、Skinification(スキニフィケーション)*2コンセプトの流行により、スキンケア同様に頭皮を労り、健やかな髪を育むという成分や製品への需要が更に高まっていることを発見しました。こうした市場の動きを受け、より多様なライフスタイルに溶け込むような製品にも配合して頂きたいとの考えから、この度「Capixyl(R)」についてLucas

Meyerにより洗い流し製剤における新しい研究が行われ、良好な結果が得られました。*1 身体的・精神的・社会的に健康な状態を意味する概念*2

顔用のスキンケアに使われていた原料やメカニズムなどを、体のパーツケアやヘアケアなど体全体のケアに応用するという考え方や方法

洗い流し製剤におけるCapixyl(R)の育毛効果【方法】今回、18~65歳の抜け毛が多いと自覚のある健康な男女被験者23名において、Capixyl(R)

1.5%をそれぞれ配合したシャンプーとスカルプコンディショナーを3か月間に渡り2日おきに朝1回ずつ使用しました。シャンプーは塗布後、頭皮をマッサージするように洗浄し1分間放置して洗い流し、コンディショナーも同様に頭皮に塗布マッサージをした後、2~3分間放置して洗い流しました。その後、45日後と90日後においてTrichoScan(トリコスキャン)※1を使用してcm2当たりの毛髪の数を分析しました。

【結果】

Capixyl(R)を使用することで、成長期の毛髪が増加し、休止期の毛髪が減少することで、脱毛傾向が改善されました。(結果グラフ1.)また主観的なアンケート結果においても、「髪が活力を取り戻した」「髪がより豊かに見える」などのすべての評価項目で、半数以上の被験者から肯定的な回答が得られました。(結果グラフ2.)

結果グラフ1. 洗い流し製剤を使った各毛周期における毛髪の割合の変化

結果グラフ2. 洗い流し製剤を使った被験者へのアンケート結果洗い流し製剤におけるCapixyl(R)の常在菌バランスの正常化

更に、18~65歳の抜け毛に悩む健康な男女被験者21名に対して、上記と同様の試験を行い、頭皮の細菌叢を分析したところ、脱毛傾向で特異的に割合が増えると考えられるロチア属(Rothia

sp)※2などの常在菌の割合が減少し(結果グラフ3.)、脱毛の原因の一つとして考えられるアクネ菌の割合も減少したことが確認されました。(結果グラフ4.)

結果グラフ3. 洗い流し製剤を使用後の脱毛状態に特異的な菌類の増減

結果グラフ4. 洗い流し製剤使用前後のアクネ菌、表皮ブドウ菌金、黄色ブドウ球菌の割合の変化※1

画像分析を通じて毛髪の密度や直径などのパラメーターから、毛髪の成長期、休止期などの割合を測定する機器※2 Pinto D, Sorbellini E,

Marzani B, Rucco M, Giuliani G, Rinaldi F (2019) Scalp bacterial shift in

Alopecia areata. PLoS ONE 14(4): e0215206.

https://doi.org/10.1371/journal.pone.0215206Capixyl(R)の養毛メカニズムと今後の展開

「Capixyl(R)」は、アセチルテトラペプチド-3とアカツメクサから抽出したエキスのハイブリッド原料で、合成ペプチドの機能性と植物エキスのもつユニークな働きの両方の良い面を兼ね備えている人気原料です。

図 2.毛周期

人の毛髪には毛周期が存在し、細胞分裂を繰り返すことで毛髪が伸長してゆく「成長期」、細胞分裂が終わり、成長が止まる「退行期」、毛髪が自然と抜け落ちるようになる「休止期」といった、3つのサイクルを繰り返しています。(図2)このサイクルは健康な人の毛髪で3~6年の周期で変動し、まつ毛の場合はもう少し短く、1~9か月のサイクルで繰り返されるとされています。しかし、ストレスやダメージによって退行期から休止期への移行が早くなり、休止期の期間が長くなることによって脱毛が目立つ状態に変化します。

またダメージは毛髪そのものだけでなく、毛髪を包み込む肌組織である毛包と呼ばれる部分にも与えられ、毛包と毛髪の接着が緩み、毛包が縮小することで、より毛髪が抜けやすくなり脱毛が進行します。Capixyl(R)はこのような脱毛状態をもたらすメカニズムに対して多角的にアプローチをします。(図3)

図 3.Capixyl(R)の作用機序

Capixyl(R)は、毛髪を形成する元となる毛包幹細胞をダメージから保護し、発毛を促します。同時に、毛髪を包み込む毛包を引き締めることによって、毛髪を抜けにくくする効果を付与しています。今後は、新たに加わった効果データを元に、シャンプーなどの洗い流し製剤にも配合して頂けるように、国内向けのプロモーションを行ってまいります。また、このメカニズムは毛周期の短いまつ毛を長く育てることへのアプローチにおいても最適で、Capixyl(R)は国内外で数多くのまつ毛美容液製品に安全に配合され体感して頂いております。今後は目に優しく、エイジングケア効果もある眼周り専用のアイシャンプーや、1日で落としてしまうマスカラなどのメイクアップ品にも提案をして参ります。

Capixyl(R)の詳細な情報はホームページからもご確認頂けます。

https://tribeaute.com/jp/product/capixyl/株式会社TriBeauteについて

TriBeauteは化粧品(スキンケア・ヘアケア)、健康食品の有効性原料を取り扱い、日本を中心に世界25カ国以上にブランディング、販売展開する企業です。また、マーケットの開発だけでなく、自社の東京研究所を活用しオリジナル原料の開発や海外パートナーとの応用研究、眠った原料の受託開発を含め協業企業との連携でグローバルブランディングや研究開発までトータルサポートすることに力を入れております。

【会社概要】社名:株式会社TriBeaute本社所在地:東京都中央区代表取締役:菅原京平事業内容:

国内外化粧品原料・健康食品原料の販売、およびそれらの研究、応用開発設立: 2020年HP:https://tribeaute.com/jp/

https://tribeaute.com/jp/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000135722.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000135722.html

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