『ルコックスポルティフ』のベビーシューズが世界三大デザインアワードである「iFデザインアワード2024」を受賞

2024年3月22日

デサントジャパン株式会社が展開するフランス生まれのスポーツブランド『ルコックスポルティフ』が販売するベビーシューズ「LCS ARLES(エルシーエス

アルル)」「LCS CHARLES(エルシーエス

シャルル)」は、世界三大デザイン賞のひとつである「iFデザインアワード2024」を受賞しました。132名のデザイン専門家が72か国/地域から集まった11,000件の応募デザインの中から選考。本アイテムは、歩き始めの1歳前後の子どもの足に寄り添ったデザインが「プロダクト」分野の「ベビー/キッズ」部門で、「機能」「アイデア」「差別化」の項目で高く評価され、今回の受賞に至りました。

受賞概要

受賞製品の特設サイト

iFデザインアワードについて

iFデザインアワードは、1954年以来、国際的に権威のあるデザインアワードのひとつとして、またIFロゴは優れたデザインの証として広く認知されています。

この賞は、「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア・内装」「プロフェッショナルコンセプト」、「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI（ユーザーインターフェース）」の9つの分野で構成されています。すべての受賞デザインは、

ifdesign.com

https://ifdesign.com/en/で公開されています。

今回受賞した「LCS ARLES」「LCS

CHARLES」とは、歩き始めた1歳前後の子どもの未発達な土踏まずを中心に足の内側をサポートする機能を備えたベビーシューズで、ファーストシューズや出産祝いの品としても人気のアイテムです。2023年にはキッズデザイン賞も受賞しています。

『ルコックスポルティフ』は今後も「デザイン＆コンフォート」をコンセプトとした、フランス生まれのブランドらしい上品なデザイン性と、スポーツメーカーならではの機能を生かした快適性を兼ね備えた製品を提供してまいります。

【受賞製品詳細】

左：靴底のヒールの形状、右：ヒールカウンターの長さ(上：外側、下：内側)

■足の内側をサポート

1歳前後の子どもの足は土踏まずができあがっておらず、足首が内側に倒れてしまうことがあります。靴底のヒールの内側を土踏まず部分まで延長した形状にし、さらにヒールカウンター*の内側を土踏まずの辺りまで伸ばすことで、子どもの足を内側から支えています。

*ヒールカウンター：かかと周辺の硬い部分

左：インソール表、中央：インソール裏、右：靴底

■よちよち歩きをサポート

歩き始めの赤ちゃんは足裏全体をつけて歩いており、だんだんと、かかとからつま先へ体重移動する歩き方を身に着けていきます。歩き方がスムーズに移行できるように、インソールには、表面に5本の指でしっかりと地面をつかんで踏み込むサポートをする段差、裏面にかかとからつま先へ体重移動する際の足の曲げをサポートする溝を搭載しています。靴底は踏み込みと体重移動のサポートに加え、滑りにくさを考慮した形状にしています。

左：ヒールテープ、右：履き口を開いた状態

■履かせやすい・脱がせやすい

子どもは外出中でも靴を脱ぎ履きする場面が多く、履かせるのも脱がせるのも一苦労です。本製品は、履き口が大きく開く設計のため子どもが足を出し入れしやすく、面ファスナーに加えてヒールテープもついているため、履かせやすく脱がせやすい設計になっています。

内側の星マーク

■日本メーカーならではのこだわり

メイドインジャパンの丁寧なモノづくりで仕上げた1足です。両足のアウトソールの内側には「☆」マークがついており、「☆」マーク同士を合わせて置くことで、日本特有の玄関で靴を脱いだ際に揃えて置く習慣を育みます。「☆」マークは凹で彫られているため使用を重ねて側面が汚れると「☆」マークがより見えてくるデザインです。

【受賞製品概要】