政治家24人の肉声から戦時体制の実態に迫る、保阪正康『戦時下の政治家は国民に何を語ったか』発売

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株式会社NHK出版 プレスリリース:2024年11月11日 報道関係者各位

政治家24人の肉声から戦時体制の実態に迫る、保阪正康『戦時下の政治家は国民に何を語ったか』発売

初の普通選挙、太平洋戦争、そして終戦。時の首相は、壇上から何を訴えたのか?

浜口雄幸、犬養毅、近衛文麿、東條英機…NHKに残された当時の貴重な音源から政治家の本質に迫る

保阪正康『戦時下の政治家は国民に何を語ったか』2024年11月11日発売 定価1,023円(税込)

昭和史研究の泰斗・保阪正康さんの新刊『戦時下の政治家は国民に何を語ったか』が11月11日にNHK出版から発売されます。

戦時下の政治家の演説には、政治家の本質が鮮明に現れていると言ってよい。ぜひ本書での各指摘を参考に政治の本質を考え、現在の政治を見つめる視点を確立してほしい。――「はじめに」より

昭和の幕開けから戦時体制へ、歴史が最悪のシナリオに向かう過程で、時の首相は、各党の指導者は、国民に何をどう語ったのか。本書は、1928年に

初の普通選挙に臨んだ田中義一から、1945年の終戦時に内閣を率いた鈴木貫太郎まで、NHKに残された戦前・戦中の政治家24人の貴重な肉声を活字化

し、満洲事変や日中戦争を経て太平洋戦争に至る間の発言を通して、政治家たちが何を考え、どのように国民の戦争意欲を高めたのか、その思考経路をたどります。

上段左より、田中義一、浜口雄幸、若槻礼次郎、犬養毅。下段左より、広田弘毅、近衛文麿、東條英機、鈴木貫太郎。ほか16人の政治家の肖像写真など、画像資料を豊富に収載。出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」

(https://www.ndl.go.jp/portrait/)【本書に登場する政治家たち(掲載順)】田中義一 浜口雄幸 尾崎行雄 安部磯雄 大山郁夫

若槻礼次郎 犬養毅 永井柳太郎 井上準之助 高橋是清 斎藤実 松岡洋右 岡田啓介 広田弘毅 林銑十郎 近衛文麿 平沼騏一郎 阿部信行 斎藤隆夫 東條英機

中野正剛 米内光政 小磯国昭 鈴木貫太郎

■『戦時下の政治家は国民に何を語ったか』目次はじめに第一章 初の普通選挙に臨む第二章 満洲事変勃発第三章 国際連盟脱退から日中戦争へ第四章 第二次世界大戦始まる

第五章 太平洋戦争、そして終戦関連年表本書に登場した政治家たちおわりに

■著者保阪正康(ほさか・まさやす)

1939年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。同志社大学文学部卒。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。著書に『昭和陸軍の研究』『昭和の怪物

七つの謎』『昭和史のかたち』『戦争という魔性 歴史が暗転するとき』、共著に『太平洋戦争への道 1931─1941』『日本人の宿題』など。

■第一章「初の普通選挙に臨む」冒頭

■商品情報

NHK出版新書730『戦時下の政治家は国民に何を語ったか』保阪正康 著2024年11月11日発売ISBN978-4-14-088730-1

定価1,023円(税込)新書判 208ページECサイト:

https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887302024.htmlAmazon:

https://www.amazon.co.jp/dp/4140887303/ 当リリースの詳細について

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