カンロ、マテリアルリサイクルのスタートアップ企業「REMARE」と協業スタート
カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 村田 哲也、以下
カンロ)と、海洋プラスチックや施設・企業から出るプラスチックゴミをマテリアルリサイクルする株式会社REMARE(本社:三重県鳥羽市、代表取締役:間瀬 雅介、以下
リマーレ)は、廃棄プラスチックのアップサイクルに向けた協業をスタートいたします。
リマーレは独自技術により海洋プラスチックゴミをマテリアルリサイクルするスタートアップ企業ですが、近年ではあらゆる樹脂素材を循環する取り組みを行い、内装材など各種プロダクトへ変換する再資源化を行っています。カンロの製造工程においてどうしても出てしまう廃棄包材は
2023年実績で年間約
94トンに及びます。カンロは長期ビジョン「KanroVision2030」達成に向けてサステナブル経営を推し進める中で、廃棄物の削減にも取り組んでいます。
商品パッケージに多く使われている複合フイルムや印刷されたフイルムは通常アップサイクルが困難とされていましたが、リマーレの技術により、カンロがこれまで廃棄していた包材のアップサイクルも可能になります。キャンディ商品などのカンロの廃棄包材は、色や輝きも豊かで、樹脂素材に変換した際も今までにない表情が出る、と評価をいただいています。
カンロはリマーレとの協業により、資源循環型社会実現に貢献を目指します。
■「株式会社REMARE」について
海洋プラスチックを始めとする難処理プラスチックの再資源化インフラの構築を目指すスタートアップ企業。自社開発のマテリアルリサイクル技術によって彩り豊かでアート性・デザイン性に富んだ板材を製造。板材は、回収し、繰り返し新たな板材へと生まれ変わらせることが可能。新しい「資源」の可能性を追求し、リサーチから、実験・研究を経て、マテリアルの開発を行っています。海洋プラスチックの再資源化プラント開発で、2023年グッドデザイン賞受賞。
■「株式会社REMARE」会社概要
社名:株式会社REMARE
代表:代表取締役 間瀬 雅介
本社・工場:〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽5-2-14
コーポレートサイトURL:
■「カンロ」展開ブランド
■「カンロ」会社概要
社名 : カンロ株式会社
代表 : 代表取締役社長 村田 哲也
所在地 : 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティビル37階
創業 : 1912年(大正元年)11月10日
事業内容 : 菓子、食品の製造および販売
上場市場 :東証スタンダード市場(証券コード2216)
URL : コーポレートサイト
KanroPOCKeT
当社は1912年の創業以来、社名になっている「カンロ飴」を始め、菓子食品業界で初ののど飴となる「健康のど飴」、ミルクフレーバーキャンディ市場売上No.1ブランド※1「金のミルク」、大人向けグミの先駆けでありグミの売上トップブランド※2である「ピュレグミ」など、生活者の皆さまから愛される商品を創り続け、成長してまいりました。直営店「ヒトツブカンロ」では、「ヒトからヒトへ
つながる ヒトツブ」をコンセプトにキャンディの魅力を発信しております。
昨今は、中期経営計画2024で目指す姿として掲げる「人と社会の持続可能な未来に貢献する
パーパスドリブン企業」の実現を目指し、戦略の中核に据えている「人財」への取り組みも強化しています。2024年3月には健康経営への取り組みが評価され、経済産業省が推奨する「健康経営優良法人2024」に認定されました。
※1株式会社インテージSRI+ ミルクフレーバーキャンディ市場 2022年4月~2023年3月累計販売金額ブランドランキング
※2株式会社インテージSRI+ グミ市場2022年10月~2023年9月累計販売金額ブランドランキング
■パーパス 「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」
カンロは、2022年、企業パーパス「Sweeten the Future
~心がひとつぶ、大きくなる。~」を定めました。変化が激しく、先行きが不透明・不確実な時代の中、カンロがこれまで歩んできた道程を確認の上、自分たちの未来への想いを言語化したものです。糖から未来をつくり、糖の力を引き出す事に挑み続けてきたカンロが企業活動の中で培った技術をさらに進化させることで、
「心がひとつぶ、大きくなる。」瞬間を積み重ねて人と社会の持続可能な未来に貢献してまいります。
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