ヒップホップの本質とこの国の「リアル」を抉る。『アンビバレント・ヒップホップ』(著:吉田雅史)発売!
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株式会社ゲンロン プレスリリース:2025年03月07日 報道関係者各位
ヒップホップの本質とこの国の「リアル」を抉る。『アンビバレント・ヒップホップ』(著:吉田雅史)発売!
「それは日本語でこの文章を読んでいる、あなたに関する問いである。」四半世紀にわたりヒップホップと向かい合ってきたビートメイカー「MA$A$HI」が送る、衝撃の日本=ラップ論!
株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区西五反田
代表取締役:上田洋子)は、ヒップホップコレクティブ「口頭遊民ダコタ」主宰のビートメイカー・MCの吉田雅史による初の単著、『アンビバレント・ヒップホップ』を刊行、3月7日より全国書店にて販売を開始します。
批評家・佐々木敦、音楽家/文筆家・菊地成孔推薦!
アメリカと日本(フッド)に引き裂かれた日本語ラップには、戦後社会のアンビバレンスが凝縮されている。緻密な楽曲分析を通し、ヒップホップの本質とこの国の「リアル」を抉る。四半世紀にわたりヒップホップと向かい合ってきたビートメイカー「MA$A$HI」が送る、衝撃の日本=ラップ論。
・佐々木敦(批評家)ハイとロウ、芸術と路上、知性と野生。異形のヒップホップ論にして、斬新な現代文化論。
批評再生塾の初代総代にしてラスボス、MA$A$HIが遂に単著デビュー!・菊地成孔a.k.a. N/K
最後の音楽であるヒップホップは、未だ強く新しいナラティヴを生み出そうとしている。そしてやがてそれは終わるだろう。
モダニズムという脂質と、歴史という糖に、同時に淫する、誠実な吉田の、誠実な両価性(アンビバレンス)。
ためし読みのご案内ゲンロンの運営する記事サイト「webゲンロン」上の特設ページで本書の「はじめに」の部分を無料でお読みいただけます。
◆『アンビバレント・ヒップホップ』特設ページ
https://webgenron.com/articles/ambivalent-hiphop取材についてゲンロンでは、著者
吉田雅史さんへのインタビュー取材をお受けいたします。ご取材いただける場合には原稿を別途お送りいたします。また書評をご検討いただける場合は見本誌をお送りいたします。詳細はお問い合わせください。
『アンビバレント・ヒップホップ』書誌情報■目次はじめに
ヒップホップという生き方/なぜヒップホップについて考えるのか/ヒップホップの黄金期/ローカライズからトラップへ/リアルとアートのアンビバレンス/本書の流れ第1章
リアル
ボースティングという名の構え/ストーリーテリングの誕生/ジェイ・Zとケンドリック・ラマーの話法/ヒップホップはリアリティ・ショーなのか/マック・ミラーという特異点/ラッパーという名の芸術家/フェイク・ドキュメンタリーをまなざす
第2章 オーセンティシティアメリカの影、再び/日本語ラップという片割れのバンズ/日本語ラップVS. J―RAP/ビートとジャズの出会い/ヤン富田の現代音楽/DJ
KRUSHとビートの旅路トリップ/ビートに宿るオーセンティシティ第3章 フロウ平板な日本語という条件/押韻という名の欲望/Keisuke
Kuwataという起源/日本語ラップにとって七五調とはなにか/日本語ラップ論争/英語の会話はラップなのか/SEEDAによる日本語解体/KOHHと破調のフロウ/失われたダサさ
第4章 風景風景の発見、再び/いとうとZeebraの東京/フッドの発見/THA BLUE
HERBの原風景/SEEDAとKOHHの東京/MVは何を映しているのか?/ヒップホップ=ヴィジュアル系/唇の功罪/ハイパー・シンクロニゼーション/ラッパーと映像による共犯/カニエ・ウエストは不死鳥の夢を見るか/ドンダという名のフッド/ラッパーにとって映えとはなにか
第5章 ビート
少しだけ未来を見通すビート/反復するのは人間か、機械か?/アクシデント起源説:ビートメイカーの自我確立/コラージュとしてのサンプリングアート/アンビエント・ヒップホップに耳を澄ます/Gファンクと生演奏/南からのキーボード・ビーツ/トラップ:ノリと低音の革命/パラメータ化するビートと署名/808という名の署名
第6章 日本語ラップ日本語という条件/複数形のグローバル・ヒップホップ「ス」/二〇一〇年代のUSラップ/DJ
KRUSHとJinmenusagiの化学反応/『KUUGA』の唯一無二性/舐達麻流エモラップ/鬼と妖怪とラッパーたち/アメリカの影の外へ/日本語ラップという名のワイルド・スタイル
あとがき
参考文献■著者プロフィール
吉田雅史 よしだ・まさし1975年生まれ。批評家、ビートメイカー、MC。ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾第1期総代。 著書に『ラップは何を映しているのか
[]』(2017年、大和田俊之、磯部涼との共著)、 『
最後の音楽𝄇 []』(2024年、壮子itとの共著)、
訳書にジョーダン・ファーガソン『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命
[]』(2018年)。 ビップホップ・コレクティヴ「口頭遊民ダコタ
[]」主宰。 ビートメイカーとしてMeiso『轆轤
[]』(2017年)プロデュース、OMSBのEP『HAVEN
[]』(2021年)、 『喜哀
[]』(2023年)へ参加など。■書誌データ
発行:2025年2月20日判型:四六判・ソフトカバーページ数:本体424頁価格:印刷版 3,300円(税込)/Kindle版 2,500円(税込)
ISBN:978-4-907188-58-0■一般販売について書店での一般発売は2025年3月7日から開始いたします。
◆直販サイト(ゲンロンショップ)|
https://genron.co.jp/shop/products/detail/880◆Amazon(紙版)|
https://www.amazon.co.jp/dp/4907188587 []
(電子版)|
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DXFSSB7G
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当リリースの詳細について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000034496.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000034496.html
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