マッチング理論で社会をよりよい方向へ。リンクバルグループ会社MiDATAと東京大学マーケットデザインセンターが共同研究を開始
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株式会社リンクバル プレスリリース:2024年07月17日 報道関係者各位
マッチング理論で社会をよりよい方向へ。リンクバルグループ会社MiDATAと東京大学マーケットデザインセンターが共同研究を開始
恋愛・人材マッチングプラットフォームにおけるミスマッチを解消
マッチングアプリ「CoupLink」等を運営する株式会社リンクバル(代表取締役社長 吉弘
和正、以下「リンクバル」)は、リンクバルのグループ会社で、AIサービス開発を行う株式会社MiDATA(本社:東京都中央区、代表取締役社長 後藤
司、以下「MiDATA」)が、2024年7月16日、国立大学法人東京大学大学院経済学研究科東京大学マーケットデザインセンター(所在地:東京都文京区、センター長:小島
武仁、以下「UTMD」)と、データを活用し対象者双方の嗜好性を考慮した「two-sided
recommendation※」のアルゴリズム改良と、データに基づく新技術の性能検証についての共同研究(以下、「本取り組み」)を開始したことをお知らせいたします。
※ 推薦対象の両側(例:求人企業と求職者の双方)の選好を考慮に入れて最適なマッチングを薦める推薦システム■背景・目的
マッチングプラットフォームを上手く機能させるためには、プラットフォーム上でマッチする2種類のユーザー・グループ(例:
女性と男性、企業と求職者)の双方が持つ、「どの相手とマッチしたいか」という選好(希望)を尊重しなければなりません。データに基づき、双方の選好を考慮しつつ、推薦するマッチング相手を決めるtwo-sided
recommendationは、この課題を解決するための有力な手段です。本取り組みではtwo-sided
recommendationのアルゴリズム改良を行い、有効性と課題の検証のためにリンクバルが運営するマッチングアプリ「CoupLink」を利用します。■概要
MiDATAはこれまで、マッチングアプリ「CoupLink」において、機械学習等のAI技術に加えてマッチング理論の考え方を適用し、two-sided
recommendationの開発を続けてきており、マッチ数の380%増加など、高い実績を上げてきました。この度、MiDATAが開発してきたtwo-sided
recommendationの仕組みに、UTMDの持つマッチング理論の最先端の知見を適用することで、アルゴリズムの更なる改善が実現可能かどうかの共同研究を開始します。
■様々なマッチングプラットフォームにおいて最適なマッチングを実現
当社グループは、本取り組みを通じた将来的な目標として、日本が直面する少子化とそれに伴う企業の人材不足という二つの重要な社会問題に対する解決策を提供することを目指しています。
少子化問題においては、経済的・社会的要因の他に、出会いの減少も一因と考えられます。内閣府が公表した2022年版「少子化社会対策白書」では、内閣府が全国の約1万人を対象に調査した結果、2021年4月~5月時点で出会いを求めている未婚者のうち、13.1%が「新たな出会いが減少した」、17.3%が「新たな出会いが非常に減少した」と回答しています。さらに、多くの男女が「いずれ結婚する」ことを希望しながら、「適当な相手にめぐり会わない」と回答。前述のとおり、「CoupLink」において、機械学習等のAI技術に加えてマッチング理論の考え方を適用してきましたが、より効率的に最適な相手とのマッチング促進の実現に向けて、当社グループ全体で取り組んでまいります。
企業の人材不足における問題についても、当社グループで本取り組みの成果を活用し、求職者と求人企業の双方にとって最適なマッチングを実現することで、雇用のミスマッチを解消し、生産性向上へ寄与することを目指します。
東京大学大学院経済学研究科東京大学マーケットデザインセンターについて
近年、経済学において「人々にとって望ましい結果を得るにはどのような制度=ゲームのルールをデザインすればよいか」を追究する、マーケットデザインと呼ばれる領域が注目を集めています。UTMDは、マーケットデザインを支える「マッチング理論」「オークション理論」等の理論研究と、マーケットデザインの知見を現実の制度改善に反映する社会実装の拠点として、2020年秋に設立されました。教育・保育、労働市場、災害・医療、環境制度設計などの領域において、企業・自治体などとの共同研究に取り組んでいます。
所在地:東京都文京区本郷7-3-1代表者:東京大学マーケットデザインセンター長 小島 武仁URL:
https://www.mdc.e.u-tokyo.ac.jp/株式会社リンクバルについて
リンクバルは「出会いを作るプロ集団」として、人との出会いに楽しさを見出してもらえるよう、一人ひとりの可能性が広がる様々な「出会い」をワンストップでつなぐプラットフォームを提供しています。事業は、イベントECサイト『machicon
JAPAN』や恋活・婚活マッチングアプリ『CoupLink』、1対1で出会えるカフェラウンジ『1on1 for
Singles』、オンライン結婚相談所『マリッジスタイル』で出会いのきっかけをつくり、カップル成立後は『Pairy』でサポートを行っております。当社は多くのパートナー企業様をはじめ様々なステークホルダーとのつながりによって大きく成長してきました。つながりの大切さを知っているからこそ、そこから生まれる感動や刺激をユーザーの皆様に届けてまいります。
代表取締役社長:吉弘 和正会社設立 :2011年12月資本金 :50,000千円所在地 :東京都中央区明石町7-14 築地リバーフロント6F事業内容
:イベントECサイト運営サービス、WEBサイト運営サービス、その他関連アプリ運営サービス公式HP :
https://linkbal.co.jp/株式会社 MiDATAについて
MiDATAは、主にtoC企業を対象としたAIソリューションを提供してまいります。マッチングサービスやオンラインコミュニケーション分野を中心に、AIマッチングエンジン、画像解析、予測分析などの最先端技術を活用したソリューションの提供がメインとなります。これらのソリューションを通じて、企業はユーザーエクスペリエンスの向上やサービス品質の最適化を実現し、事業の競争力を高めることが可能となります。さらにMiDATA社は、これらのtoC企業に特化したソリューションをベースに、他業界や業種にも適応可能なAIソリューションを開発・提供していくことで、幅広い顧客ニーズに応えていくことを目指しております。
代表取締役社長:後藤 司会社設立 :2023年5月資本金 :30,000千円所在地 :東京都中央区明石町 7-14 築地リバーフロント 6F事業内容
:AI開発事業および AIコンサルティング事業公式HP :
当リリースの詳細について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000683.000004786.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000683.000004786.html
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