矢野聖人が13年ぶりの写真集に大満足！「『マサトーン』で覚えてください（笑）」

2024年3月17日

矢野聖人写真集「TONE」の発売を記念したイベントが、3月17日（日）に開催。イベントの前に行われた会見に、矢野聖人が登場した。矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

俳優・矢野聖人の写真集「TONE」が3月15日（金）に発売された。

本書は、矢野がさまざまなテーマに沿ったビジュアルに“変身”し、まるで映画のような写真表現の数々を収録。気品あふれるまなざしとアンニュイな表情を浮かべた“大人の男”、“日常”を切り取った姿、“危険な男”、“青年”、“特殊な料理シーン”でのエプロン姿など、表現力のふり幅全開でバラエティー豊富な1冊となっている。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

会見に登場した矢野は、写真集を手に取った感想として「ただの写真集にするのは嫌だなと思って、『いろんな役ができる矢野聖人』という形で作っていただきました。完成したものを見た時にイメージ通りの形になっていたので、すごくうれしかったです」と出来栄えに満足な様子。

写真集を出したのは13年ぶりだそうで、当時と現在の変化についての質問には「顔ですね。最近は白髪も増えました。ここは明らかに変わっています」とすかさず回答。「19歳の時はすごく細かったので50kgぐらいだったんですけど、今は60kgぐらいになって、13年とともに13kgほど増えたって感じです」とユーモアあふれる言葉で振り返った。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

写真集のタイトル「TONE」は、「いろんな役柄を見せたい」という意味がこめられているそうで「同じ意味合いで『パターン』もありましたが、タイトルとしてはありきたりな感じがして。似た意味の単語を探していく中で『TONE』を思いついて、響き的にもいいなと思ったので選びました」と明かし、「（名前の“まさと”と掛けて）『マサトーン』ということで覚えてもらって（笑）」とお茶目な一面を見せた。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

お気に入りのカットには、波しぶきをバックに“ヒーロー”をイメージしたという1枚をセレクト。「撮影1発目の写真で、ちょうどよく波が来るのを狙いつつ、場所もギリギリのところを攻めてすべてが嚙み合った1枚だなと思ったので、お気に入りです」とその理由を述べた。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

また、撮影に向けて体作りに力を入れていたそうで「写真集のお話をいただいてから撮影までの期間が短かったので、可能な限りやりました。毎日お酒を我慢して、鶏胸肉やブロッコリーを食べて、ジムにもたくさん通って、体重は3.5kg、体脂肪は6%ほど落としました」とストイックに向き合っていたようだ。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

矢野は、2023年3月から24年2月にかけて放送された「王様戦隊キングオージャー」で主人公の兄・ラクレスを演じた。1年の撮影期間を終えて「役者をやってきた中で、特撮に携わる経験がなかったので、35歳を超えてから変身できてうれしかったです。ラクレスというキャラクターが、皆さんの中で育って人気が出てくれたので、やってよかったなと思います」と感慨深げにコメントした。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

ヒーロー役を1年間やっていたことから、今後は正反対の役柄に挑みたいそうで「悪い役で極道をやってみたい」と宣言。さらに、「『花より男子』みたいなキラキラ系もやってみたい」と憧れを告白し、「キラキラ系があまりないんですよね。なんでなんですかね…（笑）」と会場の笑いを誘った。続けて「この写真集を機にキラキラした役もやりたいです！」と目を輝かせた。

これまでは犯人やいじめる役柄が多かったそうで「この間Wikipediaを見たら、“怖い役・犯罪者といったイメージの役柄が多い俳優”みたいな感じで書かれていたんですけど…」と笑いつつも「犯人役などやりがいはありますが、たくさん演じてきたので、やっぱりキラキラ系もやりたい」と再度アピール。“キラキラ系”に対する熱い思いが感じられた。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）

さらに、話題は「花より団子」に及び、作中に出てくるグループ・F4のメンバーの中でどの役を演じたいか問われると「髪型と眉毛感で言ったら道明寺なんですけど、ぜひ金髪にして花沢類をやってみたい」と花沢類のポーズを披露しながら返答。「僕には無い部分があるからこそやってみたいです」と理由を語り、「イメージと違う役に挑戦することで、新たに役者としての可能性を広めて、いろんなお話をいただきたいです」と意気込んだ。

矢野聖人写真集「TONE」（東京ニュース通信社刊）