WFと学ぶ!生物多様性スクール2024 第2回「森林破壊のいま~甘いチョコの苦い現実とは?~」
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公益財団法人世界自然保護基金ジャパン プレスリリース:2024年07月22日 【連続セミナーのご案内】WWFと学ぶ!生物多様性スクール2024
第2回「森林破壊のいま~甘いチョコの苦い現実とは?~」 7月24日(水)18時~19時半(オンライン)
世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、2024年5月より「WWFと学ぶ!生物多様性スクール2024」を開始しました。本イベントは、2022年、2023
年にWWFジャパンが開催した「生物多様性スクール」の新シリーズです。過去シリーズと少し趣向を変えて、WWFの活動を中心に、より楽しくより易しい切り口でお届けし、お友達やご家族とも一緒に生物多様性について考え、学んでいただける内容を目指しています。
モデレータは、WWFジャパン理事で共同通信編集委員の井田徹治氏。井田氏が過去40年近くにわたり世界各地を取材する中で撮りためた自然や生物多様性に関する貴重な写真を通して、各回のテーマを解説いただきます。その上で、WWFジャパン自然保護室の専門オフィサーと井田氏との対話形式で、生物多様性に関するさまざまなテーマについて深掘りをして分かりやすくお届けします。2024年5月、7月、9月の開催です(9月は予定)。
写真:破壊が深刻なブラジル大西洋岸の森林に生息、絶滅の恐れが非常に高いとされる小型霊長類のゴールデンライオンタマリン 。井田徹治氏撮影
■第2回「森林破壊のいま~甘いチョコの苦い現実とは?~」
第2回には、WWFジャパン森林グループ長の相馬真紀子が登壇。国連食糧農業機関(FAO)によれば、1990年以降、世界では4億2,000万ヘクタール(日本の面積の11倍に相当)もの森林が消失。その最大の要因は農業で、牛肉やパーム油、大豆、カカオ等の生産のために広大な森が切り開かれてきました。日本でも身近なチョコレートの主原料カカオ豆[TM6]
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は、ガーナが日本の輸入元の8割近くを占めますが、現地ではカカオ生産によって引き起こされる森林破壊が深刻です。カカオ生産にまつわる児童労働の問題については日本でも多数の企業等が取り組みを進めていますが、環境問題については十分に認識され取り組まれているとはいえません。本セミナーでは、世界の森林の現状やカカオの問題、WWFの活動についてご紹介します。
(C) Luis Barreto / WWF-UK
※参加ご希望の方は事前登録をお願いします。
https://bit.ly/4eMJyOf■プログラム
18:00-18:05 イントロダクション
18:05-18:20 井田氏からのテーマ解説
18:20-19:10 WWF相馬と井田氏の対話形式で今回のテーマを深掘り
19:10-19:30 質疑応答
■登壇者プロフィールWWFジャパン 自然保護室 森林グループ長 相馬真紀子
カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて地理・環境学の学士号を取得後、東京大学大学院にて国際環境協力を学び、修士号取得。13年間にわたり政府開発援助の農業・林業政策の専門家としてコンサルティング会社に勤務。東南アジアやアフリカなど世界各地の農林業の現場、とくに山間地での傾斜地農業や有機農業、伝統農法について経験を積む。フィリピンでは有機農業生産・流通・販売組織の設立を手掛けた。現場での経験をとおし、NGOの活躍・機動力を何度も目の当たりにして衝撃を受け、転職を決意。2018年にWWFに入局。
WWFジャパン理事、共同通信編集委員 井田徹治氏(モデレータ)
1959年東京生まれ。1983年、東京大学文学部社会学科卒。同年共同通信社に入社。1991年 本社科学部記者。
2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。2010年から現職。環境と開発の問題をライフワークに各地の環境破壊や貧困の現場、問題の解決に取り組む人々の姿などを報告してきた。気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国など多くの国際会議もカバーしている。著書は「生物多様性とは何か」(岩波新書)、「霊長類」(同)など多数。
■WWFと学ぶ!生物多様性スクール2024 第2回「森林破壊のいま~甘いチョコの苦い現実とは?~」日時:2024年7月24日(水)18:00-19:30
開催方法:Zoomによるオンラインセミナー
対象:ご関心のある方どなたでも参加費:無料申込み締切:イベント開始まで■お申込
参加ご希望の方は、以下のURLかQRコードより事前登録をお願いします。https://bit.ly/4eMJyOf
WWF(World Wide Fund For Nature)について
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。
https://www.wwf.or.jp/
■本件に関するお問合せ
WWFジャパン ブランドコミュニケーション室 広報担当
E-mail:[email protected] 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000018383.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000018383.html
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