＜写真やイラストで学ぶ＞木に関する雑学知識満載『木を知る図鑑』5月発売

2024年4月30日

木を知る図鑑』を、2024年5月に発売いたします。

木の生態、美しい森林、世界のツリーハウス、木にまつわる伝説や神話、樹木をモチーフにした映画やポスター、人々の生活と樹木の関わり、歴史、環境問題など、「木」と聞いて思い浮かぶ様々なこと、関連することを徹底的に紹介する図鑑的読み物。植物学的な知識から、美しい木の写真やイラストを多用してわかりやすく、楽しく解説します。

いつも見ていた木が違った木に見えてくるかも？！雑学知識満載の一冊です。

* 多様な構造を備えている「木」

木を知らない人はいないはず！しかし上質な組織のことは知らないのではないでしょうか？ここでは木の複雑さを断面のイラストで紹介しています。

* 森に生息する様々な樹木たち

主にフランス＆ヨーロッパに生息する樹木たち。木によって違った形の葉も大きく見ることができます。

* 世界のツリーハウス

エクアドル、アメリカ、スイス、ポルトガル、ドイツ…森林や雪の中にあるツリーハウスは、木と共に歩んできた人々にとっての憧れです。

* フランスの森林を保つために行っている造林と雇用

人は太古の昔から木を育ててきました。森で植物を採集し、暖を取ったり、（おそらく）安心感を得たりするために木を拾い集めたり。この時点で、人は一度に大量の木を伐採できることに気がついたのでしょう。フランスの森林の歴史は目まぐるしく変動し、人間に不可欠なこの資源を何とか管理しようと伐採と再造林が繰り返されました。伐採にも造林にも人手が必要です。

* 樹木と香水

香水の分野でも多くの樹木が利用されている、木、花、実、根。こうした原材料から、うっとりとするような香り

を想像するのは難しいですが、それこそが香りの錬金術師の腕の見せ所でしょう。

* 目次

伝説の森、木の出現、幹、袋小路の樹木、樹液、樹木と菌類、樹木同士のコミュニケーション象徴的な森、フランスの森林の５つの時代、中世と森林、森と造船

、トロンセの森、木材流送、果物が好き！、果樹の形態、森林の探検家、大規模な再植林、樹木の利用、森と抵抗、樹木の政治利用、幻想の木、樹木と神話

、聖書の中の樹木、クリスマスツリー、永遠の命の木、恐ろしい森、森の小さな生き物たち、団結の木、木と場所、森に住む人々、樹木と人名、系統樹、

オールマイティな木、フランスの森林、造林、測樹学、フランスにおける林業経済、フランス語の「木」にちなんだ表現、アイスマン、ガリア人の天才的発明：樽

、ポプラ栽培、骨組み構造、パリ、ノートルダム大聖堂、果樹、盆栽、癒しの木、ゴムと樹脂、木から本へ、本、美しい顔料、絵画の中の樹木

、樹皮の利用、樹木と香水、メロディを奏でる木、木の玩具、都市の中の樹木、21世紀の木、都市の木、森林の現状、木のビジネス、外材の危機

、森林危機、アグロフォレストリー、森林を回復させる人々、森林での権利と義務／参考文献／索引

* 著者プロフィール

Serge Schall（セルジュ・シャール）

モンペリエ国立高等農業学校、およびモンペリエのラングドック科学技術大学卒業。農業工学の博士号を取得。農学博士兼エンジニア。ガーデニング関連の書籍を多く手掛け、植物や庭園に関する本を定期的に執筆している。

監修：川尻秀樹（カワジリヒデキ）

1959年岐阜県美濃市生まれ。TreeClimbingJapan副理事長兼ディレクター。樹木医。日本大学農獣医学部時代にアメリカ合衆国の国立公園を15カ所訪問、東京農工大学を経て岐阜県職員として林業普及に尽力する傍ら、林業短期大学講師を務めるなど、森林・林業のエキスパート。全国日本インストラクター協会理事（岐阜県会顧問）、技術士（林業部門）、きのこアドバイザー、ネイチャーゲーム岐阜県協会理事、キャンプインストラクター（岐阜県協会副会長）、Project

WILD上級指導員、グリーン・ツーリズムインストラクター、現在は岐阜県立森林アカデミー特任教授として活動中。

* 書籍情報

書名：ビジュアルで学ぶ木を知る図鑑

著者：Serge Schall

翻訳：ダコスタ吉村花子

発売日：2024年5月

仕様：B5変形版並製総288頁

定価：3,960円（10%税込）

ISBN：978-4-7661-3865-8

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