大学入学共通テスト「情報I」で高得点を取るには?『思考力アップ 大学入学共通テスト「情報I」[なるほどラボ]』刊行
大学入学共通テスト「情報I」[なるほどラボ]』刊行 株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『思考力アップ
大学入学共通テスト「情報I」[なるほどラボ]』を2024年3月18日に発売します。本書は、2025年度の大学入学共通テストから新たに加わる「情報I」入試対策のための新定番テキストです。
共テ「情報I」対策で必須の問題解決能力を鍛えよう
2022年度から高等学校では「情報I」が必履修化(全員履修、ただし専門学科は代替科目を履修)になりました。そして、2025年の大学入学共通テストから「情報I」がテストの科目として加わり、国立大学は原則必須科目となり、多くの公立大学や一部私立大学で配点対象となります。
本書は、長年にわたり情報教育の第一線で活躍し、最先端の情報教育に精通した「現場を知る」先生が作った、大学入学共通テスト「情報I」の新定番テキストです。
「情報I」の共通テストでは、暗記力ではなく、問題の中で与えられる資料から情報を読み解いていく問題解決力が求められます。本書では、生徒2人と先生1人による、くすっと笑える会話形式のケーススタディで、情報Iの4単元すべてを網羅して解説します。ニガテになりがちなプログラミングやデータ活用など、実際にコンピュータを操作しながら進めることで、「問題解決する経験」を「追体験」しながら学ぶことができます。また、確認問題で理解度を測ることができるので、効率よく学習をすすめ入試に備えることができます。
▼こんな方におすすめ
・共通テストで「情報I」を受験する方
・学校の「情報I」をさらに詳しく学びたい方
・「情報I」を教える教師のみなさまにもオススメ!
▼大学共通テスト「情報I」とは
2025
年(令和7年)1月に実施される大学入学共通テスト(共通テスト)から、「情報I」が出題科目として追加されます。高等学校での「情報I」の学習範囲は、学習指導要領により大きく4つに分けられており、その中から出題されることになっています。
(1)情報社会の問題解決
(2)コミュニケーションと情報デザイン
(3)コンピュータとプログラミング
(4)情報通信ネットワークとデータの活用
共通テスト「情報I」は国立大学を受験するには原則必須で受験する必要があり、公立大学や私立大学では一部の大学で必要になります。試験時間60 分、100
点満点です。
■書籍概要
『思考力アップ 大学入学共通テスト「情報I」[なるほどラボ]』
著者:永野 直、稲垣 俊介
発売日:2024年3月18日
定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
判型:B5・256ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798183213
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop:
https://www.seshop.com/product/detail/26052
・Amazon:
https://www.amazon.co.jp/dp/4798183210
■目次
大学共通テスト「情報I」とは
本書の使い方
第1章 アルゴリズムとプログラミング
1.1 プログラムを書く準備をしよう
1.2 アルゴリズム
1.3 猫の年齢を人間年齢に換算してみよう
1.4 猫5匹の人間換算年齢を表示してみよう
1.5 数当てゲームを作ってみよう
1.6 練習メニューを書き出そう
1.7 当たりが出るまでに何回かかる?
1.8 同じ処理を何度も使うには(ユーザー定義関数)
1.9 多人数じゃんけんのシミュレーション
1.10 エレベータってどう動いているの?
練習問題の解答・解説
第2章 データの分析
2.1 なぜ、データの分析を学ぶのか
2.2 データの分類
2.3 仮説の設定
2.4 分析のためのデータ準備
2.5 基本統計量と可視化
2.6 標準偏差とデータの標準化
2.7 散布図と相関係数
2.8 回帰分析
2.9 仮説検定
2.10 考察と因果関係
練習問題の解答・解説
第3章 身の回りのコンピュータ技術
3.1 デジタル化
3.2 私たちの生活とネットワーク
3.3 データも整理整頓が大事
練習問題の解答・解説
第4章 情報デザインと問題解決
4.1 情報デザイン
4.2 メディアの特性とモノと情報の違い
4.3 情報社会
4.4 問題解決
練習問題の解答・解説
■著者プロフィール
永野 直(ながの なおし)
特定非営利活動法人みんなのコード 執筆担当:第1章、第3章
元千葉県公立高等学校情報科教員。
2003年の高等学校教科「情報」新設とともに情報科の授業を20年近く担当する。
2011 年に千葉県立袖ヶ浦高等学校に「情報コミュニケーション科」を新設し、日本の公立高等学校として初めて生徒1人1台の自己所有タブレット環境を導入した。
文部科学省専門的作業等協力者として現行学習指導要領の専門学科「情報」の作成に協力。
千葉県総合教育センター研究指導主事を経て2021年より特定非営利活動法人みんなのコードに参画。
宮城教育大学非常勤講師
特定非営利活動法人みんなのコード
「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」をビジョンに、主に公教育における情報・テクノロジー教育を推進するNPO法人です。小・中・高の無償プログラミング学習教材「プログル」シリーズの開発・提供をはじめ、学校教育、社会教育の両面から、すべての子どもがテクノロジーで自身の可能性を発見し、新たな価値を生み出す社会の実現に向けて活動しています。
稲垣俊介(いながき しゅんすけ)
東京都立神代高等学校 執筆担当:第2章、第4章
博士(情報科学) 東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。
東京都立高校の情報科教員として情報教育を実践。山梨大学客員准教授、筑波大学と國學院大學にて非常勤講師として教職課程を担当。
主な著作は、監修『情報I 大学入学共通テスト対策』(インプレス)、共著『情報モラルの授業』シリーズ(日本標準)、同『新・教職課程演習 第21
巻』(協同出版)など。また、文部科学省『高等学校情報科『情報II』教員研修用教材』、文部科学省検定済教科書『情報I
図解と実習』(日本文教出版)の編集・執筆に参画している。
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