仕事をラクにする生産現場のアイデアが、イラスト図解でてんこ盛り!書籍『金を掛けずに知恵を出す からくり改善事例集Part4』発売

仕事をラクにする生産現場のアイデアが、イラスト図解でてんこ盛り!書籍『金を掛けずに知恵を出す からくり改善事例集Part4』発売 株式会社日刊工業新聞社

2020年11月26日

PRESS RELEASE

2020年11月26日

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、 書籍『金を掛けずに知恵を出す からくり改善事例集Part4』を発売しました。

金を掛けずに知恵を出す からくり改善事例集 Part4

金を掛けずに知恵を出す からくり改善事例集 Part4

* どうすれば現場力を高めることができるか?

新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた2020年は、 全世界で一斉に多くの製品需要がなくなる経験をしました。 日本の製造業でもサプライチェーンが分断され、

材料や部品調達が滞り、 多くの企業で生産が一部停止しました。

これを機にグローバル展開を見直す会社が増えてきています。 しかし、 諸外国と比べてコスト高の日本に再び生産を戻すには、

“強い現場力”を武器に卓越したモノづくりを実現しなければなりません。

* からくり改善は、 創意工夫で困り事を解決する

そうした中、 現場発の「からくり改善」という取り組みが注目されています。 からくり改善とは、 てこやカム、 クランク、 ギヤなどの機械要素を用い、

低廉でシンプルな設備・装置を製作して生産現場に適用するものです。

ヒューマンエラーによるポカミスを防いだり、 身体負荷のきつい作業を楽にしたりするなど、 現場の困り事を自ら解決していきます。 からくり改善に取り組むことにより、

現場力を蓄える企業がここへ来て急増中です。

* やさしい絵ときでよくわかる!楽に作業するための仕掛けが満載

本書は、 そんな生産現場の創意工夫を活かしたアイデア装置を72例収録。 イラストや写真をふんだんに使い、 からくりの仕組みや動作、 機能が一目瞭然です。

現在の製造現場では不可欠な存在となったIoTやAI、 DXと「からくり改善」を融合させる方策も提案。 人の作業を単に装置化するのではなく、

個人のノウハウなどを「見える化」して共有・活用することも促しています。P32-33より

P32-33より

* 目次

〈生産性向上・作業改善(作業改善)〉

紙くずの回収が楽にできるシュレッダー扉の改善/フットペダルを踏み込むとラベルがめくれる/スナップリングの自動切り出し ほか

〈生産性向上・作業改善(搬送)〉

トラック運搬も容易なキャスター/レバー1本で3つの動作を同時展開する台車/台車に荷物を載せたまま車に積み下ろしができる ほか

〈生産性向上・作業改善(治具)〉

置いて飛び出る受け台治具レス/バイス台固定方法の時間短縮/外観検査で全方向から自由にワークを確認できる ほか

〈工具改善〉

てことトグル機構を使った5カ所一発組付/ソケットレスで簡単仮付けできる専用装置

〈安全改善〉

開閉姿に注文の多い製品巻き出し部の安全カバー/製品運搬台車のロック掛け忘れを防ぐ/押し込みと旋回操作でワーク研磨作業を安全化 ほか

〈省エネ・環境改善〉

収納達人!隙間に収まる工具置き場/3Sを実現する手押し台車立体駐車場/作業台車のゴミ箱が勝手に閉まる!! ほか

* 書籍情報

定価:(本体2,300円+税)

仕様:B5判、 並製、 152頁

ISBN:978-4-526-08096-8

発行:日刊工業新聞社

発行日:2020年10月26日

* 編者紹介

公益財団法人日本プラントメンテナンス協会

1961年に設立。 1971年に提唱したTPMをはじめ、 モノづくりの基盤となる生産性や設備管理技術、 保全技術・技能の向上に関する課題解決を支援することで、

産業界における生産活動・保全活動の促進、 品質安定・向上に寄与する活動を推進・支援してきた。 1994年から「からくり改善くふう展」を主催。

各企業から「からくり改善」の現物やモデルを展示・紹介し、 普及啓蒙に努めてきた。

【問い合わせ】

日刊工業新聞社

書籍編集部 03(5644)7490

販売・管理部 03(5644)7410

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