香辛料・調味料メーカーの万城食品ホールディングスがキユーピーと業務提携 2024年4月1日付で新会社「万城シーズニングパートナーズ（BSP）」を設立

2024年2月14日

2024年4月1日付で新会社「万城シーズニングパートナーズ（BSP）」を設立～生鮮・CVS・ミールキット市場を販路として顧客価値向上と魚食文化の醸成を促進～

わさび製品を中心に香辛料・調味料を開発・製造する、株式会社万城食品（ばんじょうしょくひん

本社：静岡県三島市、代表取締役社長：米山一郎）は、2024年4月1日付で施行する機構・組織改革の一環として、株式会社万城食品ホールディングス傘下に、グループ内で生鮮・CVS

販路を管掌する販売会社、株式会社万城シーズニングパートナーズ（BSP)を設立しました。

また、生鮮販路における持続的な成長基盤の確立と価値ある商品・サービスをご提供し続けることを目的に、キユーピー株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役

社長執行役員：高宮満、以下「キユーピー」）と業務提携契約を締結いたしました。この契約によって、キユーピーはBSPに出資し、両社間のより堅固な協業基盤を確立します。今後とも両社の強みを結集した、素材に合う調味料や加工わさびを独自の発想でご提供することでお客様の課題解決や生鮮食品業界・食文化への貢献をめざしてまいります。

■設立の背景

昨今の生鮮食品業界では、魚食需要の減少が課題となっています（※）。BSP（万城シーズニングパートナーズ）は、社名の由来でもあるように、鮮魚売場に欠かすことのできない季節、四季ごとに変化するニーズを捉え、常に顧客のパートナーでありたいという決意のもと、新たな取り組みやキユーピーとの連携を通じて魚食文化の醸成、並びに新たな需要創出をめざします。

※参考情報：水産庁による水産物消費の統計によると、食用魚介類の1人1年あたりの消費量は23.2kgと、2001年度ピーク時の40.2kgと比較して年々減少

出典：水産庁令和4年度「水産白書」水産物商品の状況

https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r04_h/trend/1/t1_1_2.html

■会社概要

株式会社万城シーズニングパートナーズは、株式会社万城食品の一部事業を分割し、新たに設立された生鮮、CVS販路を管掌する万城食品のグループ企業です。キユーピーからマイノリティー出資を受け、経営は万城食品が担います。また、キユーピーから１名の取締役と若干名の出向社員を迎えます。

■役員人事、および人事異動

万城食品グループは2024年4月1日付で下記の人事を発令します。

■コーポレートロゴ

【BSPロゴについて】

万城食品のコーポレートロゴに込められた伝統と姿勢を踏襲しつつ、BSPの企業理念を流線的なフォルムによる躍動感と太く、柔らかなフォントで表現。四季(SEASON)を通じて調味料(SEASONING)のパートナーとして貢献し続ける決意を社名の「シーズニング」の頭文字「S」で表現しています。

【『まるちょん』について】

「永」の一字に筆づかいの 8

種の基本が含まれているとする書の運筆法「永字八法」。万城食品はものごとの始まりを象徴する一筆目の「、」を社章と定めています。「初心忘れるべからず」を常に思いながら、時代とともに移り変わる食文化に貢献していきたいという願いを表します。

■万城食品グループについて

万城食品は1952年に創業した、わさび製品が主力の香辛料・調味料のメーカーです。わさび産出額、日本一の静岡県の三島市に本社を構え、産地から全国の食卓へわさびを届けています。“もっとおいしく、もっとたのしく”を企業理念に掲げ、現在ではわさび製品に加え、蒲焼のたれ、からし酢みそ、ドレッシング、調理用調味料など多様な商品を製造・販売しています。

ホームページ：

https://www.banjo.co.jp/

万城食品楽天市場店：

https://www.rakuten.co.jp/banjo-shop

■キユーピー株式会社について