ダライ・ラマ法王からの平和のメッセージ、これまで日本未翻訳だった『ダライ・ラマの智慧 幸せな生き方 満ち足りた死に方』が16年の時を経て待望の初刊行!

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株式会社ハート出版 プレスリリース:2025年03月17日 報道関係者各位

ダライ・ラマ法王からの平和のメッセージ、これまで日本未翻訳だった『ダライ・ラマの智慧 幸せな生き方 満ち足りた死に方』が16年の時を経て待望の初刊行!

「人生に疲れてしまった人」「進むべき道を見失った人」「悲観的に物事を考えてしまう人」「不安から解放されたい人」「どこか心が満たされない人」──悩める人生の指針となる一冊

今月11日に著書『Voice for the

Voiceless』(原題)がアメリカ・ハーパーコリンズ社から刊行され話題になっているチベット仏教最高指導者・ダライ・ラマ14世。同書では自身の後継者に関して触れているなど非常に興味深い内容で、邦訳版の刊行が待たれています。

この新刊とほぼ同じタイミングで、日本からダライ・ラマ法王の著書でこれまで未邦訳だった書籍が刊行されました。タイトルは『ダライ・ラマの智慧 幸せな生き方

満ち足りた死に方』。原書の刊行は2009年、今から16年前の本です。

本書は、ダライ・ラマ法王による「チベット仏教をベースにした生き方、考え方の指南書」です。そこには、直接的ではありませんが、1989年にノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ法王による平和へのメッセージがあります。

16年前の本ではありますが、その内容が色あせることはありません。

ダライ・ラマ法王14世テンジン・ギャツォは1935年7月6日にチベット北東部のアムド地方・タクツェルという村落で生まれました。チベットというと近年では中国の言うところの「チベット自治区」をイメージする人が多いと思いますが、実際の「チベット」は本来もっと広大であり、例えばアムド地方は中国では「青海省」と呼ばれています。その他、甘粛省、四川省、雲南省の一部も本来のチベットです。

ダライ・ラマ法王は2歳のときにダライ・ラマ13世の生まれ変わりとして即位しました。1949年に中国共産党が中国全土を掌握、チベットへの武力侵攻を開始すると、翌1950年、ダライ・ラマ法王は15歳にしてチベット国民議会により全権を委託され、国家元首および最高宗教指導者となりました。以降、毛沢東や鄧小平をはじめとする中国共産党の指導者たちと会談し、平和的な解決方法を模索しましたが、1959年についに中国軍がチベットの首都ラサの武装蜂起を残虐な方法で弾圧したことで、ダライ・ラマ法王はインドに亡命せざるを得ませんでした。

以降、ダライ・ラマ法王はインド・ダラムサラにおいて「チベット亡命政権」の元首として、世界各国を歴訪し、国家元首、指導者などとの会談にて常に「チベットの平和」「世界平和」を訴え続けています。

その功績が認められ、1989年にノーベル平和賞を受賞したのは上述の通りです。

ダライ・ラマ法王は自身を「一介の仏教の僧侶に過ぎない」と謙遜しますが、法王の平和へのメッセージの根底にあるのが「チベット仏教」の教えです。

宗教というと、一部のカルト的な宗教団体が悪目立ちするせいで、日本ではどうしてもネガティブなイメージで語られることが多いですが、本来宗教とは「道徳」であり「規範」であり「自己啓発」のためのものです。問題となる多額の献金、個人崇拝、他宗教との対立などは必要ありません。

「人生に疲れてしまった」「進むべき道を見失った」「悲観的に物事を考えてしまう」「不安から解放されたい」「どこか心が満たされない」──これらの悩みは、自身の心持ちを変えることで改善することが可能です。「寛容の宗教」チベット仏教の教えに学び、心をラクにしてみませんか。

そして、今なお続く中国の圧政にさらされているチベットとそこに住むチベット人、世界各国に亡命を余儀なくされているチベット人たちに思いを馳せていただければと思います。

・著者プロフィールダライ・ラマ法王 テンジン・ギャツォDalai Lama Tenzin Gyatso

ダライ・ラマ法王(テンジン・ギャツォ)は、第14世現ダライ・ラマである。1935年7月6日、チベット、アムド地方の農家に16人兄弟の5番目として生まれる。2歳のとき、ダライ・ラマ13世の「トゥルク(生まれ変わり)」を宣言。チベットがいわゆる中華人民共和国軍による占領に直面した中、15歳でチベットの国家元首、及び最高の宗教指導者として即位した。

1959年にチベット抵抗運動が崩壊したあと、ダライ・ラマ法王はインドに亡命し、中央チベット政権(チベット亡命政府)の設立や、同行した何千人もの難民の間でのチベット文化と教育の保護に積極的に取り組んだ。

親愛されているカリスマ的な指導者である法王は、西洋を訪れた最初のダライ・ラマである。そこで仏教を広め、普遍的責任、世俗的倫理、宗教的調和の概念の推進に貢献してきた。1989年には、その優れた著作と、国際紛争、人権問題、地球環境問題の解決におけるリーダーシップが評価され、ノーベル平和賞を受賞した。

家村佳予子(いえむら かよこ)大阪生まれ。同志社女子大学大学院文学研究科英文学専攻

博士課程前期修了。1997年中国西安西北大学にて日本語学部の講師を務める。著書に『通じる中国語』(語研)。RMIT大学英日翻訳コース修了。現在オーストラリアにて

英語翻訳、執筆活動に従事。

・書籍情報書名:ダライ・ラマの智慧 幸せな生き方 満ち足りた死に方著者:ダライ・ラマ十四世 テンジン・ギャツォ編者:ラジーヴ・メロートラ監訳:ペマ・ギャルポ

翻訳:家村佳予子仕様:四六判並製・264ページISBN:978-4-8024-0177-7発売:2025.03.12本体:1,800円(税別)発行:ハート出版

書籍URL:

https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0177-7.html 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000049367.html

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