024年3月1日(金)「SHIRO ルミネ池袋店」増床リニューアルオープン

本質的な循環のために廃棄物ゼロを目指す「SHIRO 15年目の宣言」のもと、資源を見つめ直し、未来へ繋げる店舗づくり。

コスメティックブランドSHIROを展開する株式会社シロは、このたび「SHIRO

ルミネ池袋店」を2024年3月1日(金)に同フロアにて増床リニューアルオープンいたします。

私たちSHIROはブランドが生まれて15年となる今年、すべての資源の価値を見つめ直し、本質的な循環のために廃棄物ゼロを目指す「15年目の宣言」を表明しました。注力していくのは、ものづくりと店舗づくりの2つです。ものづくりにおいては今年1月に、製品リニューアルなどで使えなくなってしまった香料を規定内で使い、魅力をさらに引き出した限定フレグランス「ZERO

COLLECTION FRAGRANCE」が誕生。そしてこのたび、店舗づくりについての宣言を形にする第1号店がオープンいたします。「SHIRO

ルミネ池袋店」で取り組むのは、ただ新たにつくり変えるのではなく、世の中で一度は不要となったものにクリエイティブを加えることで生まれ変わらせて使い、そして廃棄するしかないものも再資源化まで見届ける、新しい店舗づくりです。産業廃棄物を資源化し素材として既存の什器をリメイク、建築余剰の杉材をそのままカウンターへ、販売用タイルの検品時に弾かれたものを什器の壁面タイルとして再活用。新しく生み出す什器なども、使い続けた先の未来を考えています。

従来の建築・施工業界では、安心安全な建物をつくるための資材の在り方を模索する一方、それらがいずれ産業廃棄物となるときに循環やリサイクルを行いやすい仕様になっていないことが殆どです。焼却すれば温室効果ガスが生まれ温暖化に繋がり、万が一それらが不法投棄された場合、土壌や水質汚染などの人為災害になることもあります。巡り巡って、地球に悪影響を及ぼし、私たちに返ってくるのです。そのため設計者や施工者、施主などのつくり手は、いずれ老朽化し改装や解体を行うことも想定してリサイクル可能な資材を選び、廃棄物を生み出さない循環可能な建物づくりを行うべきだと考えています。今回のリニューアルは、そんな未来をつくる小さくも大きな一歩です。

2023年に改装を行った「SHIRO ルクア

イーレ店」では、什器を捨てずにそのまま表層替えをして、余っていたガラス容器を左官材に混ぜて使用しました。既存の塗床を剥がさずに上から塗装し、今後のメンテナンスでも色を重ねて使い続けられるデザインにすることで、改装工事の在り方を変えました。また、アジア初出店となる台湾では、製品や販売資材などを輸送した木箱にデザインを加え、その後も廃棄せずそのまま什器として活かしました。今回、設計を担当してくださるのは、上記2店舗に引き続き、DRAWERSの小倉さんです。池袋店の店舗づくりではさらなる進化を遂げ、なるべくバージン材を使わずに世の中にある端材や廃材など使われなくなったものにクリエイティブを注いでいきます。

SHIROのものづくりや店舗づくりを通して、「つくる責任」とは、誰かに渡った後の「未来をつくり守る責任」でもあるという概念が、コスメティック業界や建築業界だけでなく、さまざまな業界や人々へ伝播していくことを願っています。

RENEWAL POINT

フェンスは従来のものを塗装するだけ。什器や床もつくり変えずにそのまま使用していきます。

産業廃棄物を再資源化した「NS-10」を天板に。本質的な循環を形にした什器の誕生です。

新しく木を伐るのではなく、建築時の余剰材から生まれた、木の温もりを感じるカウンター。

販売用タイルの検品時に弾かれたものを再活用。検品跡も個性として捉え、残したまま壁面に。

釘や接着剤を使わず、組み上げた什器。新しくつくり出すものは、その先の未来まで考えます。

使わないものは廃棄せずに倉庫で保管し、どうしても出てしまう廃棄物は再資源化を目指します。

活かして使い続ける

「SHIRO

ルクア

イーレ店」リニューアルのとき同様に、既存の什器を使用していきます。リニューアル前の鮮やかな赤いフェンスや壁面棚を覚えている方も多いのではないでしょうか。これらを新しい店舗イメージにあわせて塗装を施し、フェンスはレジ後ろのスペースで継続使用、壁面棚は中央の柱に再活用。そして、製品が並ぶカウンター什器や床も必要な部分を補修しながら使用します。まだまだ使える部分は活かす。店舗づくりだけでなくものづくりなど、何においても必要な考え方だと思っています。

未来をつくるものづくり

今回、増床するにあたり新たにつくりだす什器もあります。従来と異なるのは、釘や接着材を使わずパーツごとに組み上げるつくり方。いつか店舗の老朽化などで解体を行う際、パーツごとに違う組み合わせを行えば、再度手を加えることなく他店舗などで活用できます。ただつくり出すだけでなく、メンテナンスやいつか壊すときのことも考えたデザインです。また、新しい店舗で再活用しない棚やタッチアップ台のチェアなども廃棄はしません。一部は北海道砂川市にあるSHIROの「みんなの工場」に送り、また必要となる日まで保管。

そして収納部分の一部は、今年行うPOP UP

STOREの店舗づくりに使用します。その他壁面の一部や、工事を行う際発生してしまう廃棄物に関しては、石坂産業さんとともに解体前の店舗にて現場検証をしながら、再資源化できるよう分別ルートを確認しました。今回排出する石膏ボードやがれき、鉄、廃プラなどの産業廃棄物630kgに対し、現状予想している資源化率は100%です。産業廃棄物も地球から生まれる資源として、再価値化することが未来に繋がるはずです。

使わなくなったものにクリエイティブを注ぐ

生まれ変わる「SHIRO

ルミネ池袋店」では、さまざまなマテリアルを感じていただけます。そのまま活用するカウンター什器には、天板を加えリメイクを施しています。この天板は、産業廃棄物の中間処理を行いながら、その廃棄物を再生し資源化されている石坂産業さんが、建設解体現場から出る廃棄物を徹底的に分別・分級(特許第3359313)した精選土からつくられた「NS-10(Natural

Sand-10)」という素材で制作しました。「NS-10」は、精製土に処理を施し、造粒・固化させた砂質土状の盛土材です。

これまで路盤材や埋め戻し材として使われてきましたが、同社以外での建築資材としての使用はシロが初めてとなります。同社は「Zero Waste

Design」をビジョンに掲げ、“ごみ”という概念そのものをなくすことを目指しています。SHIROはその考えに共感し、「ZERO COLLECTION

FRAGRANCE」のプロダクトビジュアルも、廃棄物を処理されている現場で撮影させていただきました。

材木の大きなカウンターは、里山に転がっていたものを用いています。千葉県鴨川市で豊かな香りと味を持つハーブやエディブルフラワーを育てる苗目さんが、里山の環境を再生していく中で放置されていた杉を間伐し、その杉材でログハウスをつくる際に出た余剰材です。加工し過ぎず耳付きのまま使用することで、つくられていない自然本来の美しさを感じていただけます。

シーズナルビジュアルを掲げる中央の柱やレジカウンターには、タイルを施しています。これは販売用タイルの検品時に厳しいチェックにより弾かれ、埋立地利用にまわされる前段階でお譲りいただきました。タイルに入れた検品跡は残したまま、店舗を構成する要素として使用しています。タイルをそのままタイルとして、同じ用途で再活用することで、加工や形成にかかるエネルギーも軽減しています。

PARTNER

設計を担当したDRAWERS の小倉

寛之さんは、空間デザインにおいて美しさや利便性を追求すると同時に『つくる責任』を意識し、未来を考えたプロダクトデザインやクリエイションを行っています。「SHIRO

ルクア イーレ店」などの店舗以外にも、2024年春頃にオープンする北海道夕張郡長沼町の一棟貸し宿泊施設「MAISON

SHIRO」や、SHIROの東京オフィスも設計を担当しています。

小倉 寛之兵庫県小野市出身。京都造形芸術大学(現 / 京都芸術大学)芸術学部環境デザイン学科卒。cafe

co.勤務ののち、2011年インテリアデザイン事務所DRAWERSを設立。循環し、未来につながる創作活動に取り組む。2020年より、クライアントワーク以外の活動をスタート。

SHIRO オリジナルノベルティ3月1日(金)のリニューアルオープンに際し、合計11,000

円(税込)以上お買い上げのお客様へ、素材の魅力を楽しむ石けん全3種と、ミニサイズのフレグランス製品全2種をノベルティとしてご用意。

5製品の中からお好きなノベルティを1点お選びいただけます。亜麻石けん(82g)/あずき石けん(82g)/タマヌ石けん(82g)/サボン

ハンドクリーム(18g)/アールグレイ ボディオイル(20mL)※ノベルティは、なくなり次第終了とさせていただきます。予めご了承ください。

「SHIRO ルミネ池袋店」住所 : 東京都豊島区西池袋1-11-1 ルミネ池袋 B1電話番号 : 03-5954-8246営業時間 : 11:00-21:00

取扱製品 : スキンケア・メイクアップ・フレグランス商業施設HP : https://www.lumine.ne.jp/ikebukuro/

【会社概要】

SHIROについて「自分たちが毎日使いたいものをつくる」というシンプルな想いからスタートしたコスメティックブランド。

自社内に開発から販売まですべての機能を持ち、創業当初からエシカルな信念に基づくものづくりを続けている。厳しい自然が育んだ素材を国内外から見つけ出し、そのちからを最大限に引き出すスキンケア、メイクアップ、フレグランスアイテムを提案。日本全国に直営店舗を展開するほか、ロンドンや台湾に実店舗を構え、米国では自社EC、中国では越境ECでの販売を行う。製品に使う素材同様、厳選した食材を届ける食のセレクト[SHIRO

LIFE]、素材のおいしさを料理で伝えるカフェ[SHIRO CAFE]、SHIRO が提案する美しさを最大限体感できるサロン[SHIRO

BEAUTY]などの業態も展開。

2021年6月から、SHIROの創業地である北海道砂川市にて、工場の移転新設と市全体の活性化を目指すまちづくり「みんなのすながわプロジェクト」を推進。2023年1月から新工場の稼働をスタートさせ、4月に新工場と付帯施設を含む「みんなの工場」をオープン。オープンから半年間の来場者数は約20万名、そのうち25%は北海道外からの来場者が占めた。

同月、一棟貸しの宿泊施設「MAISON

SHIRO(メゾンシロ)」を北海道長沼町に着工。従来の方法とは異なる、森林環境に配慮した「森に合わせた設計建築」を進め、2024年春頃開業を目指す。

ブランド誕生から15年目を迎える2024年には、ものづくりと店舗づくりの2つにおいて、すべての資源の価値を見つめ直す「SHIRO

15年目の宣言」を表明し、地球の未来のために廃棄物ゼロを目指すことに取り組む。会社概要企業名: 株式会社シロ所在地: 〒107-0061 東京都港区北青山

3-6-7 青山パラシオタワー8F設立: 1989年10月23日代表取締役: 福永 敬弘 (ふくなが たかひろ)事業内容:

自社ブランド「SHIRO」の企画、開発、製造、販売、店舗運営 (「SHIRO / 化粧品・雑貨」「SHIRO LIFE / 食物販」「SHIRO CAFE /

飲食」「SHIRO BEAUTY / サロン」)、SHIROオンラインストア等、通販事業運営公式オンラインストア:

https://shiro-shiro.jp/公式Instagram:

https://www.instagram.com/shiro_japan?igsh=NTc4MTIwNjQ2YQ==

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000032936.html

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