伊豆オリーブみらいプロジェクト 植樹セレモニーを実施いたしました
植樹セレモニーを実施いたしました 伊豆地域におけるオリーブ栽培の知見を蓄積し、地域活性化に貢献します 株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、
代表取締役社長:八馬 史尚、 以下 当社)では、 東急株式会社(東京都渋谷区、 代表取締役社長:高橋 和夫)、
および伊豆急ホールディングス株式会社(本社:静岡県伊東市、 代表取締役社長:小林
秀樹)が推進する「伊豆オリーブみらいプロジェクト」に2019年10月より参画し、 伊豆産オリーブのブランド化と地域の活性化をめざしております。
このたび、 当社が運営管理する片瀬圃場(静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬860-13、14)におきまして、 オリーブの栽培を開始することとなりました。
栽培開始にあたり10月6日(火)、 当社、 東急、 伊豆急HD関係者による記念植樹セレモニーを実施いたしましたのでお知らせいたします。 なお、
植樹セレモニー当日の様子は、 当社コーポレートWebサイトにおいて動画で公開する予定です。
当社片瀬圃場では伊豆の気候に適した品種の見極めや、 栽培に関する知見の蓄積を目的に、 ルッカやコロネイキ、 ピクアルなどの品種を中心に、 世界各地の多様な品種、
計100本を植樹し、 栽培してまいります。
当日は当社執行役員 古川 光有、 および関係者の皆さまによるあいさつと記念植樹のあと、 アメリカ油化学会(AOCS)オリーブオイルパネル認定を受けた、
当社オリーブオイル官能評価チームの水野 勢技世より、 栽培品種に関する解説をおこないました。
植樹セレモニーの様子
植樹セレモニーの様子
J-オイルミルズ片瀬圃場
J-オイルミルズ片瀬圃場
《当社執行役員 油脂事業部長 古川 光有のコメント(要旨)》
このたび、 東急様、 伊豆急ホールディングス様をはじめ、 地元農家の皆さま、 自治体の皆さまなどのご協力、 ご支援を頂きましたお陰で、
当社圃場にてオリーブの栽培を開始することが出来ました。
日本にあったオリーブオイルを安定的にお届けすることで、 皆さまにご愛顧頂いてきた当社ですが、 今回の取り組みを通して栽培に関する知見を積み重ね、
伊豆産オリーブの安定供給や、 伊豆オリーブのブランド化など、 皆さまのオリーブに対する強い思いにお応えできるよう取り組んでまいります。
当社では、 今回の取り組みを通じ、 これまでに培ってきたオリーブオイルの評価(官能評価・理化学分析)、 保管・充填、 ミールの活用などに関する高い技術力に加え、
原材料であるオリーブの栽培管理の知見を蓄積する事で、 伊豆産オリーブのブランド化のさらなる推進と、 伊豆地域の活性化に寄与してまいります。
* 【ご参考】
伊豆オリーブみらいプロジェクトについて
本プロジェクトは、 東急と伊豆急HDが、 オリーブを通じて、 農林漁業(1次産業)、 製造業(2次産業)、
小売業(3次産業)の事業を総合的かつ一体的に推進する、 「6次産業化」による地域活性化を目指して2013年に開始した取り組みです。
急増するオリーブオイル需要を追い風に、 伊豆の特産品としてオリーブを商品化し、 観光客を呼び込み、 利用客増につなげ、 また、
ミカン・茶栽培の減少による耕作放棄地の再生を目指しています。
2013年には、 東急と伊豆急HDが、 東伊豆地域の新たな農産物としての可能性を検証することを目的に、 東伊豆町とオリーブの調査・研究に関する協定を締結し、
試験栽培を開始しました。
現在は、 伊豆半島7か所に設けた直営の圃場のほか、 協力農家とオリーブの木の植樹を進めており、 2019年9月時点での栽培本数は合計で
約6,000本と順調に進捗しています。 また、 東急が2016年に静岡県伊東市内に設けた搾油所にて、 果実から油を精油しており、
2019年3月には本数限定で初の一般販売が実現し、 伊豆高原桜まつりで製品のプロモーションが実施されました。
近年、 東伊豆地域は、 耕作放棄地の対策や農業従事者の高齢化、 および後継者不在による担い手の不足など、 農業におけるさまざまな課題を抱えています。
これらの課題の解消およびオリーブの生産や加工などを通し、 地域活性化を目指しています。
伊豆オリーブみらいプロジェクト ロゴマーク
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