女の友情はハムより薄い?気鋭ジャーナリストが9歳~92歳の女性へインタビュー決行!俗説に切り込んで見つけた、息苦しくない「女の友情の築き方」とは―。『女友達ってむずかしい?』5月28日刊行!

“30歳になるまで、女友達の作り方がわからなかった――”友達関係に悩み続けた著者が、取材と学術的検証によって、「女性の友情」をめぐるステレオタイプを解きほぐす。

株式会社 河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)より、『女友達ってむずかしい?』(税込価格2,178円)を2024年5月28日に発売いたします。 『女友達ってむずかしい?』 河出書房新社

『女友達ってむずかしい?』 河出書房新社

女の友情は一生モノorハムより薄い?

グループで仲良くできないと失格?

ライフステージの変化で溝ができる?

男ができると裏切る?

きっと少なくない人が、女友達との友情について悩んだ経験があると思います。その問題の複雑さは、恋愛で抱える悩みよりも深刻なものだったかもしれません。小学生でも、社会人でも、92歳でも、それはいつの時代も世界共通で起こってきたのだと、著者は断言します。

本書『女友達ってむずかしい?』著者のクレア・コーエンは、『ガーディアン』紙や『テレグラフ』紙などイギリスの主要紙で執筆し、"英国雑誌編集者協会が選ぶ「今年の女性ジャーナリスト」"にも選定された今注目の書き手です。イギリス版の原書は『BFF?:

The truth about female friendship』というタイトルで、2022年にペンギンブックスから刊行されました。

原書タイトルの"BFF?"とは、"ベスト・フレンド・フォーエバー?"。「女の子にはなんでも話せる“一生の親友”がいるもの」という、映画やドラマ、芸能人やインフルエンサーたちから流布してきた俗説をはじめ、「女性同士の友情」をめぐるステレオタイプを徹底的に検証します。全編をとおして“女友達の呪縛”を解きほぐし、息苦しくない「女の友情の築き方」を提示してくれる本書は、シスターフッドや女性同士の関係に注目が集まる現代こそ読まれるべき一冊です。ぜひご注目ください!

■『女友達ってむずかしい?』もくじ

プロローグ

第1章 死ぬまでずっとお友達── 女の子には必ず親友がいる?

第2章 友達づくりのマニュアル── 女友達は恋人や夫ほど深く理解してくれない?

第3章 毒友/フレネミー── 毒友はいつも一方的?

第4章 職場の友達── つくらないほうがいい?

コラム:女性を執筆テーマに選んだ理由──きっかけはペニス、吹っ切れたのはテイラー・スウィフトのおかげ

第5章 新しい友達── わざわざつくる必要はない?

第6章 友達と溝ができたとき── 一度揉めたらもうおしまい?

第7章 別の属性の友達── 親しい友達は似たもの同士?

第8章 インターネットでの友達づくり── リアルで知り合った友達ほど価値がない?

コラム:ピンチを救ってくれたルームシェア

第9章 友達と縁が切れるとき── 傷つけるよりだまってフェイドアウト?

第10章 笑いあえる友達── 女同士ではふざけあわない?

第11章 家族だけど友達── 家族とは友達になれない?

第12章 長いつきあいの友達── いまからつくるのは無理?

コラム:コロナ禍に支えてくれたオンライン読書クラブ

エピローグ

■新刊情報

『女友達ってむずかしい?』 河出書房新社

『女友達ってむずかしい?』 河出書房新社

書名:女友達ってむずかしい?

著者:クレア・コーエン 安齋奈津子訳

ISBN:978-4-309-23154-9

本体価格:1,980円(税込2,178円)

発売日:2024年5月28日

仕様:46変形判/並製/352ページ

書誌URL:

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309231549/

■著者紹介

クレア・コーエン

ロンドン出身のミレニアル世代ジャーナリスト。英国雑誌編集者協会が選ぶ「今年の女性ジャーナリスト」に選定され、BBCラジオにコメンテーターとして定期出演。ガーディアン、テレグラフなど執筆多数。

■訳者紹介

安齋 奈津子(あんざい・なつこ)

翻訳家。立命館大学国際関係学部卒。訳書に『男の子の品格』(ゴマブックス)、『MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯』(AC

BOOKS)、『「幸福」と「人生の意味」について』(KADOKAWA)など。