「自分らしく働きたい」は甘えですか?10代~30代の若年シングルマザー対象の就労支援プログラム参加者募集開始
シングルマザーの心身の健康とエンパワメントを支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッドが「わたしらしくはたらく」を支援する独自開発のプログラム2期生の募集を開始
~シングルマザーだからこそ「自分らしく働く」を支援する~NPO法人シングルマザーズシスターフッド
シングルマザーの心身の健康とエンパワメントを支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッド(所在地:東京都国立市、代表:吉岡マコ)は、2024年1月25日(木)から、若年層のシングルマザー向けデジタル就労支援プログラム「シングルマザーズ
デジタル キャンプ プチコース」の参加者募集を開始いたします。
シングルマザーズデジタルキャンプは、シングルマザーが自分らしく働くことと収入を増やすことの両立を目指すために、支援現場の知見をもとに作られた独自のプログラムです。
シングルマザーの真の自立のためには、従来の職業的スキル中心の就労支援や職業斡旋だけでは不十分であるという仮説を持ち、就労の土台となる心身のセルフケアや自己探求、自己表現、仲間との繋がりといった取り組みを通して自己成長を促進するプログラムを開発。すべての過程をオンラインで実施し、参加しながらICTスキルがブラッシュアップされる仕組みになっており、ひとり親経験のある複数の女性スタッフがそのプロセスに伴走します。
昨年度の参加者(1期生)の9割以上が自分らしい生き方を探求できるようになったと回答し、就業や収入の向上を実感しています。
詳細・申込はこちら
シングルマザーズデジタルキャンプ プチコース
シングルマザーだからこそ「自分らしくはたらく」の実現を
シングルマザーとキャリア
日本では、シングルマザーの就業率が86.3% ※1と非常に高い一方で、ひとり親家庭の相対的貧困率は44.5% ※2となっています。
特に若年層のシングルマザーは、「子育てや仕事に追われ、キャリアについて考える機会がない」「ワンオペ育児のために成約された働き方を選ばざるを得ない」「責任の少ない薄給の職で家計を一人で担っている」等の状況もあり、貧困状態から脱するきっかけを逃しやすい傾向にあります。「自分らしく働きたい」という望みがあっても「ひとり親の自分には無理だ」と自ら希望を持つことを諦めてしまう人も少なくありません。
一方、支援現場につながるシングルマザーの年齢層は40代以降が中心であり、30代以下の若年層のシングルマザーへの支援が足りていません。参照:
※1 厚生労働省 令和3年度 全国ひとり親世帯等調査
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f1dc19f2-79dc-49bf-a774-21607026a21d/9ff012a5/20230725_councils_shingikai_hinkon_hitorioya_6TseCaln_05.pdf
※2 厚生労働省 令和4年 国民生活基礎調査https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/shien_01.pdf
シングルマザー支援現場の知見から
NPO法人シングルマザーズシスターフッドでは「シングルマザーの心身の健康」に着目し、全国のシングルマザーを対象に、シングルマザーのセルフケア講座をはじめとしたさまざまなプログラムをオンラインで実施してきました。2021年には研究者と共同で「心身の健康についての調査」「ピアサポートの効果についての質的研究」を実施。2023年にはその調査結果を『
ひとり親けんこう白書 []
』という冊子にまとめました。
調査結果とともに解決策の提案も提示した『ひとり親けんこう白書』は全文のPDFをサイトで無料公開している。
研究と支援の実績からの知見をもとに、シングルマザーが自分らしくはたらくために必要な力を身につけるためには1.心身の健康とセルフケア2.自己探求3.ピアサポートの3つのステップが有効であるという仮説を立てました。その3つのステップを盛り込んだ就労支援プログラムとして「シングルマザーズデジタルキャンプ」が生まれました。
若年層のシングルマザーが早期に支援につながり、セルフケアや自己探求によるキャリア形成に取り組み、自分らしいサステナブルな働き方を実現することで、母子ともに豊かな人生を築ける可能性が高まると期待しています。
完全オンライン支援のメリット
コロナ禍を経て、リモートワークは当たり前の時代になりました。多忙なシングルマザー、住んでいる地域には求人が少ないといった女性には、リモートスキルを身につけキャリアの可能性を広げたいというニーズもあります。
各地からオンラインでプログラムに参加するシングルマザーの様子。顔が見えて安心できる場作りも、仲間と切磋琢磨できる土台となる。
本プログラムを通して、ICTスキルに無理なく親しみ、オンライン上で仲間とのコミュニケーションを図りながら、リモート特有のコミュニケーションスキルも身につけていきます。
その他、プレゼンテーションやスピーチ、仲間への効果的なフィードバック、ミーティングの進行など、実践的な訓練に取り組むほか、若者の就労支援で長年の実績を誇る認定NPO法人育て上げネットの協力を得て、キャリアの視野を広げるためのオンライン講座を受講できる体制を用意しています。
伴走支援のステップ
プログラムの特徴と支援ステップ
1. 心身の健康・セルフケア自己の健康管理スキルは労働市場でも重要視される。まずはセルフケアを習慣化。2. 自己探求
目標を設定し、自己に向き合い、言語化し他者に伝える訓練をおこなう。3. ピアサポート仲間と一緒だからこそ頑張れる。刺激を受けあい切磋琢磨、自己発見・成長へ。4.
訓練・自立自分の希望や自分の強みが分かり自分で切り拓いていける力を持ち自走していく。
休眠預金を活用して実施されます。
本プログラムは2022年に一般社団法人グラミン日本が休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として採択を受けて実施する「シングルマザーのデジタル就労支援」事業の一環です。そのため、対象となる10代~30代のシングルマザーの参加者は、無料で本プログラムに参加できます。
シングルマザーズデジタルキャンプ第2期プチコースプログラム概要
事前説明会
(オンライン)2024年 1月27日(土) 7:40~8:15
プログラムの説明の後、ご質問も受け付けます。
お申込みhttps://womentechempower.org/
https://womentechempower.org/募集期間2024年
1月25日(木) ~ 2月5日(月) 開催期間2024年 2月 ~ 4月 (3か月間)内容※すべてオンラインで実施します
1. セルフケア講座(30分) 期間中5回以上参加
2. グループリフレクション(60分×5回)
3. デジタルトライ講座(60分×2講座以上)
4. キャリア面談(50分×2回)
・希望する方は、合同就職説明会にも参加できます。(3/8(金))
その人が本来持っている力を発揮できるよう後押しするような支援を目指しています。
シングルマザーズシスターフッドの支援のあり方
1. 今がよくなる「セルフケア」2. 未来がよくなる「学び」3. 社会がよくなる「貢献」
3つのステップで、シングルマザーを支援しています。
NPO法人シングルマザーズシスターフッド
代表理事:吉岡マコ
設 立 :2021年4月22日
所在地 :東京都国立市東1-15-11 448ビル3F
事業内容:シングルマザーのセルフケア講座事業、女性のエンパワメント事業、家族の多様性や生き方の多様性に関する啓発活動
ミッション:子育ての責任を一手に担うシングルマザーが、自分の身体や心をケアする時間を持ち、シングルマザー同士が地域を超えて交流することで、互いを励まし合えるような機会を提供する団体です。
オフィシャルサイトURL:https://www.singlemomssisterhood.org/
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000079266.html
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