IT×福祉　就労継続支援A型事業所「UNIBO Tech（ユニボテック）」

2024年12月23日

就労継続支援A型事業所「UNIBO Tech（ユニボテック）」 ITスキルの習得で社会参加をサポート！障害の可能性を広げるA型事業所

■IT×福祉で社会課題に挑む

社会福祉法人tmoni+（ともにプラス）は、2025年1月6日（月）、障がい者のIT業界参入を後押しするため、名古屋市中区新栄に就労継続支援A型事業所「UNIBOTech（ユニボテック）」を開所します。働きながらITスキルを習得できる事業所として、障がい者の社会参加とIT業界の人材不足の問題解決に挑みます。

■就労継続支援支援A型事業所「UNIBOTech（ユニボテック）」が目指すことIT業界の人材不足を解消

近年、IT業界では深刻な人材不足が続き、2030年には約78万人のIT人材が不足すると予測されています。加えて、産業人口が減少する中で、国は社会を支える力として障がい者雇用を増やすことを推進しています。

内閣府の調査によると、生産年齢人口（15歳以上65歳未満）の障がい者は約314万人。障がい者の中には、計算能力や論理的思考力、デザインセンスなど、特定の分野で高い能力を発揮できる人が多く存在します。これらの能力はIT分野の技術との親和性が高く、スキルを身につけることで、IT分野の様々なプロジェクトに貢献できる人材へと成長することが期待できます。

障がい者のIT業界参入を後押し

障害者雇用は、企業の社会的責任としてますます重要視されていますが、中小企業を中心に、人材の確保や職場環境の整備といった課題が山積しています。そこで、「UNIBO

Tech」では、障害の特性に合わせた環境や教育体制を整え、一人ひとりがIT分野で自分の強みを活かし活躍できるようにスキルアップをサポートします。PC業務を中心とした実務経験を通じて、一般企業への就職に必要な「ITスキル」や「ビジネススキル」を習得し、即戦力として活躍できる人材の育成と輩出を目指します。

働きながらスキルアップ、社会復帰をサポート「UNIBO

Tech」では、未経験でも働きながら実務に直結するITスキルを学ぶことができます。経験豊富な指導者が一人ひとりに寄り添い、それぞれの障害の特性や習熟ペースに合わせてスキルアップをサポートします。働きながら収入を得ることで、経済的な自立も支援します。

社会貢献と包容性のある社会の実現「UNIBO

Tech」では、多様性を認め、誰もが自分らしく生きられる社会を理想とします。事業所では障がい者の精神的自立・経済的自立・社会的自立を促すことを重視し、自己実現を目指していけるように支援します。これにより、障がい者が地域社会で活躍できる機会を増やし、多様な社会の在り方を実現していきたいと考えています。

■ UNIBO Techの仕事の特徴について

企業が抱える様々なIT課題を業務委託を受けて解決します。リアルな現場の仕事を、就労訓練の中で挑戦しスキルを磨けることが特徴です。実践的な経験を積むことで、現場で求められているITスキルを養い、一般企業への就職に繋げていきます。