株式会社HIROTSUバイオサイエンス 海外展開に向け、グローバルCFOが就任
株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区、代表者:広津崇亮、以下当社)は、2024年4月1日付でグローバルCFOが就任し、あわせて組織改編を実施いたしましたのでお知らせいたします。
当社は「新しい発想から生まれた「N-NOSE」。私たちは、この独自の技術でがんが早期発見できる世界を作り、人々の健康と未来の安心を守ります。」という企業理念を掲げ、その実現のために中期経営戦略を推進しています。グローバルを視野に攻めと挑戦の姿勢で、より確実にかつスピードを上げて戦略を実行していくために経営基盤を強化させることとし、安部則孝が当社グローバルCFOに就任いたします。
安部則孝は海外も含めた豊富な経験と、それに裏打ちされた深い見識と実行力を兼ね備えた人財であり、当社の更なる進化の重要な一翼を担うことになります。
* 安部 則孝コメント
私はこの度、株式会社HIROTSUバイオサイエンスのCFOを拝命するにあたり、広津代表取締役からの期待に感謝するとともに大きな責任を感じています。
初めて「N-NOSE」の存在を知った時の衝撃は、今も鮮明に覚えています。それは、安価で簡便、かつ高精度な早期がん検出技術というまさに革新的な技術でした。広津代表取締役との会話で、その技術の革新性と社会貢献の可能性に深く感銘を受け、この会社で働くことを決意しました。
「N-NOSE」は日本市場での着実な成長が最重要ですが、真の飛躍的な成長を実現するにはグローバル展開が不可欠です。私はHIROTSUバイオサイエンスのCFOとして、これを同時並行で達成するために、私の25年間の金融業界での経験と約15年間の海外経験を活かしていきます。
私たちの戦略は、資金調達、研究開発の強化、グローバルな販売網の構築、マーケティング活動の強化、優秀な人材の獲得に重点を置きます。
社員一丸となって取り組むことで、お客さまに選ばれ、社員を元気にし、優秀な人材を集め、企業価値を高め、そして社会に還元するエコシステムを生み出していきたいと考えています。
HIROTSUバイオサイエンスは、「N-NOSE」という革新的な技術による「がん検査の民主化」を実現することにより、世界中の人々の健康を守ることに貢献し、社会貢献と企業成長の両立を実現できると確信しています。皆さまの変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。
* 経歴
1999年三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。支店営業、為替ディーリング、ALM業務等を経て、2006年野村證券へ入社。東京、ロンドンにて財務部門でトレジャリー業務を担当し、資金調達や資金管理を統括。2017年よりシンガポールでアジア地域ヘッドをサポート。2021年以降は関連会社のPEファンドでCAOを務めるほか、海外PE投資等に従事。2024年当社CFO就任。
* 新任人事(2024年4月1日付)
氏名
新役職
旧役職
安部 則孝
執行役員 CFO
ー
佐伯 信行
執行役員 CCSO*
*CCSO:Chief Cross-Sectional Officer
ー
山本 英治
執行役員 CRO
営業本部長
執行役員 CRO
山本 眞佐樹
営業本部 医療機関営業部長
ー
島津 稔
営業本部 営業企画部長
ー
林 稔
エキスパート事業部長
社長室 プロジェクトリーダー
・執行役員 鈴木 彬、秋岡 和寿は、2024年4月30日をもって退任いたします。
* HIROTSUバイオサイエンスについて
生物の能力を活かした独自の検査技術の研究開発と実用化を通じて「人々の健康と未来の安心を守ること」を目指しています。2016年に設立し、研究者の豊かな発想とたゆまぬ努力で、N-NOSEが実用化されました。人生100年時代、健康寿命の延伸が重要視される一方で、2人に1人ががんに罹患すると言われています。こうした社会的課題の解決に、人工機器もかなわない嗅覚に優れた線虫の力を活用した世界初の画期的な技術をもって、貢献いたします。
会社名 株式会社HIROTSUバイオサイエンス
所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名 代表取締役 広津崇亮
設立年月 2016年8月
主な事業内容 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト
* サービス詳細
■「N-NOSE」について
嗅覚に非常に優れた線虫C.elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査。尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんリスクを調べることが可能です。
サービスサイト:
■「N-NOSE plus すい臓」について
N-NOSEの次世代型 “がん種特定検査”。当検査には、線虫C.elegansに遺伝子操作を加えて作製した、すい臓がんの匂いにのみ特異的な反応を示す
“特殊線虫“を用います。この“特殊線虫”は、すい臓がんとその他のがんを嗅ぎ分ける高い判別能を持ち、非侵襲(ひしんしゅう)な手法で早期すい臓がんの検知が可能です。
サービスサイト:
■「N-NOSE あにまる」について
N-NOSEの技術を応用し開発された愛犬用がん検査「N-NOSE わんちゃん」と愛猫用がん検査「N-NOSE
ねこちゃん」。これまで自覚症状を訴えることができない犬猫が手軽に受けられるがん検査はありませんでしたが、当検査は人間同様、尿を提出するだけという簡単な方法で複数のがんのリスクを調べることができます。2023年にサービス提供を開始しました。
サービスサイト:
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