「人の目が気になる」「視線がこわい」という感情を克服するには? 書籍『「他人の目が気になる・こわい」から抜け出す』刊行
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翔泳社 プレスリリース:2024年10月24日 報道関係者各位 「人の目が気になる」「視線がこわい」という感情を克服するには?
書籍『「他人の目が気になる・こわい」から抜け出す』刊行 株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『
「他人の目が気になる・こわい」から抜け出す
』を2024年10月25日に発売します。本書は、対人場面などにおいて他人の目が気になってしまうことによる不安感や恐怖心を持っている人に向けて、その対処法(認知行動療法)を解説した1冊です。
なぜ、他人からの視線が気になり、怖く感じるのだろう?
「他人の目が気になる・こわい」から抜け出す(翔泳社)人と話しをする時に「相手を不快にさせてしまうかもしれない」と不安になる
「また人前で失敗したらどうしよう」と不安になる「今日のあの言動はよくなかった」と1人反省会を何度もしてしまうそんな経験はありませんか?
他の人の視線を感じる場面で、ある程度の不安や恐怖を感じることは自然なことですが、あまりにもその状態が続くと、緊張が解けず対人関係に大きなストレスを抱えることとなります。そのことが原因で日常生活に支障が出始めているのであれば、社交不安症※になる前の状態かもしれません。
本書では、社交不安症と診断されていなくても、社交場面で強い緊張や不安感、恐怖心を持っている方に向けて、対処法(認知行動療法)を解説します。
社交不安症や視線恐怖においては、1人でできる認知行動療法でも治療効果がみられる可能性は高いと
されています。本書では、できる限り1人でおこなえる認知行動療法を紹介しています。
日常生活で困ることはあまりないけれど、視線恐怖がなければもっとパフォーマンスを発揮できると感じている人も、自分の悩みに応じた克服法を見つけたら、ぜひ実践してみてください。
※社交不安症(社交不安障害):
他人と交流する必要のある場面や自分が注目されるような場面で、強い緊張と不安が生じることで日常生活に支障をきたしている精神疾患のこと。社交不安症の人が持つ「他人からの視線がこわい」という症状を「視線恐怖」と本書では呼ぶ。また、似た精神疾患に「対人恐怖症」がある。
■書籍概要『「他人の目が気になる・こわい」から抜け出す』著者: 松本 一記、吉永 尚紀発売日:2024年10月25日
定価:1,650円(本体1,500円+税10%)判型:四六・208ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798185071全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop:
https://www.seshop.com/product/detail/26524・Amazon:
https://www.amazon.co.jp/dp/4798185078
■目次第1章 なぜ他人の視線が気になる・こわいの?
性格の問題ではない!「視線恐怖」というもの/「視線恐怖」は社交不安症の症状のひとつ/周りが自分に対してどう反応しているのかわからない/社交不安症と似ている「対人恐怖症」/自分の症状は軽度?
重度?第2章 「視線恐怖」の原因を知ろう
「視線がこわい」気持ちがずっと続く/「不安持続モデル」を構成するもの/社交場面のあとに1人反省会をしてしまう/社交場面以外にもつらい時間がある第3章
「視線恐怖」から抜け出そう!
視線恐怖から抜け出す方法とは?/方法(1)認知行動モデルの作成/方法(2)安全行動と自己注目の検討/方法(3)ビデオ・フィードバック/方法(4)注意シフト・トレーニング/方法(5)行動実験/方法(6)世論調査/方法(7)リハーサルと1人反省会をやめる/方法(8)社会的トラウマの意味づけを書き換える
第4章 困りごと別に克服しよう!
第4章の活用法/シーン(1)震えているところを見られるのがこわい/シーン(2)人前でいい間違えるのがこわい/シーン(3)顔が赤くなるところを見られるのがこわい/シーン(4)場違いなことをいって注目されるのがこわい
第5章 「視線恐怖」が改善されてきたら再発しないためにできること■著者プロフィール松本一記(まつもと・かずき)鹿児島大学病院臨床心理室 研究准教授
2018年千葉認知行動療法研修システム修了、2019年大阪大学大学院連合小児発達学研究科修了(小児発達学博士)。千葉大学医学部附属病院認知行動療法センター研究員、金沢大学国際基幹教育院助教を経て、2022年より現職、2023年1月に研究准教授の称号を授与される。臨床心理士、公認心理師。専門は、精神疾患と神経発達症の認知行動療法、自助プログラムの開発。日本不安症学会評議員。2022年度日本不安症学会学術賞受賞。2023年「認知療法研究」最優秀論文賞受賞。北海道札幌市で生まれ育ち、これまでに、東京、千葉、徳島、金沢、福井、広島、鹿児島で臨床および研究活動に従事。
吉永尚紀(よしなが・なおき)宮崎大学医学部看護学科 教授
2007年千葉大学看護学部卒業、2009年宮崎大学大学院医学系研究科看護学専攻修士課程修了(看護学修士)、2013年千葉大学大学院医学薬学府博士課程修了(医学博士)。千葉大学医学部附属病院看護師、日本学術振興会特別研究員(DC2・PD)、宮崎大学テニュアトラック推進機構講師、宮崎大学医学部看護学科准教授を経て、2022年より現職。看護師、保健師、公認心理師、Academy
of Cognitive and Behavioral
Therapies(米国認知行動療法協会)認定認知行動療法士。専門は認知行動療法・精神看護学。日本認知療法・認知行動療法学会幹事。日本不安症学会理事。
当リリースの詳細について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000501.000034873.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000501.000034873.html
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