<国際小児がんデー啓発イベント> TEDxYouth@Tokyo 2024で小児がん経験者がZ世代へのメッセージを発信
認定NPO法人シャイン・オン・キッズ(理事長:キンバリ・フォーサイス
)は、TEDxYouth@Tokyoの招待を受け、2月に開催されるアニュアルイベントでワークショップを行う運びとなりました。2月15日は「国際小児がんデー」でもあり、この機会にTEDxYouth
のメインターゲットである若者世代に向けた小児がん啓発のための特別なワークショップを企画しております。 Please see below for the English Press Release.
https://prtimes.jp/a/?f=d23199-97-22cf783173906fb7cfc9ea363fcc2036.pdf
【TEDxYouth@Tokyo】
TEDx はTEDカンフェランスでお馴染みのTEDの精神である「ideas worth spreading」
のもとに、TEDからライセンスを受け、そのコンセプトを引き継ぎつつ、世界各地のコミュニティーでグループを作り、イベントを企画運営しています。遡ること2015年3月には幣団体のファシリティドッグハンドラー、森田優子が
TEDxShimizu にファシリティドッグ、ベイリーと共に登壇、TEDスタイルのスピーチを披露しました。(*1)
今回のイベントを主催するTEDxYouth@Tokyoは、若者による、若者のためのイベントを行うTEDxYouth団体としては世界で初めて発足しました。毎年開催されるイベントでは個人によるTEDスタイルのスピーチやパフォーマンスに加え、数団体によるワークショップが行われますが、これらすべての企画から運営までをTEDxYouth@Tokyoスタッフである東京近郊に住む高校生が行っています。
シャイン・オン!キッズのワークショップでは、小児がん経験者でありシャイン・オン!キッズの受益者である浦尻一乃様をゲストスピーカーに迎え、ご自身の経験を踏まえつつ、同じZ世代の若者に向けたメッセージを発信します。またそれを受けて、ご参加の皆様にはビーズ・オブ・カレッジプログラムのひとつ、「メッセージつきがんばったねビーズ」をつくり、入院中の病気とたたかう子どもたちにエールを送っていただく予定です。
入院当時の一乃さん。自分の治療の軌跡、ビーズとともに
入院当時の一乃さん。自分の治療の軌跡、ビーズとともに
<イベント詳細>
名称:TEDxYouth@Tokyo 2024 EVENT YIN AND YANG
主催:TEDxYouth@Tokyo (
https://www.tedxyouthtokyo.com/)
日時:2024年2月11日(日) 11:00 – 16:00
(シャイン・オン!キッズのワークショップは 14:15-15:00)
場所: WeWork城山トラストタワー 12階 東京都港区虎ノ門4-3-1
言語: 英語・日本語 (SOKワークショップは日本語メイン)
参加費: 無料、但し要事前登録
登録サイト:
https://tedxyouthtokyo2024.peatix.com/view(全プログラム共通)
【関連リンク】(*1)
森田優子「入院生活をもっと楽しく!しっぽの生えた仲間の力– Why we need more dogs in
hospitals」2015年3月TEDxShimizu (
https://youtu.be/vw_0TDuGW1w?si=QjeoOrj6RuCBgnUW)
【国際小児がんデー】
2024年2月15日は「国際小児がんデー (International Childhood Cancer Day)」です。
https://internationalchildhoodcancerday.org/(英語のみ)
世界90か国にネットワークを持つ世界最大規模の小児がん患者支援団体であるチャイルドフッド・キャンサー・インターナショナル (CCI)
の提唱により2002年にスタートしました。毎年この時期には小児がんサバイバーである小児、AYA世代、ご家族に対する支援のほか、小児がんに関する課題小児がんに関連する課題や不平等について地域レベルでの認識を高める啓発活動などが日本ほか世界各地で行われています。シャイン・オン!キッズとしても通常の活動に加え、この度の
TEDxYouth@Tokyoイベントのような新たなプラットフォームに参加するなど、様々な形で啓発、支援活動を行って参ります。最新情報は、公式HPやニュースレター、各SNSにて随時発信していますので、是非ご覧ください。
◆ビーズ・オブ・カレッジとは
小児がんなど重い病気とたたかう子どもたちへの心のケアを目的とした「アート介在療法」です。アメリカで開発されたプログラムで、シャイン・オン!キッズは日本で展開できる唯一の組織として認証を受けています。
子どもたちは治療の過程を色とりどりのガラスビーズで記録していきます。例えば、輸血したときは赤いビーズ、髪が抜け始めたときは顔のビーズなど、処置や治療ごとに決められたビーズを、ビーズ大使である医療スタッフと会話をしながら子どもが自ら繋いでいきます。ビーズを繋ぐことを通して、自分が乗り越えてきた治療を振り返り、勇気や希望を実感し、自分の人生に自信を持ち、自己肯定感を高めます。自分に起きていることを可視化することで、客観的にとらえ周囲の人にも説明ができるようになります。2024年1月現在全国28の医療施設で実施中。
◆シャイン・オン!キッズとは
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ
プログラム(アート介在療法)、キャンプカレッジ(小児がん経験者のコミュニティ運営)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)、シャイン・オン!フレンズ(小児がん経験者のWEBコミュニティ)などを運営。2006年設立、2024年1月現在全国29病院にて活動中。(
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