アイリスのAI医療機器「nodoca」がグッドデザイン経済産業大臣賞(金賞)を受賞
アイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔、以下、アイリス)は、暮らしや社会を豊かに導くデザインに対して与えられる「2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」において、AI搭載の咽頭内視鏡システムnodoca(R)が、特別賞である「経済産業大臣賞(グッドデザイン金賞)」および「グッドデザイン・ベスト100」をW受賞したことをお知らせします。
* この度の受賞について
「グッドデザイン賞」は1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
2023年度は5,447件の審査対象の中から全1,548件が「グッドデザイン賞」を受賞し、これからの時代のモデルとなる特に優れた100件が、「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。nodocaが受賞した「経済産業大臣賞(グッドデザイン金賞)」は、ベスト100の中から更に上位20件に贈られ、最高賞である大賞も金賞の中から選ばれます。
日本初(※1)のAI新医療機器(※2)nodocaは、5年の開発・検証期間を経て薬事承認を取得、保険適用を経て2022年12月に発売開始し、既に100を超える医療機関で導入され毎日検査が行われています。
nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析することによりインフルエンザウイルス感染症に特徴的な咽頭所見・症状等の検出を行います。カメラは片手で簡単に咽頭撮影できるようにデザインされ、痛みが少なく、判定の待ち時間も短いインフルエンザ検査を実現しました。
また、咽頭には様々な疾患の兆候が表れるため、咽頭画像が蓄積されるほど進化していく可能性があるnodocaは、医療が広く共創される未来への一歩でもあります。
高齢者の絶対数が急増し、感染症や生活習慣病への対応がますます重要となる日本の未来。医療資源の格差・不足を超えた持続可能な医療体制の構築に向け、アイリスは日本のものづくり技術と世界水準のAI技術を駆使し、ミッションである「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」の実現に挑戦し続けてまいります。
* 2023年度グッドデザイン賞審査動画
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[] * 2023年度グッドデザイン賞受賞展
本年度は4年ぶりに、グッドデザイン賞受賞対象が展示され、広く社会に向けて受賞デザインの優れた点を発表する受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION
2023」が以下の通り開催されます。nodocaも受賞作品として展示されます。
名称:GOOD DESIGN EXHIBITION 2023
2023年度グッドデザイン賞受賞展
会期:2023年10月25日(水)~29日(日)
時間:11:00~20:00 (10月28日は21:00閉場、10月29日は18:00閉場)
※入場は閉場時間の30分前まで
入場料:無料・事前予約不要(混雑状況により入場制限を行う場合があります)
主催:公益財団法人日本デザイン振興会
会場:東京ミッドタウン内各所(東京都港区赤坂9-7-1)
※注釈
※1:PMDAが公開する令和3年度~平成23年度の新医療機器の一覧及び令和4年度の承認医療機器を受賞企業が確認する限りの情報(2022年5月9日時点)
※2:「医療機器の製造販売承認申請について」(平成26年11月20日 薬食発1120第5号)」が定める定義
■アイリス株式会社について
「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に創業。現役医師である代表・沖山をはじめ、医療従事者、厚生労働省・経済産業省出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、深層学習技術(AI技術)を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。
【会社概要】
・会社名:アイリス株式会社
・代表取締役:沖山翔
・事業内容:AI技術を用いた医療機器の開発・製造・販売及びAI技術開発
・設立:2017年11月
・所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
・企業URL:
■報道関係者からのお問い合わせ先
アイリス株式会社
広報担当:黒木・塩田
e-mail:[email protected]
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