こども家庭福祉先進国のノウハウをインストール!

特定非営利活動法人チャイボラ(所在:東京都豊島区、代表理事:大山

遥、以下「チャイボラ」)は、全国の児童相談所で働く職員を対象とし「ピアサポート交流会」(以下「本事業」)を初開催いたします。本事業は、国内の児童相談所職員の人材定着に焦点を当て、

現場での悩みややりがいを共有することで、今後の業務へのモチベーションを高めることを目的

としており、こども家庭庁の助成を受け、「児童相談所職員の採用・人材育成・定着支援事業」の一環として実施するものです。

初回となる今回は、こども家庭福祉の先進国と言われるイギリスの教育監査局Ofstedで、2回連続「優秀」の評価を得たロンドン・ベクスレー区の児童福祉サービスを率いるスティーブ・キッチマン氏と、主任ソーシャルワーカーのステファニー・ロバーツ氏をお招きし、イギリスの児童相談所の現状や職員の人材育成の取組、組織マネジメントついてお話しいただきます。講演後は互いの悩みや状況を共有し、国内外のこども家庭福祉のソーシャルワーカー同士が繋がり、多様な視点から業務改善や自己覚知の機会とすることを目指します。ここで得た気づきをその場で仲間と共有しあう機会は、国内で類を見ない取り組みとなります。

本事業の意義

近年、児童相談所の業務量は増加し続け、特に虐待相談対応件数は毎年過去最多を更新しています。これに伴い、対応する職員の増員が図られていますが、その業務量の多さや、対人援助業務の心理的な負担の大きさなどを理由に、退職してしまう人も少なくありません。この大きな課題は全国の児童相談所に共通しており、特に、職員の負担軽減や、働きやすい環境づくりの必要性が高まっています。

しかし、地方自治体ごとに設置されている児童相談所は、自治体を超えた交流の場があまりなく、全国それぞれの場で、同じ児童相談業務を担う者同士、共通する悩みや苦労などを分かち合うことができないという課題があります。チャイボラが行う「児童相談所職員の採用・人材育成・定着支援事業」では、児童相談所への就職を考えている方向けの見学会を開催したり、現場で働く方々のリアルを伝える広報啓発事業の実施、児童相談所における人的課題の調査・分析事業…など、様々な企画を予定しています。

【講師プロフィール】スティーブ・キッチマン氏:

ロンドン・ベクスレー行政区の児童サービス部長・児童相談所所長。社会福祉の資格を持って国の制定児童福祉事業に30年以上かかわっており、そのうち20年をシニアリーダーとして経験を積んでいます。

ステファニー・ロバーツ氏

:ロンドンのベクスレー行政区の主任児童・家庭ソーシャルワーカーであり、社会福祉アカデミーのサービスマネジャーでもあります。彼女の仕事は、実践の開発、業務の質の保証、職員に関すること、そして学生や新規のSWの育成などに注力することです。

イギリスにおける児童保護と支援の取り組みは、日本でもこれまで多く参考にされてきた先進的なものです。日本とはまた違う視点で、しかし同じ「こどもの権利のため」尽力される現場からの声は、日本のこども家庭福祉領域のソーシャルワークに活きるものとなるでしょう。

企画概要「児童相談所職員の採用・人材育成・定着支援事業 ピアサポート交流会」日 時第一回 東京:11月25日(月) 13:00-16:30(担当者向け)第二回

東京:11月26日(火) 13:00-16:30(管理者向け)第三回 兵庫:11月28日(木) 13:00-16:30(管理者向け)第四回

大阪:11月29日(金) 13:00-16:30(担当者向け)※各会ともに17:00-19:00で同会場にて懇親会を予定しています。場 所

・第一回:株式会社サイボウズ会議室(東京都中央区日本橋2丁目7-1)・第二回:株式会社サイボウズ会議室(東京都中央区日本橋2丁目7-1)

・第三回:西日本こども研修センターあかし(兵庫県明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7)・第四回:難波御堂筋ホール(大阪府大阪市中央区難波4丁目2-1)対象者

・担当者向け:1~5年目までの(新卒・中途)担当児童福祉司・管理者向け:スーパーバイザー以上の管理者(所長、副所長、課長、指導教育担当児童福祉司等)

内容 ※基本的な開催内容は全会共通・参加者によるアイスブレイク、グループワーク・Bexleyスタッフからのプレゼンテーションと質疑応答

特定非営利活動法人チャイボラ所在:東京都豊島区

代表理事:大山 遥

児童養護施設含む社会的養護施設の職員確保と定着を支援する国内で唯一の団体。こども家庭庁「令和6年度社会的養護魅力発信等事業」に採択されており、現在は全国の1/3以上の施設をサポートしている。また、2024年には、こども家庭庁による公募事業「児童相談所職員の採用・人材育成・定着支援事業」に採択され、全国の児童相談所職員および関係者に向けて発信中。

主な活動内容は、社会的養護総合情報サイト「チャボナビ」の運営、施設見学会の企画運営、大学・短大・専門学校への出張授業、施設職員の定着を目的とした研修の運営等。業界内の先駆的な取り組みを積極的に行っており、全国の施設をオンライン上で見学できる「見学フェア」や、メタバース上での交流イベントなども実施している。代表の大山は、2024年4月Forbes

Japan発行『100通りの「世界を救う希望』 に選出。

・NPO法人チャイボラ公式HP

https://chaibora.org

・社会的養護 総合情報サイト「チャボナビ」

https://chabonavi.jp/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000093578.html

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