イルミメディカル 2024年度 新あいち創造研究開発補助金に採択
血管内から血管外組織への光照射機能に加え、血管内からの光センシング技術開発に着手 将来的な光治療と光診断を一体化した世界初のプラットフォーム技術を開発へ
血管内から腫瘍細胞に向けレーザー光を照射する様子イルミメディカルの事業進捗名古屋大学発ベンチャーの イルミメディカル株式会社(研究拠点 愛知県名古屋市、
代表取締役 塚本 俊彦)では、世界初の血管内からの光出射による体内組織への光照射技術の開発により、新たな医療プラットフォームの創出に取り組んでいます。
当社は2023年度に採択された「新あいち創造研究開発補助金」※
を活用し、血管内からの光照射技術開発を進め、その成果として10件の特許出願、2件の基盤技術の特許取得、及び数多くの企業・アカデミアとのアライアンス構築に成功しています。
さらに、2024年4月にはシードラウンドの資金調達により1.7億円のエクイティ調達を完了しており、創業から約1年で2億円を超える資金調達に成功しました※。
2024年度の新あいち創造研究開発補助金の採択概要今回、採択頂きました2024年度の新あいち創造研究開発補助金の当社テーマは、
「治療・診断の一体化(セラノスティクス)を目指した、診断機能搭載型血管内光照射デバイスの研究開発」 です。
血管内からの光照射システムの基盤が整いつつある今、当社としてはこの血管内光照射技術を「治療」だけではなく、「診断」にも応用可能とするデバイス開発活動を進めていきます。
本採択により、当社血管内治療技術 ET-BLIT(R)※
のさらなる深化とアプリケーション領域の拡大、そして治療精度の向上を実現するシステム、デバイス開発を行っていきます。
当社ET-BLIT(R)技術は、光を身体内部のどこにでも、かつ、選択的に照射可能です。既存の光治療用薬剤のポテンシャル拡大用途に限らず、光を起点とした創薬手法そのものも変革できるプラットフォームになりうるものと期待しています。
そしてこの実現を通し、当社は日本発のグローバル医療メーカーに成長できるものと考えています。
当社は引き続き、グローバル市場を見据えた研究開発・事業開発活動を行い、世界中の皆さまの健康寿命の延伸に貢献できるよう取り組んでいきます。
※新あいち創造研究開発補助金:
愛知県が平成24年度から運用している次世代成長分野等(次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー、健康長寿、情報通信、ロボット分野等)を対象とした補助金。
※2024年4月1日 プレスリリース:
「光を利用した治療技術の実用化を促進し、これまで治療のできなかった患者さんに有効な治療法を提供する」ことを目指す名古屋大学発ベンチャーのイルミメディカル株式会社は、1.7億円の資金調達を完了しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000131096.html
※ET-BLIT(R)(イーティーブリット):血管内からの光出射により組織照射し、治療を行う技術。当社の血管内治療システムの登録商標。
イルミメディカル株式会社愛知県市名古屋市を拠点に活動する光を利用した医療機器、医療システムを開発する名古屋大学発のスタートアップ
https://illumimedical.com/ 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000131096.html
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