JIS Q 22301　セキュリティ及びレジリエンス-事業継続マネジメントシステム-要求事項」が改正！

2020年11月30日

セキュリティ及びレジリエンス-事業継続マネジメントシステム-要求事項」が改正！地震や洪水などの自然災害をはじめ、

感染症の流行といった予期せぬ事態に見舞われる可能性は大いにあります。特に、昨今の新型コロナウイルスの流行は、経済面で多大な影響を与えました。

この状況を乗り切れたとしても、次に同じような事態が発生した時、事業を存続するための計画はあるでしょうか。こういった脅威に対して、

事業継続を実現することは組織にとって大きな課題です。様々な環境の変化に対し、事業継続計画（BCP）を策定し、

維持・管理する仕組みである事業継続マネジメントシステム（以下、 BCMSという。）を考えてみてはいかがでしょうか。～JIS Q 22301

セキュリティ及びレジリエンス-事業継続マネジメントシステム-要求事項～

【規格概要】

JIS Q 22301は、対応国際規格であるISO 22301:2019の改訂に合わせて2020年11月20日に改正されました。この規格は、

事業の中断・阻害に関して、適切な事業継続の能力を開発するためのBCMSを、実施・維持するための体制及びその要求事項について規定しています。

これらを達成することで、事業の中断・阻害に関わるコストの低減や内部プロセスの有効性を維持する能力の向上、

顧客やサプライヤーなどの利害関係者への評判・信用の保護及び強化などの向上が期待されます。

▼書籍情報

JIS Q 22301：2020 セキュリティ及びレジリエンス-事業継続マネジメントシステム-要求事項

本体価格： 3,000円（税抜） A4判 30頁

★JSA Webdesk 特集コラム第5弾「事業継続計画（BCP）/事業継続マネジメントシステム（BCM）について」

▼JISのオンラインでの閲覧サービス

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(担当部門：出版情報ユニット出版情報サービスチーム TEL 03-4231-8550、 MAIL [email protected])

書籍以外にも、組織の認証審査やセミナー・説明会、規格についての情報がご覧いただけます。

https://webdesk.jsa.or.jp/

■日本規格協会グループ（JSA）について

日本規格協会は、 1945年12月に「工業標準化及び規格統一に関する普及並びに啓発等を図り、技術の向上、

生産の能率化に貢献すること」を目的に設立されました。

「標準化ナショナルセンター」である当協会では、 JISの開発、 JSA規格の開発、国際規格ISO、 IECの開発、 JIS規格票の発行と販売、

国際規格・海外規格の頒布、年間約100種類に及ぶ多彩なセミナーの提供、 ISO 9000、 ISO

14000をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、

品質管理検定（QC検定）等の事業に取り組んでおります。

2019年4月1日、標準化活動のグローバル化をより一層推進するため、規格開発部門と認証部門を分離するなどの体制整備を行い、一般財団法人日本規格協会、

日本規格協会ソリューションズ株式会社、一般財団法人日本要員認証協会の三法人から成る「日本規格協会グループ」として、事業を開始しました。

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