宮台真司・高橋源一郎・大森靖子が選考委員として参戦した【歌舞伎町文学賞】ついに一次選考作品発表!
株式会社ヘブンズゲイト(本社:沖縄県、代表取締役社長
:高橋一花、以下私たち)が2023年に始動した、まったく新しい文学賞です。既存の文学賞では拾えないような、埋もれた才能の発掘を理念に、2023年1月から、形式や内容を特に決めず募集を開始し、約半年間で1639作品という信じられないほど沢山の作品のご応募を頂きました。
この度、一次選考が終わりましたことを発表いたします。
そして、その発表を本日2023/12/31/23:59:59に発表致しますことを、このプレスリリースをお読み頂いた方に、先にお伝えさせて頂きます。(ご自由に発表されてください。)
■歌舞伎町文学賞について
これまでの既存の文学賞というものは、「小説家になろう!」という
ある種の特殊な人たちが執筆した作品の中から、優れた作品を選出するものでした。
しかし、私たちは、どこかで日記帳やスマホのメモ帳に書き連ねた別れた男への怨念のような言葉、誰も見ていないような本名ではないSNSアカウント(通称:裏アカウント)の、だからこそリアルな切実な身に迫る、しかし本来ならばそこで呟かれて消えてしまうような、等身大で素敵な言葉に目を向けたいと考えこの文学賞を創設しました。
精一杯生きてきた証として絞り出された言葉にこそ、誰かの心を動かす力があります。
そんな現代のリアルな言葉たちを、歌舞伎町文学賞はできることなら拾い上げ、(という言い方は失礼ですね、すみません。逆に私たち歌舞伎町文学賞、そしてそれを主催する株式会社ヘブンズゲイトを選んでいただき)世界に発信、いえ、見せつけてやりたいと思っています。
■選考委員には私たちの理念に共鳴していただいた日本を代表する文学者やアーティスト
記念すべき第1回には、選考委員に
【社会学者・宮台 真司】
【小説家、文芸評論家・高橋源一郎】
【超歌手・大森靖子】
をお迎えいたしました。(敬称略)
以下、コメントをいただいております。
【大森靖子】
「裏垢女子の皆様。そして、裏垢にすら、こぼしてあげない大切な心をお持ちのお姫様方。
もし、ここに上手にぶちまけることができたなら、あなたの、誰からも抱きしめられなかった感情は、
誰からも愛されないのかもしれないと思った身体ごと、これさえあれば生きていける、人生のかてとなります。
沢山の人にうとまれる嫌なものは、嫌だというパワーを持ったものです。それは、一番美しく光る可能性を持っています。
だからどうか、捨てないで。あなたは、あなたが願う少女のままでいてください。」
【高橋源一郎】
日本で、いや、もしかしたら世界でいちばん「とがった」文学賞にようこそ。どんなことばでも安心して送ってください。
「これはダメ」とか「こんな表現はありえない」とか「頭、おかしいんじゃないの」とかは一切いいません。
なんでも自由に、そして、選考するぼくを心の底からびっくりさせて!
■選考委員のプロフィール
大森 靖子
日本の女性シンガーソングライター。自ら「超歌手」を名乗る。初期には、しばしば「激情派」と形容された。
女性アイドルグループ・METAMUZU(旧ZOC)のプロデューサー兼、
メンバーとしても活動している。株式会社TOKYO PINK代表取締役。
高橋 源一郎
日本の小説家、文芸評論家。明治学院大学名誉教授。 散文詩的な文体で言語を異化し、
教養的なハイカルチャーからマンガ・アニメ・テレビといった大衆文化までを幅広く引用した、
パロディやパスティーシュを駆使する前衛的な作風。日本のポストモダン文学を代表する作家の一人である
宮台 真司
※ここは先輩がすごさをわかりやすく書き直す
日本の社会学者・映画批評家。社会学博士。東京都立大学教授。大学院大学至善館特任教授。「オウム事件真相究明の会」呼びかけ人。宮城県仙台市出身。
■応募者の中には有名人も
応募作品の中には皆さまが「アッ!」と驚く有名人の応募も…
(もちろん、ペンネームでの発表となります。いい加減な会社に見えるかもしれませんが、その辺のなんというか、個人情報的なそういうところはキッチリしております!)
今後、審査を重ね、追って2次選考通過作品を発表させていただきます。
歌舞伎町文学賞第1回目の選考過程に、そして受賞作に、ぜひご注目ください。
選考過程や詳細につきましては、守秘義務の範囲、また、第三者にご迷惑が掛からない範囲でメディア様に公開可能です。ぜひお気軽にご連絡ください。
「既成の文学の枠組みから外れた作品を期待します」という既成の文句を繰り返す既成の文学賞、私はそんなものに飽き飽きしました。
こちらが、弊社が歌舞伎町文学賞の概要に記載させて頂いた文章になります。
「既成の枠組みから外れた作品を期待します」そんな既成の文句を繰り返し、既成の作品ばかりが応募され、既成の人間たちにより、既成の物差しで評価され、既成の流れで世に出る、ヘヴンズゲイトは、そんな日本の既成の文学の既成の枠組みをぶち壊したいと思っております。
このPR文をお送りされた方々の中には、もしかしたら、そんな既成の文学賞だと私たちが批判をする文学賞を開催されている会社に所属されている、あるいは同じ会社の方もおられるかもしれません。
しかし、ヘヴンズゲイトは、既成の文学に対してただただ批判をしているわけではございません。
このような企画は、ヘヴンズゲイトのような小さな会社だからこそできる動きであり、既成の体制におられる方々からも、個人的に応援のメッセージを頂いております。
ヘヴンズゲイトは、文学とは、過去の積み重ねだと思っております。
ここまで批判を繰り広げてきましたが、既成の文学賞を主催されている出版社の方々に対して、ただただ批判をしているわけではありません。
今回、歌舞伎町文学賞の選考委員をお引き受け頂いている高橋源一郎さんに、とあるエピソードがあります。
彼は、初めて応募した作品が、当時の編集者の目にかない(その編集者さん、偉過ぎる!)最終選考まで残ったものの、選考委員の方々に「読む時間の無駄だ」「こんなものを読ませるな」と散々に言われ、5名の選考委員のうち、瀬戸内
寂聴さんを除く全員から落選の印を押されてしまいました。
その後、高橋さんは、その編集者の後押しで、さらに小説を描き(やっぱりこの編集者さん、偉過ぎる!)それが、講談社様の第4回群像新人長篇小説賞にて優秀賞を受賞、その後の彼のご活躍、多大なる偉大なる作品群については、私が申すまでもありません。
私は、このエピソードを読んで、なぜだか、非常に強い憤りを覚えました。それはまず、高橋さんの最初の作品を酷評した選考委員の方々にです。もちろん、あまりに新しすぎる、尖り過ぎる才能は理解がされにくいことはわかります。しかし、新しい才能、まだ見ぬ異形の何かを見つけるのが「文学賞」というものの、あるべき姿なのではないでしょうか。彼の作品に対して酷評した選考委員の方々は、日本が産んだ文学者の才能を見いだせなかったことを恥じるべきだと、思っております。(プレスリリースでこんなの書くべきじゃないかな、でもまあいいや)
そして、次の憤りはこのようなものです。高橋さんは、(運よく?)素晴らしい編集者さんに強く後押しされ、作品を描くことを続けられましたが、書いたところで受賞の保証もない、そんな中で、散々に酷評されたのち、普通の人間は、書くことを諦めてしまうことがほとんどだと思います。
あの、高橋さんを酷評した文学賞のような状況が、同じようなことが、これまでにも沢山あったのではないかと、私は思っております。その中には、少し見方を変えれば、少し深く見つめれば、少し心のありようを変えれば、素晴らしい感性が見いだせる才能があったと、私はそう思わずにはいられません。そのような、本来ならば、自らの才能を開花させ、自らを、そして世の人々に楽しみを与えていたはずの才能が、貶され、埋もれていったであろうことに、目の前で目にしていない現実ながらも強い憤りと、そして、義務感を覚えます。
ヘヴンズゲイトが、今回、歌舞伎町文学賞を主催させて頂いたのは、まさにこれが理由であります。
本来ならば、開花し、素晴らしい作品を作っていたはずの才能を、一人でも多く拾いたい、これが心からの本心でございます。(そしてちょっと噛んでお金儲けももちろんしたい)
ヘヴンズゲイトは、弊社のサイト(
)も、主催する歌舞伎町文学賞のサイトも(
)そしてこのPR文も、非常にふざけた、くだけた、そしていかがわしい雰囲気をただよわせております。(自覚は、あります!)
しかし、それは意識的なものです。固い、きっちりした、取引実績に錚々たる会社を並べ、「すごい!」と言われるような、しっかりした感じを出すことは、容易であります。しかし、ヘヴンズゲイトは、どこまで行っても、どれだけ結果を残そうとも、この姿勢を崩したくはありません。
私の尊敬するある経営者の言葉を引用します。
「おまえら、もっといかがわしくなれ!」
ヘヴンズゲイトは、いつまでも、いかがわしくあり続けます。
このようないかがわしい会社ではありますが、意外に、きちんとしておりますので、こちらのPR文をお読み頂き「なんだかおもしろいな」と思った会社様、個人様は、是非ともご連絡、ご協力を頂けると幸いです。
歌舞伎町文学賞が、そしてヘヴンズゲイトが、認知を広げ、大きくなることは、私は、我ながら社会のためになると思っております。そして何より、私は、このような弊社の体制を「楽しい」と思っております。
ここまで非常に長い文章になりました。このようないかがわしい文章をお読み頂いたことに、心から感謝の念を示させて頂きます。
P.S
ちなみに高橋源一郎さんがほぼすべての選考委員に酷評された小説は、「ジョン・レノン対火星人」という名で、後ほど出版されています。私は、高橋さんの作品の中でもこの作品が非常に好んでおります。
是非とも、次の「ジョン・レノン対火星人」を世に産むご協力を、頂けませんでしょうか。
主催:株式会社ヘブンズゲイト
参考:「まず、これを愛とします」しんでねこになる/東京日記
当社、株式会社ヘヴンズゲイトの理念を語らせて頂こうと思いましたが、
ここでは到底書ききれないので、(マジ長いんですよ)HPからご覧いただけますと幸いです。
株式会社ヘブンズゲイト(理念)
https://heavens-gate.co.jp/newmornig
広報担当 内田
メールアドレス [email protected]
電話番号 080-1212-1212
(間違い電話が多いため、メールも合わせてお送り頂くと確実かと思います。よろしくお願いします。)
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