◤ 京都伝統産業ミュージアム ◢ 平安時代に思いを馳せる工芸品が雅やかに集う！「京のかおり源氏物語によせて」、京都伝統産業ミュージアムショップにて4/18(木)から

2024年3月18日

華やかなる王朝文化の一端に触れる販売イベントを実施します 4/18(木)から5月6日(月・休)まで

京都伝統産業ミュージアムショップ（所在地：京都市左京区運営：株式会社京都産業振興センター）では、源氏物語関連の工芸品を集めた販売イベント「京のかおり

源氏物語によせて」を、2024年4月18日(木)から5月6日(月・休)まで開催いたします。

香りにまつわる品を中心に、有職小物、京菓子、貝合わせ、紙製品など、魅力的なアイテムが大集合。展示商品の一部は期間限定でオンラインショップでも販売いたします。

また、香りの世界を奥深く楽しむことのできる展示や、十二単の実物展示などでも、雅やかな王朝文化に触れていただけます。ぜひ、皆様のご来場をお待ちしております！

宮中に立ち込める香り、笑いさざめく声、衣ずれの音…。

遥か昔、平安朝に思いを馳せ、華やかなる王朝文化の一端に触れその余韻をご自宅でもお楽しみください。

京のかおり源氏物語によせて

* 会期：2024年4月18日（木）～5月6日（月・休） ※休館日：4月22日（月）

* 営業時間：10:00～18:00（入店は17:30まで）

* 会場：京都伝統産業ミュージアムショップ（〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ B1F）

* 入場料：無料

* 主催：京都伝統産業ミュージアムショップ（株式会社京都産業振興センター）

* 協力：香老舗松栄堂、堺町御門前平七

* 一般のお客様からのお問い合わせ先：075-762-2671（担当：村上・安土）

香りにまつわる品を中心に、有職小物、京菓子など、魅力的なアイテムがお出迎え

その他にも、薫香、京漆器、かるた、京扇子、京七宝、京菓子、貝合わせ、有職小物、つづれ織小物、紙製品などなど、多彩な工芸品が集います。

蓋を引き出すと小窓が開き香りがほのかに漂います

源氏かおり抄五十四帖の八おほかたに花の姿を見ましかばつゆも心のおかれましやは

蓋を引き出すと小窓が開き香りがほのかに漂います。さっぱりとした和の香りをお楽しみいただけます。「花宴（はなのえん）御にほひ箱」松栄堂

・価格｜￥11,000（税込）

唯一無二の装飾を施した香炉

大正4年に創業し百年を超える歴史を持つ紅村窯（こうそんがま）。

この伝統の中から、新しく四代目が作り上げた作品は、和菓子の伝統技法"はさみ菊"に魅了されて生まれた"土鋏"(つちばさみ)。

ハサミで磁器を切る唯一無二の装飾を施した作品は全て一点ものとなります。「土鋏香炉」紅村窯・価格｜￥165,000（税込）

平安の趣を感じられる数点限りの逸品

有職織物の中でも最高級の浮織といわれる一際豪華な織物で出来た小物入れ。ファスナー部分には、菊結びを施した紐房をお付けしております。

絹の優しい手触りと美しい有職文様から平安の趣を感じられる数点限りの逸品です。使いやすいサイズで、贈り物にも最適です。「三角ポーチ」堺町御門前平七

・価格｜￥16,500（税込）

和三盆のお干菓子の詰め合わせ

紫式部をイメージし扇をかたどった一片や、梅の酸味と甘やかな和三盆とが人生の悲喜こもごもを思わせる一片などを取り合わせた素敵な詰め合わせ。

享保元年（1716年）創業の御菓子司若狭屋久茂の品です。「むらさき」若狭屋久茂・価格｜￥1,000（税込）

平安の時代に思いを馳せる、貝合わせ

平安時代に宮中で行われていた遊びの一つ、貝合わせ。一対の貝殻の両面に花や歌などを書いて左右に分けて置き、絵柄を合わせて取る遊びが楽しまれていました。

明治24年創業、京の今を生きる桐箱を提案する箱藤商店の品です。「貝合わせ」箱籐商店・価格｜￥41,800（税込）

雅やかな王朝文化に触れる、展示も充実

NHK大河ドラマ「光る君へ」でも注目の十二単を展示

会場では特別に、堺町御門前平七の十二単を展示します。

色とりどりの生地に、大胆な文様。荘厳であり、雅やか。古くより公家や武家、また神職の方々が身につけてきた装束には、独特の風格があります。最近では、紫式部と平安の世を描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」でも目に触れる機会が増えています。そうした装束を調進する店は古くより京都に、またその多くが京都御所周辺に集まっていますが、その老舗の一例が黒田装束店（堺町御門前

平七）です。創業は江戸初期。京都御苑の堺町御門の真向かいに店を構えてから伝承によると400年以上、さまざまな装束の調進を行なってきました。