松井機業、コクヨが協業し伝統と現代が融合したサステナブルな手帳「しけ絹手帖」新発売

しけ絹を表紙に使用したしけ絹手帳

「光をとどける」をビジョンに掲げ、建材向けの高級絹織物「しけ絹※」を製造する創業明治10年の株式会社松井機業(本社:富山県南砺市、代表:松井紀子、以下:松井機業)は、コクヨ株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:黒田英邦、以下:コクヨ)と協業し、2024年8月7日(水)より、サステナブルな手帳「しけ絹手帖」を発売いたします。

※しけ絹とは?

通常1頭の蚕が一つの繭を作るのですが3%以下の確率で2頭の蚕が一つの繭玉を作り出すことがあります。その繭玉からできる糸(玉糸)を織り上げたのがしけ絹です。太さが不均一で節がある玉糸で織り上げられたしけ絹は、世界にまたとない美しい模様を浮かび上がらせます。

▼ 商品の特長

コクヨ創業者のルーツでもある富山県で450年前から生産される伝統的な絹織物「城端絹」。その中の一つであるしけ絹を表紙に使用。本来、北陸地域で高級襖紙に使われるものの、小傷などで使用できず、松井機業に長年保管されていたものを表紙に再利用。サステナブルな手帳として生まれ変わりました。

デジタルとアナログの融合「しけ絹手帖」は、デジタル管理の予定を手帳サイズに出力可能。PCやスマホで管理しているスケジュールをアプリ「KAKIKO

カレンダー」を使用することで、手帳サイズに縮小印刷し、手帳にきれいに貼り付けることができます。古今の機能を併せ持つ新しい手帳です。松井機業の小物ブランド「ヨハナス」のECサイト(

https://johanas.stores.jp/)

およびコクヨ商品取り扱い販売店にて販売されます。

1~12のインデックス付きで、月毎やテーマ毎に使い分けが可能。また、しけ絹の独特な風合いを楽しめる表紙と、サステナブルな商品設計が特長です。▼ 開発背景

富山の伝統と革新が生む新たな価値

「しけ絹」は北陸地域で使用される最高級襖紙として、長年多くの人々の生活を彩ってきました。しかし、急速な生活様式の変化に伴い、絹織物業者は減少し、2020年には松井機業が最後の一軒となってしまいました。

富山県南砺市城端にある松井機業の工場

北陸地域の最高級襖紙「しけ絹」新たな命を吹き込む

時代の変化に直面した松井機業は、倉庫に眠る「しけ絹」の大量の在庫に目を向けました。この高級襖紙としては小傷などで使用できず長年保管されていた「しけ絹」を、新たな形で活用できないかと模索しました。そこで、創業者のルーツが富山にあるコクヨに相談をしました。

倉庫に保管してあるしけ絹コラボレーションの力

コクヨもまた、創業者の生誕の地富山の伝統を活かしたサステナブルな活動に賛同し、協力を快諾しました。こうして、松井機業とコクヨは2年半にわたる試行錯誤を経て、「しけ絹手帖」を完成させることに成功しました。

「しけ絹手帖」は、しけ絹の美しさとデジタル時代の利便性を兼ね備えた新しい形の手帳です。伝統的な素材に新たな命を吹き込み、持続可能な未来を創造する一歩となりました。

商品情報商品名: しけ絹手帖本体品番: KE-AC44JANコード: 4901480391748本体寸法: W132mm×H216mm×D13mm(A5変形)

本体重量: 276g仕様: 上製本、3mm方眼罫、192ページ、紙厚81.4g/平方メートル 、タブインデックス(1~12)付き価格: 2,200円(税込)

商品の詳細については、コクヨお客様相談室よりお問い合わせください。

https://www.kokuyo.co.jp/support/会社概要【コクヨ株式会社】代表者:黒田英邦(代表執行役社長)創業:1905年

本社:大阪府大阪市東成区大今里南六丁目1番1号事業内容:文具・オフィス家具の製造・仕入れ・販売、空間デザイン・コンサルテーションなどHP:

https://www.kokuyo.co.jp/

https://www.kokuyo.co.jp/【株式会社松井機業】本社所在地:

富山県南砺市城端3393代表取締役: 松井紀子創業: 1877年事業内容: 建材・着物・表具・小物製品用の城端絹の製造販売HP:

https://www.matsuikigyo.com/■しけ絹手帖販売サイト松井機業小物ブランド

「ヨハナス」オンラインストア: https://johanas.stores.jp/

https://johanas.stores.jp/

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000147570.html

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